九州発グロース銘柄であるコスモス薬品の20年5月期決算です。![]() ドラッグストアを展開しており、店舗数はインバウンド急減などで15店舗閉鎖しながら大台に乗せました。 一方、激戦区である関東の店舗数はまだ一桁です。
売上高は、733億円増加した一方で、売上原価は601億円増、販管費は89億円増でした。 その結果、売上高総利益率は19.9→19.7%で微減、営業利益率は4.1→4.3%で微増しました。 売上高を上げながら、利益率はほぼ維持されたので合格点でしょうか。 ![]() 資産は、現預金が190→521億円と激増しました。 また、建物及び構築物は1,749→1,924億円に増加しました。 債務は、長期借入金が71→56億円に減少しました。 利益余剰金は1,178→1,372億円に増加しています。 ![]() ![]() 今期は営業キャッシュフローが大きく伸びて、営業キャッシュフローマージンも10%となりました。 投資キャッシュフローも若干抑えたことで、400億円近いフリーキャッシュフローを得ています。 結果としてコロナが逆風とならなかったようで、順調に業績を伸ばしています。 株価も1年前を底として最高値を更新しており、このご時勢では勝ち組に見えます。 ![]() |