かつての旗艦銘柄であるChevronの21年12月期決算です。
上流部門は大幅黒転を果たしました。
国内下流部門も黒転となって、全部門で利益を計上しています。
Upstream |
2021 |
2020 |
増減率 |
U.S. |
$7.3B |
-$1.6B |
- |
International |
$8.5B |
-$0.8B |
- |
Total |
$15.8B |
-$2.4B |
- |
Downstream |
2021 |
2020 |
増減率 |
U.S. |
$2.4B |
-$0.5B |
- |
International |
$0.5B |
$0.6B |
-15% |
Total |
$2.9B |
$0.0B |
+6200% |
売上高は$94.4B→$155.6B、営業利益は-$5.4B→$16.0Bと増収増益でした。
完全にコロナの影響を脱して、2018年並みの収益水準に戻しています。
資産は、現預金が$5.6Bで横ばいでした。
在庫は$5.7B→$6.3Bと微増でした。
負債は、長期借入金が$42.8B→$31.1Bと減少しています。
他には、留保利益が$160.4B→$165.5Bと増加しています。
営業キャッシュフローは$10.6B→$29.2Bと3倍近く増やして、営業キャッシュフローマージンも11%→19%に回復しました。
営業キャッシュフローに対する配当の割合は91%→35%と例年水準に戻しました。
カーボンニュートラルの流れにあって、ウクライナ危機のあおりで原油が高騰しています。
株価も3月に入って$170と高水準に達したこともあって、手持ちを全数処分して撤退しました。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます