ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「西洋サクラ草(プリムラ・マラコイデス)」  サクラソウ科

2014年03月03日 20時50分43秒 | 日記
     ♪赤いもうせん しきつめて お内裏様は 上の段
            金の屏風に 銀の台    (♪ひなまつり)

    「西洋サクラ草(プリムラ・マラコイデス)」 サクラソウ科
         花言葉は… 気取らない愛・素朴・初恋



今朝の最低気温は午前6時の5.9℃。  最高気温は午後3時の9.0℃。
午前中は曇り空、午後になって青空が覗き、お天道様が顔を出しました。
久し振りに最高気温が10℃を割り、風の強い寒い一日となりました。

今日は桃の節句、ひな祭りでしたね。 ひな祭りと云えば、河村光陽(先日、話題にした
“グッドバイ”の作曲者ですね)作曲、サトウハチロー作詞の“うれしいひなまつり”…
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花… 
を思い浮かべますが、私は冒頭の文部省唱歌の “♪ひなまつり” も同時に思い浮かびます。 
こちらの歌は最近ほとんど聞かれなくなりましたね(笑。

散歩に出掛けた9時の気温は8.0℃。 先週は暖かかったので、10℃に届かなかった
今日は久し振りに寒さを感じました。 風も強かったです。 まさに三寒四温の季節ですね。










このお宅は毎年春になると前庭をこの花で一杯に飾られます。 
「西洋サクラ草(プリムラ・マラコイデス)」。 春らしく明るい桜色、好きな花です。
「西洋サクラ草」は茎に白い粉が吹くので、別名「化粧桜」とも「乙女桜」とも呼ばれています。 
原産地は中国南部、雲南省や四川省辺りですが、ヨーロッパに持ち込まれて改良されたので
「西洋…」の名が付いているのだそうです。 
学名のプリムラは、ラテン語のプリマ(最初の)が語源で、他の花に先駆け早く咲くという
意味の名前だそうです。 日本には明治時代の末に渡来しました。

ドイツの「サクラ草」伝説 …
『昔々、ドイツのある村に“リスベス”という少女が母と2人で住んでいました。 母は重い病に
罹っていましたが、貧しくて薬を買うお金がありません。 せめて花でも摘んで慰めようと、
草原に咲いているサクラ草を採りに行きました。 しかし、美しい花を手折っては可哀そう
と思い、花の周りの土を手で掘っていました。 そこに“花の妖精”が現れ…
「なんと云う優しい心を持った娘、私は何百年もそんな人を待っていたのです。 この道を
真っ直ぐ行くとお城が有ります。 門の鍵にはそのサクラ草を差し込めば開きます」 と
教えました。
“リスベス”がお城に入ると“花の妖精”が待っていて、部屋には沢山の宝物があり、妖精は
それらを娘のポケットに押し込み、「さあ、急いで立ち去りましょう。門が開いているのは
数分だけなの、以前ここに来た人は欲に目が眩み、沢山持ち出そうとして閉じ込められ、
一生をこの部屋で過ごしたの」 …“リスベス”はその宝で薬を買い、母を看病しました。
するとお母さんは奇跡的に回復し、その後は幸せに暮らしたと云うことです… 』

“サクラ草”はドイツ語で「鍵の花」と呼ばれ、春の扉を開ける花として親しまれている
そうです。 イギリスでは、鍵を管理する聖ペテロにちなみ「ペテロの草」、スウェーデンでは、
「五月の鍵」と呼ばれます。 

2時前、母に 「お母さん、散歩に行こうか?」 と言うと 「行きとうないねぇ」
「昨日も行かんかったじゃないねぇ。 今日は帰って来たら“おやつ”が待っとるよ」
「ほいじゃ行こうか」(笑。 “やっぱりおやつに釣られての散歩かい” と…(笑。
散歩しながら訊いてみました
 
「お母さん、さっき最初、散歩に行きとうない言いよったのに、何で行く気のなったん? 
やっぱり“おやつ”って聞いたけぇね?」 「うんねの~(違うよねぇ)、せっかく誘うて
くれたんじゃけ行かにゃイケン思うたんよ。 思やぁこそ、誘うてくれとるんじゃけぇね~」
まいったなぁ(感激。

