配当利回り4%台の学究社の23年3月期決算です。
事業セグメントは、教育事業、マンションを扱う不動産事業及びその他からなります。
今期の教育事業は少し伸び悩みました。
セグメント |
2022 |
2023 |
増減率 |
教育事業 売上高 |
11,789 |
12,299 |
+4.3% |
不動産事業 売上高 |
121 |
168 |
+38.8% |
その他 売上高 |
583 |
800 |
+37.3% |
売上高は、6億円増加した一方で、売上原価は6億円増、販管費は-2億円減でした。
その結果、売上総利益率は39.1→37.6%に悪化、営業利益率は18.8→21.3%に改善しています。
売上総利益率はともかく、営業利益率が上がったので良しとします。
資産は、現預金が20→19億円で微減でした。
また、建物及び構築物も54→58億円に増加しています。
負債は、長期借入金が17→15億円に圧縮されました。
利益余剰金は33→42億円に増えて、バランスシートの中身も一段と改善されたようです。
営業キャッシュフローマージンは16→20%と上がり、フリーキャッシュフローは13→17億円に増加しています。
株価は、2,000を超えてもたついています。
ここから先は、少子化もあって厳しそうです。
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