はにゃはにゃ～と口パクで

スタイリストの友人がイキナリ袈裟を着てお経を唱える人になってしまったので、たまに日蓮系のその宗派の集まりに呼ばれる。今日も行ってきた。
いやぁ～・・・盛り上がってる盛り上がってる！
KKKのような衣装を着た信者が、狭い本堂に寿司詰め状態で一斉にお経を唱えている。タイコはどんどこ鳴り響き生け贄でも出てきそうなイキオイだ。みんな少しでも前へ前へと動き、やたらヤル気満々なのでこっちまで高揚してくる。近頃こんなにたくさんヤル気のある人を見るコトがあっただろうか。お経を唱えるというのはかなりの有酸素運動でナチュラルハイになってくるのだ。まさにゴスペル状態。でもワタシは口パク。

ウチのおじーさんはお坊さんで宗派は真言宗になる。でも父の兄弟が誰も継がなかったのでお寺はなくなってしまった。ワタシは特に宗教に興味があったワケではないが、美術をやりに入った学校が偶然真言宗のお寺で、ついでに宗教学を取ってしまった。（単位落としてますが…）

別に真言宗にこだわりはないし、あんまり意味もわからないけど、取りあえず足だけ突っ込んでおこうという、ふざけたスタンスでいろんな宗教をとらえている。なので教会にもモスクにも神社もお寺にもどんどん行く。

それにしても学校にいろんな人がいたなぁ。
最初からお寺だってわかってるのに、創価学会、統一教会、ロシア正教、キリスト教と、いろんな生徒が来ていた。卒業してから新興宗教にハマって同級生を勧誘しまくってる人もいた。面白いのであちこち出掛けてったが、どうやったらあんな不思議な教典やキテレツな教祖にハマれるのか謎だったなぁ。

ワタシの基準は「他を否定するトコはダメ」って感じですか。
そーすると殆どの宗教がダメってコトですね…撃沈。

これもあり、と思うコトにしよう

行くたび考えこんでしまう病院がある。
医者が１人しかいない小さな病院なのだが…看護婦もどきのおばちゃんが８人くらいいるのだ。しかもその８人が狭い受付にいて、ひっきりなしにおしゃべりしている。その時点で若い頃のアタクシならブチ切れてます。

受付を終えた人は呼ばれるとまず、受付の脇の通路に置かれた会議用のテーブルで小さな丸椅子に座っておばちゃんの問診を受けなければいけない。
これの意味がわからない…
「え～っと…どうしました？」
ここでいちいち病状を説明しなければならない。
「よくなった？」
「いえ…」
「じゃまた座って待ってて」
…何のために呼ぶのだ！？…
毎回ちがうおばちゃんなので、そのつど病状説明とこの無意味な会話がかわされるのだ。しかもそこは人通りが多い通路なうえ横にならないと通れないくらい狭い。問診だけならまだしもそこで採血などもしている。もちろんその間もおしゃべりは続いてる。

受付でカードを受け取ってる人、薬の処方箋を打ち込んでる人、医師の所へ患者を連れて行く人、医師の部屋から処方箋を受け取ってくる人……普通に考えれば２～３人で十分の仕事だ。でも８人いる。わからん…

突っ込みどころ満載の病院なので、行ってすぐは毎回ムカムカするのだが、しばらくするとなぜか「これもありかな～」なんて考えてしまう。
アジア方面の店員のマナーの悪さは有名で、アタクシも、くちゃくちゃガム噛んでちっとも対応してもらえなかったり、釣り銭をあさっての方向に投げつけられたりしたコトが何度かあった。「それに比べりゃカワイイもんよ～」と思うのだ。
ここはきっと沖縄なのだ牧志の市場なのだ。陽気なおばちゃん達を見ていると、楽しく働けてるんならいいかな～と思う。コトにしよう。

