JASDAQ-TOP20のトップだったセリアの20年3月期決算です。 直営店比率が一段と高まりましたが、既存店の売上高は前期比99.9→99.4%と微減が続いています。
売上高は110億円増加した一方で、売上原価は62億円、販管費は40億円増加しました。 その結果、売上総利益率は43.3%で横ばい、営業利益率は9.8→9.7%と悪化でした。 COVID-19特需はあったものの、利益率の低下は止まっていません。 資産は、現預金が371→423億円に増加しました。 その他に、建物が292→334億円に増加した他、有価証券が30億円計上されています。 負債は、今期も有利子負債は計上されていません。 利益余剰金も645→723億円に増加しました。 営業キャッシュフローは持ち直して、マージンも改善されました。 フリーキャッシュフローも100億円を突破しています。 株価は昨夏を底に上昇しています。 COVID-19をものともせず、JASDAQ-TOP20のトップを奪還できるでしょうか。 |