日本株ポートフォリオの一角を成すSMSの18年3月期決算です。 事業は、キャリア・介護事業者・海外・事業開発からなります。 主力のキャリアは、介護キャリアが大きく伸びて、依然として売上高の60%強を占めています。 前年マイナス成長だった医療キャリアも10.9%となった他、介護事業者・海外も順調でした。 売上高は、35.6億円増加した一方で、売上原価は6.1億円、販管費は25.7億円増でした。 その結果、売上高総利益率は83.8→83.7%、営業利益率は15.8→15.1%に悪化しています。 のれん償却が重いようですが、問題なくこなせそうです。 資産は、現預金が78.3→95.2億円に増加しました。 相変わらず、のれん代も112→115億円計上されています。 負債は、長期借入金が102→97億円に減少しました。 バランスシートは、あまり変化が無いようです。 昨年は大きなM&Aは無かったこともあり、手元資金が積み上がっています。 今年は何か動きはあるでしょうか。 人手不足の日本だけで無く、発展するアジア市場にも狙いを定めているようです。 M3に負けないよう、頑張って欲しいものです。 |