たくさん絵を描きました

ブログの更新を怠ってた理由・・・それはこのブログの左はじっこにリンクしてる「ヌーヨークの本をだすことになりました」のせいなのだ。
かいつまんで言えば、なかよしのライターアキエダユミが本を出すコトになったのでデザイナー兼イラストレーターの友人として「お手伝い」コトになったワケです。

普段装丁の仕事をする時イラストレーターは別の人に頼みます。イラストの仕事を受ける時はデザインは他の人に頼みます。なぜかデザインとイラストを両立できないんですよ。でも今回は例外。10年来のつき合いだしこれまで無理矢理広告の仕事を手伝ってもらったりしてたのでやる時はやりますよ～。

当初の予定は装丁と各章に１点づつ約30点のイラストを描くハズでした。
気が付いたら120Pにイラストが入ってました。描いたカットは180カットくらいになります。おろろ～ん。

始めはほんと軽い気持ちの「お手伝い」でした。
でも途中からアキエダのじゃなくて半分自分の本になってました。
そーゆーワケで５月25日に発売しますのでこれを読んだ人は必ず買うように！

今日表紙の色校が上がってくる予定なんで楽しみです。

おされカフェってどーなのよ。

近所にいわゆるおされなカフェがあって、広いし夜遅くまでやってので仕事を持ち込んでよく長居している。しかし不満がたくさん。
まず、飲み物のメニューがやたら多いがどれもマズい！
それから、禁煙席がない！ヘタなおされカフェよりチェーン店の方がよっぽどキチンと分煙してるっての！
さらに、ペットOKなのはいいが大型犬の集団とウンコを持ったウルサイ飼い主はなんとかしてほしい！
極めつけは食べ物！
見た目を重視するあまり味がないがしろ。「オープンクラブハウスサンド」を注文してやってきたのは、生ぬるくて分厚い食パンの上にレタスと鶏肉とタルタルソースみたいのがこれでもかってくらいうず高く積み上がったモノ。自分でサンドしようにもどうにもできない。しかたないのでそれぞれ別々に食べた。そして段々ハラがたってきた。ワタシはサンドイッチが食べたかったのだ！コレを作ったキミや運んできたキミは食べたコトあるのだろうか？
そー言えばここのスゥィーツは全部どデカイ皿にモサッと持ってチョコや何やらわさわさかけてある。これも一見おされに見えるが…食べにくいったらありゃしない。

んじゃ行くな、と思うが落ち着いて仕事ができるトコがあまりないのでね。

許容量オーバー

子供の頃から「シェイク」という飲み物が苦手だった。
にも関わらずここのとこスタバの「抹茶クリームフラペチーノ」にハマってる。
ハマってるにも関わらず生クリームが苦手なタメ「抹茶クリームフラペチーノノーホイップ」になるのである。

いつもは「一番小さいヤツ」を頼んでるのだが、ある日ジムの帰り、かなりノドが乾いていたため「一番大きいヤツ」しかも同じ値段なら生クリームも挑戦だ！なんて貧乏根性で頼んでしまった。
その結果…
意識失うほど気持ち悪くなってしまいました。
だんだん気持ち悪くなってきて「これはマズイのでは…？」「隣の人に救急車頼もうか」と思ったとたん、目の前が暗くなりほんの３分くらい意識失ってました。いやぁビックリビックリ

目が覚めてからは「あの苦しみはどこへやら」という感じでケロッと帰ってきました。
人間許容量ってのキチンと考えた方がいいですね。

中野北口のスタバで寝てる人がいたらもしかして意識失ってるかもしれません。

モノフィン

モノフィンという足がつながったフィンで泳ぐスポーツをやってた。最近体がもたないので全然行ってないが、たまに御蔵島へ持って行ってイルカと泳ぐ時に使ったりしてる。

イルカの話はもう１つのブログ「カメおもうゆえにカメあり」の「ミクラのイルカ」で書いてるのでそっちへどーぞ。

海っぺりで育ったのでかなり海慣れしてるつもりではいたが、やはり足を１本に固定されて海の中へ落ちるのは最初かなり勇気がる。イルカと泳ぐ場所はだいたい水深10m～15mくらいの所であきらかに足はつかない。スノーケルをつけてはいるものの波がざばざばしていてどんどん水がはいってくる。必死ではずして立ち泳ぎをしようにも足が固定されててどんどん沈む。そのウチ足がつってあわわわわ…もう踏んだり蹴ったりの状態だが・・・

