かつての主力銘柄であるAT&T(T)の21年12月期決算です。
Warnerは切り離し前ですが、増収減益で着地しました。
Communicationは増収横ばいでしたが、Videoが大きく減収しています。
上段:Revenue、下段:Operating Income
事業 |
2020 |
2021 |
増減率 |
Communications |
$110.0B $28.3B |
$114.7B $28.3B |
+4.3% -0.1% |
WarnerMedia |
$30.4B $8.2B |
$35.6B $7.3B |
+17.0% -11.4% |
Latin America |
$5.7B -$0.7B |
$5.4B -$0.4B |
-6.3% - |
Video |
$28.6B - |
$15.5B - |
-45.8% - |
売上高は$172B→$169B、営業利益は$6B→$23Bで減収増益でした。
本業回帰で、収益は安定化するのでしょうか。
資産は、現預金が$9B→$32Bと大幅回復しました。
一方で、のれん代も$135B→$133Bと小幅圧縮されました。
負債は、長期借入金が$154B→$153Bと微減しました。
純資産も、$179B→$184Bと増加して、バランスシートも増加傾向に転じました。
営業キャッシュフローマージンは、20%台半ばで安定しています。
事業の伸びしろよりは、投資キャッシュフローの抑制が良さそうには見えます。
株価は下げ止まりません。
まだ事業建て直しに信頼が得られていないようです。
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