ポートフォリオの一角を成すSMSの21年3月期決算です。
高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続けることをミッションとしています。
今期はコロナの影響もあって、医療キャリアがマイナスに転じるなど、伸び悩みの内容でした。
事業 |
2021 |
2020 |
増減額 |
増減率 |
介護キャリア |
10,950 |
10,618 |
+322 |
+3.1% |
医療キャリア |
12,716 |
13,218 |
-502 |
-3.8% |
介護事業者分野 |
5,918 |
4,894 |
+1,023 |
+20.9% |
海外分野 |
5,147 |
5,276 |
-128 |
-2.4% |
事業開発分野 |
1,227 |
1,133 |
+95 |
+8.8% |
売上高は、8.2億円増加した一方で、売上原価は0.9億円減、販管費は3.8億円増でした。
その結果、売上高総利益率は88.5→89.0%、営業利益率は14.0→15.2%に改善しています。
売上高は伸び悩みましたが、原価低減もあって利益率は改善したようです。
資産は、現預金が111→105億円に減少しました。
のれん代は101→88億円と圧縮されています。
負債は、長期借入金が151→106億円と大幅に減少しました。
一方で、利益余剰金が191→231億円と増加しています。
営業キャッシュフローマージンは20%に迫るまで上がってきました。
フリーキャッシュフローは、債務の圧縮に注ぎ込まれているようです。
増収増益基調を維持していても、決算後は売り込まれています。
いつまでホールドするかは悩みどころです。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます