久々に見るリログループの19年3月期決算です。 「日本初のグローバル・リロケーションカンパニーになる」というビジョンの元、事業展開しています。 国内事業に比べて、海外事業の伸び悩みが見て取れます。
売上高は、254億円増加した一方で、売上原価は190億円、販管費は39億円増でした。 その結果、売上総利益率は17.3→18.1%、営業利益率は6.8→7.1%に改善されています。 規模の割りに、地道に改善されているのは好感できます。 資産は、現預金が279→273億円でほぼ横ばいでした。 有形固定資産が83→173億円に急増しています。 負債は、長期借入金が54→122億円に急増しています。 転換社債型新株予約権付社債は、268→262億円でバランスシート上でも依然大きな割合を占めています。 今のところ、積み上げたキャッシュはあまり使われていません。 損益はともかく、キャッシュフローが今一つに見えるのは何故でしょう。 株価も、18年以降は一進一退の様相です。 そろそろ見直される機会が来るのでしょうか。 |
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