ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

《《だんじり・彫り物》》

2014年10月12日 21時19分02秒 | 日記
            《《だんじり・彫り物》》


今朝の最低気温は午前3~6時の19.9℃。  最高気温は午後3時の24.8℃。
日差しも有って今のところ台風の影響は全くありません。 日中は汗ばむ陽気の一日でした。

散歩に出た9時の気温は23.6℃、台風の影響が心配さただんじり祭りですが、
問題なく行われました。 今日は久米田寺にだんじり祭りを見に行って来ました。
昼前に着いたのですが既に昼食時間になっていて、走っているだんじりは撮れませんでした。
そこで、被写体を「だんじりの彫り物」に替えて撮って来ました。

 
「だんじり(山車)」には、神話や合戦、故事などの様子が、細かい彫り物で描かれています。
彫刻を施されている木は「ケヤキ(欅)」です。 走る美術工芸品とも云われていて、
新らしく作るとなると1台1億円以上するらしいですよ。 町内の寄付も大変らしいです。 
お金だけではなく、お付き合いも有って、他の地区からこの地区に引っ越す時は相当な
覚悟が要ります(汗。


お隣の町、包近町のだんじりで、地元の故事が描かれています。
「楠正成・包近八幡宮へ戦勝祈願」
2枚目以降はどの町のだんじりかは忘れました(汗。




「羅生門」


「天岩戸」 天の岩戸にお隠れになった天照大御神に再び出て来て、
世の中を照らしてもらおうと、岩の前で楽しく舞い踊る様子が描かれています。
あの鶏は アサ~ って鳴く役でしたね。


「忠臣蔵・刀傷松の廊下」 吉良上野介に切りかかる浅野内匠頭。


「桜井の驛」 父、楠木正成と子の正行の今生の別れの場面。
♪青葉茂れる桜井の 里のわたりの夕まぐれ 木の下陰に駒とめて  
  世の行く末をつくづくと 忍ぶ鎧の袖の上に  散るは涙かはた露か


「後醍醐天皇御夢」 これも楠正成に関する故事、逸話のようです。

昨日の事、午前中だんじり祭りを見に行った私に替って、午後は妻が見物に行きました。
その間、母と花壇まで散歩に行ったのです。
今朝妻が 「お父さん、昨日お婆ちゃんと散歩に行ったんじゃねぇ」
「お~、行ったよ」 「○さんがお父さんとお婆ちゃんが歩いとるのを見たって」
「親孝行じゃないけど、ええ事をしたらカープが勝つか思うて」 「関係無いよ」(汗。
今日もお婆ちゃんを散歩に連れ出し、入浴して身を清めて…

独り言… 今シーズンも終わったかぁ… ピッチャーは良う投げとったが打てんかったのぅ… 
まあ、昨日9回、今日12回、21回も攻撃して1点も取れんにゃぁ勝てんわな~…
阪神との最終戦、梵がチョンボ(三本間に挟んだ走者を生還させた)せんかったら…
まあ済んだことを言うてもしょうがないが… あぁ~ぁ… ハ~。

今日の歩数      16,174歩 (だんじり見物朝散歩)
10月総歩数    196,144歩=137.3km(1歩を70cmに換算)
今年計      4,385,584歩=30699.km

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6 コメント

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歴史と金がかかっている (chidori)
2014-10-12 22:11:36
ひげさん

ひげさんのお蔭でだんじりはすごい先人たちの想いを詰め込んでいる祭りだと知りました。

金は無くても、そのことにかける男たちの世界。垣間見た思いです。越してくるにも勇気がいる町。

刻まれたものにもその町の歴史が詰まっている。すべて手で刻んで完成させたのですね。

それを調べて伝えるひげさんに脱帽です。いったいどれだけ時間をかけてこのブログを準備しているかと、毎日感心するばかりです。

私たちちょっとおかしな大人でしょうか?
皆真面目な仲間ばかりですが、時々??かしげています。

いいことしても勝てないカープは見捨てないで来年に期待しましょう。

終ったら歩きに出ようと思っていたのですがついに出れませんでした。

さぁ気持ち切り替えて、レッツゴー

お疲れ様でした。

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天に星、地に花、人に… (Kaeru)
2014-10-12 23:24:16
人に愛とかいいますが、それは違います。この彫り物を見てそう思いました「人に祭」です。
人間は昼は花、夜は星によって美しいものがあることを知ったのです。そして、昼も夜も美しいものを自分達でつくったのです。

天災から立ちあがる時、その地域の人は祭に結集します。東日本大震災の瓦礫の残る土地を背に進む神輿の
映像を忘れることは出来ません。

祭は人が咲かせたこの世の華です。

やはり今夜も花写真でした。
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走る 億万長者 (屋根裏人のワイコマです)
2014-10-13 09:33:33
すごい彫り物ですね それぞせの意味があって
手のかかる木彫りこの彫り物をした人がこの世に
いるわけでしょう・・そしてその思いや芸術品を
みんなで引っ張るんですから 力も入ります
このだんじりそのものも見ているだけでも楽しい
それぞれ町内ごとにこのような だんじりが管理
されているわけでしょう。
一台で億円・・お金に代えられない価値がにじみ出て
すばらしいものを見せていただきました。
今日は 祭りは終わりなんでしょうか・・台風が
きているので 心配ですね
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カープファンの心得 (ひげ爺さん)
2014-10-13 13:33:50
chidoriさん、こんにちは。

ひげもだんじりを知ったのはこちらに転勤して来てからです。
会社の同僚にもだんじり狂いがいて、祭り当日はもちろん、その準備などでも
会社を休んでいました。 当時はこんなにも地元に根付いた祭りとも思わず、
変わった奴だと思っていました(笑。
ひげが興味を持ったのは退職してから、祭りを見る様になってからです。

カープの事… 弱いカープのファンですから仕方ないです。
こうして毎年裏切られているんです(笑。
喜びは暗黒の期間が長ければ長いほど大きいですから…
喜ぶのが来年に延びたと思って…
そうとでも思っていないとカープファンはやっとられんです(笑。

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だんじりは町民の誇り (ひげ爺さん)
2014-10-13 14:08:43
Kaeruさん、こんにちは。

いつもながらKaeruさんの視点には驚き、感心させられます。
ですねぇ、この彫刻は祭りの華です。 このだんじりを持っている町民の誇りです。
昔からこういった祭りで日頃の憂さを発散していたのでしょうね。
ひげは見せてもらうだけですが、祭りが終わった今日から、また来年に向けて
準備されるのでしょう。
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包近八幡宮 (ひげ爺さん)
2014-10-13 14:28:52
屋根裏人のワイコマさん、こんにちは。

ほんとのところ、ひげは退職して祭りを見るまではそんなに興味が無かったのです(笑。
会社帰りにこのだんじりの曳行に引っ掛かると、迷惑な事だなぁと(笑。
心の余裕が無かったんですね。

今回、彫り物を撮ってみて、その素晴らしさに驚きました。
これまで、そんなにじっくり見た事が無かったのですから…
そう云った意味ではワイコマさんと次元は一緒です(笑。
包近のだんじりに彫られた包近八幡宮さえ、どの神社か知らないのですから(恥。
今度探して訪ねてみようと思いました(笑。
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