国内の高配当銘柄であるNTTの23年3月期決算です。
固定回線ベースは苦戦していますが、成長著しいグローバル・ソリューションが補っています。
ただし利益面では相変わらずDocomo頼りです。
セグメント |
2022 |
2023 |
増減率 |
総合ICT 売上高 利益 |
58,702 10,725 |
60,590 10,939 |
+3.2% +2.0% |
地域通信 売上高 利益 |
32,076 4,400 |
31,776 4,205 |
-0.9% -4.4% |
グローバル 売上高 SOL 利益 |
36,152 2,105 |
40,917 2,656 |
+13.2% +26.2% |
その他 売上高 利益 |
13,960 725 |
18,070 892 |
+29.4% +23.0% |
売上高は¥12.2兆→¥13.1兆、営業利益は¥1.8兆と増収微増益でした。
少しずつ海外に活路を開きつつあるようです。
資産は、現預金が¥0.83兆→¥0.79兆と減少しています。
その他に、有形固定資産が¥9.3兆→¥9.7兆と増加しています。
負債は、長期借入金が¥5.7兆→¥6.4兆と増加しています。
利益剰余金は¥7.3兆→¥8.2兆と積み上がっています。
売上債権の増加が営業キャッシュフローの足を引っ張っています。
配当余力への影響を見守りたいです。
株価は上昇基調です。
高配当銘柄への期待感が底支えしているようです。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます