ウォッチ銘柄であるミズホメディーの24年12月期決算です。

体外診断用医薬品メーカーで、事業は病院・開業医分野とOTC・その他分野からなります。
今期は、両分野とも増収だったようです。
市場分野 |
2023 |
2024 |
増減率 |
病院・開業医分野 |
10,636 |
11,046 |
+3.9% |
OTC・その他分野 |
352 |
382 |
+8.5% |
売上⾼は4億円増加した⼀⽅、売上原価は4億円増、販管費は2億円増でした。
その結果、売上総利益率は73.5→70.7%、営業利益率は46.9→43.0%に悪化しています。
高水準とは言え、ジリジリ切り下がっているのは気掛かりです。

資産は、現預⾦が101→112億円と増加しました。
また、売掛金が38→40億円と増加しています。
負債は、有利子負債は計上されていないようです。
また利益余剰金は149→166億円と増加しています。

営業キャッシュフローは40→33億円と減り、マージンも36→29%と悪化しています。
売上債権の増加が足を引っ張っています。
株価は、漸減傾向です。
ポストコロナの成長性を打ち出せるかが課題に見えます。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます