ウォッチ銘柄であるJPMCの24年12月期決算です。

運用戸数が初の純減に転じてしまいました。
ただし収益性の向上に取り組んだことで、増収は維持できたようです。
業種 |
2023 |
2024 |
増減 |
不動産収入 |
53,031 |
53,778 |
+2.8% |
運用戸数 |
110,206 |
108,953 |
-1.253 |
不動産付帯 |
2,541 |
2,593 |
+2.0% |
その他 |
1,780 |
2,616 |
+47.0% |
売上高は16億円増加したのに対して、売上原価は8億円、販管費は7億円増加しています。
その結果、売上総利益率は12.3→13.4%、営業利益率は4.5→4.6%に改善しています。
戸数ベースは頭打ちとなり、今後も個別の収益性を追求するようです。

資産は、現預金が69→76億円と回復しています。
その他には、営業貸付金が22→21億円と減少しています。
負債は、長期借入金が17→8億円と減少しています。
資産は、利益余剰金が94→103億円と積み上がっています。

営業キャッシュフローは20→30億円と増加、営業キャッシュフローマージンも3→5%と改善しました。
債権や資産の圧縮が奏功したようです。
株価は漸減しています。
規模拡大から収益向上に舵を切りましたが、お手並み拝見です。
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