ウォッチ銘柄である日本コンセプトの19年12月期決算です。 タンクコンテナを特徴とする国際物流を展開しています。 稼働率は低下したものの基数は増えているため、輸送量自体は増えたようです。
売上高は、5.4億円増加した一方で、売上原価は4.2億円、販管費は0.6億円増でした。 その結果、売上高総利益率は27.9→27.7%、営業利益率は15.9→15.7%に悪化しています。 変化量自体は僅かなので、利益率はほぼ横ばいと見て良いでしょう。 資産は、現預金が37.7→42.7億円と増加しました。 タンクコンテナは、73.0→75.0億円に増加しています。 負債は、長期借入金が26.6→19.3億円に減少しています。 リース債務は19.7→26.8億円に増加した一方で、純資産は98.9→108.6億円に増加しています。 営業キャッシュフローは増加に転じて、営業キャッシュフローマージンも20%に迫っています。 昨年より投資キャッシュフローが抑えられて、フリーキャッシュフローも増大しました。 2017年にスタートした高圧ガスビジネスが順調なようです。 こうした施策でCOVID-19の影響に打ち勝てるか注目しています。 |