かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

小田原城 (梅はもう少し)

2012年02月24日 | ぶらっと散策
<2012年2月下旬>

昨年の今頃は、松田町の桜まつりと、小田原の梅まつりに行きましたが、
各ホームページや報道で、今年は寒い日が多かったため、開花が遅れているとのこと。
昨年の様子はこちら

それでも、ちょっと様子を見に行こうと、出かけました。
行く途中、小田原厚木道路の小田原パーキングエリアに寄りました。
ここから見える富士山の様子を確認するためです。
朝体調がいまいちだったので出遅れ、すでにもやって雲も出ていますが、上のほうはなんとか見えます。


小田原梅まつりの主会場の別所梅林は、脇を通り、咲き具合を見ましたが、3分咲きぐらいでしたので、
梅園は後日ということにしそのまま通り過ぎ、小田原城へ。

小田原城の案内図。


学橋を渡って、二の丸広場へ。
二の丸広場奥の歴史見聞館手前の梅。

この梅は、5分咲きくらいでしょうか。この日見たなかで一番咲いていました。

続いて、銅門(あかがねもん)へ。


馬屋曲輪から見た銅門。


説明によると銅門は、石垣による桝形、内仕切門、櫓門を組み合わせた桝形門と呼ばれる形式で、
本来の工法で平成9年に復元されたそうです。


銅門の先にある梅。

銅というだけあり、銅版が貼り付けてあります。

銅門脇の松の大木。


敷地内には大きな木がたくさんあります。
馬屋曲輪の木々。奥が銅門。


銅門広場の隅にある小田原市指定天然記念物のビャクシン。

樹高約15メートル。幹回り3.1メートルあるそうです。

銅門広場の梅。背後は銅門。

梅のアップ。


常盤木橋そばの小田原市指定天然記念物のイヌマキ。

樹高約20メートル。幹回り4.5mに及ぶ小田原市内最大の巨木だそうです。

常盤木橋そばの梅。

背後は常盤木門。

常盤木門。

常盤木門は、本丸の正門。

常盤木門脇の白梅。


常盤木門をくぐると、本丸広場で天守閣が現れます。


天守閣周辺の梅。


天守閣への入り口脇の紅梅。

どちらもまだぽつぽつとしか咲いていません。

天守閣は、昭和35年(1960)5月に、宝永時代の再建時に作成された引き図(設計図)や模型を参考に、
鉄筋コンクリートで外観復元したもので、内部は、古文書、絵図、武具、刀剣などの歴史資料の展示室となっています。
過去に訪問した際の天守閣からの展望。


実は本丸広場には、小田原市指定天然記念物の松があったのですが、写すのを忘れました。

天守閣脇から、報徳二宮神社へ抜ける道から見上げた天守閣。


再び銅門に戻り、梅といっしょに。


帰りに気づきましたが、位置によっては銅門と、背後に天守閣が一緒に撮れることがわかりました。

この後、小田原駅周辺で、鈴廣のかまぼこと、まあじの干物を買って帰りました。
干物は大きさで値段が違い、中くらいのものでしたが、肉厚でふっくらおいしかったです。