今日の歩数   15,903歩 (久し振りに寒さを感じた朝散歩)
3月総歩数   45,566歩=31.9km(1歩を70cmに換算)
今年計    953,562歩=667.5km

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8 コメント

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まいったー (70歳ー旅の途中)
2014-03-03 21:22:18
お母さんはにせの認知症。
ここまで考えが及ぶ人は認知症とは言いません。かしこいかわいいお母様ですね。
今日も番組で登場いただいてレギュラーたちもとても楽しく励まされました。

何とも軽い足取りで散歩されているようにみえますねえ。
写真を見せていただいて、一段と綾子さんが可愛いお母さんだとわかりました。あのきれいな習字を書かれる。納得です。
よく見るとひげさんより一足先を歩いていますねえ。
むっちゃんが撮ってくださったのですか・こころが暖かくなりました。

ところでうちの鉢植えの花と似ていますが、もしかしたら同じ種類の花でしょうか。昨日今日と暖かいので急に開いています。明日またよく見てみますが、忘れるでしょうね。またパソコンを開けてみながら比べないと。
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今日のお話は。 (69歳のラブレタ-)
2014-03-04 03:55:45
ひげさん、おはようございます。

春爛漫のお花たち、美しい春の歌をうたっていますね。
リスベスのお話を読みながら、奇跡的に回復したお母さんとひげさんのお母様、そして優しいリスベスとむっちゃんの姿が重なり、プリムラ・マラコイデスの花に囲まれた風景・・・生きてますね。
お母様の後姿を拝見しながら、やはりあのレタ-交換のお話を思い出しました。ひげさんの娘さんの優しさもね。
ひげさんへの愛情たっぷりな娘さんの言葉。ついでに長くなりますが、宮崎に行く時、友達の0さんが、私をある店に誘いました。とてもリッチなお店に案内して、彼女は下着を買いました。私が日頃買う下着に比べなんと高い買い物・・・で、その買った下着を私に「ハイ、旅行に。」と下さったのです。
前日、ひげさんがむっちゃんと娘さんとで、お店で下着を買われての話を思い出し、なんと良いタイミング。ついでに娘さんの言葉を思い出し、げらげら笑ってしまい笑いが止まりません。
怪訝な顔の0さんにひげさんの書かれた話をしました。車の中で大笑い!
ひげさんの書かれた日記は海を越えて笑いを提供してくれてます。
その時は、リアル過ぎたのと、ジョグの方でコメントできず、今頃書きました。ラジオのネタは無限ですね!
姉上のブログやコメントを読んで尚気付くこと・・・とおっしゃるひげさん、ご一家プリムラに負けない優しさですね。
人生120年大丈夫ですよ。
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そうかも知れない(笑  (ひげ爺さん)
2014-03-04 14:47:11
70歳旅の途中さん、こんにちは。

>お母さんはにせの認知症
そう思う事はあります。 面倒くさいので 「知らん、分からん」 と言っているだけ
じゃないかと(汗。 まあ痴呆症は痴呆症なんでしょうが、人には人一倍気を使う
性格なので 「せっかく誘うて くれたんじゃけ行かにゃイケン思うたんよ」 の言葉が
出たのだと思います。

昨日の放送を妻にも見せました。 妻はひげの日記を読んでいないので、
放送で読み上げられると… (入れ歯)どこへやったんね~「ほんとよぅ」 
ピンクのコップに入れとけ言うたじゃないねぇ「ほんとよぅ」 
今度外したらピンクのコップに入れとくんよ 「ほんとよぅ」
母の事を書いた日記にいちいち「ほんとよぅ」 「ほんとよぅ」 と笑いながら
反応していました(笑。

母が散歩に行った事を覚えていないので、妻に頼んで証拠写真を撮ってもらいました。
お正月の雑煮、誕生日のお寿司…証拠写真を撮って見せています(笑。
>よく見るとひげさんより一足先を歩いていますねえ。どちらが良いのでしょうかねぇ。 私が前を歩くと、躓きに気付くのが遅れる可能性が
有りますが、気付くのが早ければ母の身体の下に入って転倒を未然に防げるかも…。
後ろを歩いていると、早く躓きに気付きますが転倒を防ぐのは難しそうです。
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思い出せない(大汗 (ひげ爺さん)
2014-03-04 14:54:37
69歳のラブレタ-さん、こんにちは。