慣れりゃ楽しいのね～。

マジレンジャー

妹が甥っ子連れて東京にやってきた。
３才の下の子は「マジレンジャー」ブーム。ついこないだまで「デカレンジャー」だったのに…。そういうワケで日曜日、後楽園に「マジレンジャーショー」を見に行った。今小学６年生の上の子が小さな時から「ギンガマン」だの「なんとかレンジャー」だのと通いまくってるのだが、ただでさえ人混みが嫌いなうえ遊園地にはできれば行きたくない人間なので必要以上に疲れ果ててしまった…。本当に疲れた…。親ってエライな～。

おされな友だちは自分の子供がサンリオやネズミーランドのキャラクターまみれになるコトを、なんとかして避けようとがんばってる。でもその努力も幼稚園や学校にあがってしまえば台無しなのだ。ウチの中だけネズミやアンパンマンを排除してもよそのお友だちみ～んなが持ってるのだ。買わずに通れるか…。ネズミーランドも死ぬほど行くハメになるのだ。
そんな「途中で路線を変更せざるを得なかった親子」も後楽園でたくさん見かけました。て言うか今あそこは「後楽園」て言わないのかな？

そうそう…
入り口でウロウロしてたら、金髪に鼻ピーマユゲナシのお兄ちゃんが２人チケット持って話しかけてきた。元来ケンカっぱやい姉妹のアタクシたちは２人揃って“ふっかけようとしとんのかオラァ！”とケンカ腰で対応したら…。なんだかとってもいいお兄さんたちで「タダ券余っちゃったから使ってくださぁ～い」って…。

人は見かけで判断しちゃダメね。

つかそんなナリして男２人でくるな後楽園へ…。

がんばってるつもりなんです

運動はあんまりしてないが踊ってはいる。
若い頃のように連日踊り場に通って踊るのではなく、ジムで踊ってるのである。元来運動嫌いなうえ足を２度手術してヒザにワイヤーを埋め込んであるのだ。
「アタクシ足が悪いのぉ～」
を言い訳にちっとも運動しなかったせいでぶくぶく太ってしまった。しかたがないので数年前から通っている。

でも・・・
がんばってみたが運動はやっぱりつまんないのだな。一人で黙々と自分を鍛えるコトができない。でも音楽に合わせて体を動かすのは楽しいのだ。そーゆーワケでヒップホップとアクアビクスで踊って踊って踊ってる。

え、足ですか？ようは気持ちの問題ですね。ワイヤー埋まってようが楽しければ踊れるんです。辛いと「足が悪く」なるんです。人間の気持ちなんてそんなもん。

しかし問題が２つ。
その１、ハードに体を動かすとなぜか眠くなってしまう。
何のレッスン受けてても30分を過ぎる頃にはアクビの連続で、ガラスに映った自分はどう見ても「ヤル気なし夫」だ。さぞインストラクターもイヤな気分だろう。一番前で大アクビしながらタラタラやってるんだから。でも気持ちはがんばってるんです…。
プールでアクアビクスやってる時なんて半分溺れてるようにしか見えないだろうなぁ。

その２、長年ヒップホップを踊ってるのだが年が年だけに人前で踊って見せても誰もヒップホップだと思ってくれない。自分的にはエグザイルのように踊ってるつもりがどうしても
「え？荻野目洋子？」
とか言われてしまうのだ。先生ごめんなさい。

ま、楽しけりゃよし。