ひふみ投信の組み入れ銘柄であるアウトソーシングの15年12月期決算です。 製造系アウトソーシングと事業技術系アウトソーシング事業の2本柱からなりますが、収益性は事業技術系の方が高いようです。 海外事業も売上高の20%を占め、アジアから欧州、豪州、南米へ事業拡大を図っているようです。 売上高は、214億円増加した一方で、売上原価は169億円、販管費は35億円増でした。 その結果、売上総利益率は20.1→20.4%、営業利益率は3.4→3.9%に改善しています。 トラストテックに比べると、製造系が足を引っ張って利益率が低いようです。 資産は、現預金が66.7→92.2億円に増加しました。 その他に南米子会社の株式取得により、のれん代が17.9→67.0億円に増加しています。 負債は、短期借入金が38.9→75.6億円に急増しています。 長期借入金も17.6→20.2億円に増加しており、今後もM&Aに備えているようです。 子会社株式の取得に48.1億円支出しています。 16年12月期も活発なM&Aが予想されます。 手持ちのトラストテックに比べると、今のところ食指は動きません。 海外事業が大当たりするようであれば、検討を進めたいと思います。 |