昨日は桃の節句と云う事で、ピンクの可愛い花をアップしてみました。
春らしい色合いで優しい花ですよね。 お家の周りをこの花で取り囲む気持ち、
分かる気がします。 家の方の優しさが偲ばれますね。

ところで、
>ひげさんがむっちゃんと娘さんとで、お店で下着を買われての話を思い出し…
ひげも母同様に記憶力が低下している様で…思い出せないのです(汗。
ジョグノにコメント出来なかったころ…いつごろのお話しだったのかなぁ。
海外の方にも笑っていただいたそうですが…う~ん思い出せない(情けない。

いつもいつも優しく有りたいと心掛けてはいますが、つい強い口調になる事も有ります。
その後、必ず自己嫌悪に陥ります。 まだまだです(汗。

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おかしな日本語のせいで(謝! (稗島千江)
2014-03-04 15:30:14
ひげさん、こんにちは。

ごめんなさい。ごめんなさい。
何時もおかしな文章を書いてしまい、ひげさんの記憶のせいではありませんよ。
>ひげさんがむっちゃんと娘さんとで、
(ひげさんがという言葉はなし・・・です。
娘さんの車でお二人でひげさんの下着を買ってきて・・・娘さんが、ひげさんに一言言われた言葉・・・でした。

後で読み返しながら、また変な日本語に戸惑われると思いつつ、そのままに・・・
(大汗  です!
思い出されたでしょう?!
手数をかける千江婆さんですよね。ったく!
私はこれから、1年生にならなければなりませんね。
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思い出した! (ひげ爺さん)
2014-03-04 18:25:42
千江さん、思い出しました!

最初のコメントで思い当たらないなんて、ひげも現在進行形ですね(汗。 情けない。

そうでした。 昨年9月21日の日記でした…
『お彼岸と云う事で、娘が孫たちを連れて来ていました。 
午後、妻が娘たちとスーパーへ買い物に行くと云うので私の午後散歩は断念です(汗。 
今月は歩数の借金が嵩んでいるというのに…(笑。 4時過ぎに帰って来て 
「ただいま~、今日は2割引きじゃったけぇお父さんのパンツも買うて来たよ」 
「ほうか~、何色やぁ」 「白」 「白かぁ、なんか人に見られたら恥ずかしいのぅ」 
すると娘が… 「お父さんが人にパンツを見られるいうたら、もう病院しかないじゃ~」(笑。 
くっそー、言い返せないのが辛い(笑。』 …でしたね(笑。

「お父さんが人にパンツを見られるいうたら、もう病院しかないじゃ~」
 ↑ひと年取った者にはガックリくる言葉ですね(笑。
Oさんが千江さんに買ってプレゼントして下さった下着も白だったのでしょうか(笑。
いえいえ、この問いには答えなくていいですよ(笑。

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良かった~。 (稗島千江)
2014-03-04 19:06:40
ひげさんに覚えがないと言われたら、どうしようと、私もまたひげさんの過去にお邪魔していました。
でも娘さんの言葉はがっくりではなく、元気になりますよ。
なにくそ~っ!と、私でしたら、励みになります。
娘さん、私と似てますね。夫にかけていた言葉は、そのような言葉でしたよ。(夫は嫌だったのかしらね。)

ジョグを繰りながら、初めて出会ったようなお花の数々に感動してしまいました。
気付いたのですが、2013年10月17日を再度訪問されて下さいね。
ひげさん、私のコメント余計なことを・・・と一瞬思いましたが、頭の体操にはもってこいですね。時々やろうかな?!
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サクラソウ (70歳ー旅の途中)
2014-03-05 14:47:02
ひげさんの写真と同じお花かどうか、わが家の鉢植えの花をよく観察したら一緒だったような気がします。(なんと頼りないことでしょうね)

としか言えない
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