かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

角間渓谷・紅葉巡り2016(長野県・東信州)

2016年10月26日 | 風景写真

長野県の東部の紅葉の様子を紹介します。
今回は、角間渓谷を紹介します。

先日紹介した湯の丸高原付近の紅葉
高峰高原付近の紅葉
布引観音に続き訪問しました。

小諸市内から東御市を抜け、上田市北部の真田の里を通り抜け、角間渓谷へ。
角間渓谷へ向かう細い道路から色づきかけた山が見えてきました。


細い道をどんどん進んでいくと、角間温泉岩屋館に到着。
そのまま少し進むと行き止まりに駐車スペースがあります。


角間渓谷は、真田十勇士の一人「猿飛佐助」の修行の場ともいわれています。
また、古来は鬼が住まう谷ともいわれ、坂上田村麻呂が退治したともいわれています。

一部の木が黄色く色づいています。


遊歩道を先に進んでみます。


遊歩道脇の角間川


やがて通行禁止の看板とチェーンが現れます。

よくよく読むと、自己責任で進むのは構わないと書いてあります。

通行止めの脇から角間川の様子


見上げると色づきかけています。


すぐに遊歩道から外れる方向に看板があります。
「佐助・幸村謁見の地」とあります。

かすかな踏み跡をたどって登って行きます。

数分で開けたところに出ました。

佐助と幸村出会いの地と言われているところだそうです。

元の遊歩道まで下って、さらに先まで歩いていきます。


角間川に沿って遊歩道が続きますが、青々とした木が多く、
見通しも悪いため少し進んで引き返すことに。
引き返したポイントの近くの角間川の様子。


角間温泉岩屋館の近くまで戻ります。
岩屋観音へと続く急な階段があります。


階段の途中から見える断崖絶壁と紅葉


急な階段が続きます。

220段近くあるようです。

登り切った目の前は岩壁ですが、小さな祠と石仏があります。


左手を見ると岩屋観音のお堂が見えます。

岩壁の上はきれいな紅葉です。


岩屋観音は、坂上田村麻呂が鬼退治した際に頼った馬頭観世音を
祭るために建立したとされています。

登ってきた階段の反対側(右)に進む細い山道があるので進みます。


3分ほどで猿飛岩に到着。

猿飛佐助が訓練した岩とされています。
岩の間に隙間があり、下まで切れています。

猿飛岩の右手に、飛び出した岩があります。

その岩の先端

写真では分かりにくいと思いますが、左側は切れ落ちています。
見える木々はその先端部分です。

ここから目の前に広がる山々と紅葉がきれいでした。

紅葉と岩肌が出た山の様子。


来た細い山道を戻ります。


角間温泉岩屋館の近くまで戻りました。
岩屋観音の急階段の脇にある角間渓谷テラス公園から見る景色

赤く色づいた楓をメインに


岩屋館


獅子の牢

岩肌に張り付くような木々


逆光でうまく写っていませんが鬼ヶ城と言われる奇石


角間渓谷の入り口にある山神社と鳥居

山神社本殿

Googleでは大山祇神社となっています。

天候も回復し素晴らしい景色を満喫しました。