隠れた高ROE企業であるMonotaROの16年12月期決算です。 BtoBではありますが、検索エンジンへのインターネット広告や検索エンジン最適化による営業活動は、まるでIT企業のようです。 登録口座も順調に増加しており、430,857増の2,207,427口座となっています。 売上高は、121億円増加した一方で、売上原価は75億円増、販管費は22億円増でした。 その結果、売上総利益率は30.4→31.4%、営業利益率は12.3→13.6%に改善しています。 工場用間接材のAMZNを目指すがごとく、順調に業績拡大しています。 資産は、現預金が112→72億円に減少しました。 一方で笠間ディストリビューションセンターの開設に先立ち、固定資産が16→103億円に増加しています。 負債は、長期借入金が69→66億円に減少しています。 未払金が14→42億円に増加していますが、何が要因なのでしょう? いずれにしろ純資産も増加しており、特段気になる点は見当たりません。 今期はディストリビューションセンター投資が目立ちますが、営業キャッシュフローの伸びも見て取れます。 親会社のGWWと同じく、順調にポジションを固めつつあります。 その手の方々には重宝されるニッチの成長銘柄ですが、PER60ではなかなか手が出ません。 |
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