2017/10/1 三機サービス（6044）

IPOから発掘してみよう第三弾、三機サービスの17年5月期決算です。 設備メンテナンスを展開しており、事業セグメントは、空調機器メンテナンス事業とトータルメンテナンス事業からなります。 空調機器メンテナンス事業は、パナソニック指定店として大型空調機器のメンテナンスを手掛けており、増収増益でした。 トータルメンテナンス事業は、24時間365日稼働でスーパーやコンビニのメンテナンスを手掛けており、こちらも増収増益でした。 売上⾼は21.6億円増加した⼀⽅、売上原価は18.3億円増、販管費は1.9億円増でした。 その結果、売上総利益率は23.3→21.4%に悪化、営業利益率は6.0→6.1%に改善しています。 トータルメンテナンスにおける採用増のためか、売上原価はかさんでいるようです。 資産は、現預⾦が8.3→10.6億円と増加しました。 サービス業態のため、固定資産は軽めのようです。 負債は、長期借入金が2.2→1.6億円と減少しています。 厚めの自己資本もあって、素人目には特に気になる点は見当たりません。 昨年は研修センター開設に伴う投資がありましたが、今年は顕著な動きは無かったようです。 利益率が特段高い訳でもなく、業務も正直地味です。 一方、右肩上がりの売上高は魅力的でもあり、少し様子見したいと思います。