goo blog サービス終了のお知らせ 

聞き耳ずきん

難聴の姉とおてんば(グレーゾーン)妹との母(Wolfen)の日常

こなつがウチに来るまで(出会い編~2)

2014-10-01 | 
ネットで保護譲渡犬を検索していくつかサイトにあたりました。
保健所のサイトも見てみました。
滋賀県のボランティアグループが子犬たくさんいるようでそこまで行ってみようかと思いました。
でも・・・片道で三時間以上かかりそうです。
小さな犬が耐えられるのか心配でした。
問い合わせのメールにそのことも合わせて質問してみました。
答えは「大丈夫ですよ~~~」。

本当に大丈夫?
不信感で一杯になりました。
その団体の名前で検索してみるとなんとも不安な話が・・・。
保護されている犬たちには申し訳ないけれど、そこはやめようと思いました。
次に、長野県内の個人の方が保護されている子犬に惹かれました。
「ちょっとヤンチャです」と情報のページは書かれていました。
メールをして直接お話をしました。
「とてもヤンチャなんです。離れて過ごすことが出来ないので一緒に居られる人。」とボランティアさん
「専業主婦なので留守番させることは少ないです」私
「留守番出来ないようになっても困ります」ボランティアさん。

どっちやねんーーー!

(気を取り直して・・・)

色々話しましたが、結論は「どうぞ自分で飼い続けてください」でした。
手放したくないのが伝わってきましたもん。あれもだめこれもだめ。
厳しいのもダメ甘すぎるのもだめ。そりゃそうだろうけど・・・。
あの人のお眼鏡に叶う人は果たして居るのでしょうか?

それからいろいろ探し続けました。
だんだん自分が保護犬にしたいのはお金をケチっているからではなかろうかと悩みもしました。
ペットショップに並んでいる犬たちは10万以上したりします。保護犬ならタダだから・・・なの?
(ホントにタダなのかどうかは知りません)

それに、初めて飼うのに捨てられた犬とか成犬とか・・・大丈夫だろうか。
子犬なら躾やすく素直でいいんじゃないだろうか。
でも子犬で保護犬をというのは都合良すぎるんじゃないだろうか。

色々考えて悩みました。頭がグルグルしてきました。

悩みながらもいろんなボランティアサイトを見て回りました。
そしてあるところの柴MIXのオスの犬のことを気に入りました。
(元気そうで可愛いな)と。
でも実は、その団体さんが世話している別の犬も気になっていました。
だってその犬は「耳が聞こえません」と書かれていたから。
(ウチの海みたい・・・。)
でもきっとその犬を引き取りたいと言ったら海は傷つくだろうと思ったので子供達にはそのことは言わずにいました。

その団体さんは毎週土曜日に山梨の公園で譲渡会をしていたので、土曜日は部活がある海はお父さんと留守番してもらい、
私と空で譲渡会に参加することにしました。
最初に気になった犬に会いたいと前もってメールで伝えておきました。

前前日だったでしょうか、その団体さんが保護している犬たちをまたネットで見ていました。
海がそばに来たので、「こんな子がいるんだよ」と気になっていた「耳が聞こえない犬」のページを見せてみました。
すると海が「お母さん、この犬がいいな!」と言うではありませんか。
「そっかーー、そう?実はお母さんもこの子が気になってるんだよね」と二人で話しました。
ツレアイとも話して、団体さんに耳が聞こえ無いという「さっちゃん」も気になってますとメールをしました。
お返事は「いいですねーー」というものでした。

でもいざ行こうと思った前日に(やっぱりみんなで行きたい)と団体さんに譲渡会に伺うのを延期するメールを送りました。
そして土曜日、海が部活にお父さんに送ってもらって出かけた後、
空と二人でゴロゴロしながら犬の話をしていました。

みんなで行きたいもんね。
二人で決めちゃダメだよね。
あれ・・・でも・・・その譲渡会、いつも土曜だ・・・。
お姉ちゃんの部活、土曜日だし・・・。
じゃ・・・いつ行けるの?
やっぱり今日行っちゃおう!

ガバと跳ね起き団体さんに「さっちゃんに会いに行きます」とメールで伝え空と車に乗り込みました。

消化不良?

2014-09-28 | 
今日も朝起きたら少し吐いてた。
観察したところ・・・消化不良?
ティッシュ溶けないし胃の中に留まっていたら意が持たれた感じになるし。
食欲もあるし元気だし。

遅くてもあさってには 腎臓の様子を見てもらいにまた病院に行く予定。

こなつの調子がまた悪い・・・(TT)

2014-09-27 | 
4日前になるかな、子供らが「おかあさんーこなつがティッシュ食べたーー!」って駆け込んできました。
ティッシュなら、まぁさほど心配がないかなとは思いましたが
「なにやっとんのーー。気ぃ付けたらなあかんやん!」(感情が大きく動くときは標準語じゃなくなります)と強く言いながらこなつのところに行き、空を叱りました。
空は「私じゃないもん。Nちゃんのお母さんだもん」と半泣きになりながら訴えました。
事情はなんとなくわかりましたが「空がこなつの飼い主なんだからちゃんと見てあげなきゃだめだよ」とその場はしめておきました。

後で(私たちが飼い主なんだから責任があること。
ティッシュをこなつの前に落としちゃったのはNちゃんのお母さんなんだろうけどNちゃんたちの手前怒るわけにはいかない。
あなたを強く叱ることでわかってもらおうと思った)ということを空に話しました。
そして厳しい言い方をしてすまないとも言いました。

一応心配だったのでネットでティッシュを食べちゃったときはどうなのか調べてみました。
トイレットペーパーと違って溶けないけれどいつか便とともに排出されだろうとありました。


それが原因というわけじゃないのでしょうが・・・。
昨日の朝、少し吐いていました。色がついている感じではないけれど。

そして今日の夕方、未消化のエサが混じったようなものを少し吐いていました。

食欲は変わりありません。


う~~~~ん。う~~~~~~~~ん。う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん

こなつの足の怪我ーその後

2014-09-20 | 
先日書いたこなつの足の出血ですが、その二日後も少し出血していました。
よく見ると爪にヒビが入っているようでした。
ネットで検索してみると、爪が折れると出血多量でビビるとかは書かれていましたが、
血が止まればそれほど心配することはないようでした。
出血量も合わせて大さじ1杯もないくらいだったし、
足を引きずっている様子もないし大丈夫かなと医者には行かないで済ませました。

そして今日マジマジとその箇所を見ると折れた爪が取れちゃっていました。
まぁ大丈夫って事かな。

こなつがウチに来るまで(出会い編~1)

2014-09-19 | 
さて犬を飼える家に住み始めました。
でも受け入れるのは引越し荷物が片付いてからにしようと思いました。
犬、犬です。これまで飼ったカブトムシやメダカとはわけが違います。
責任重大です。(もちろんほかの生き物もそうですけどね)
毎日のように子供たちに催促されながら家を片付ける日々が続きました。



さてここで「犬を買う」ということについて書いてみたいと思います。
「犬を飼う」にはどこかで犬を入手しなくてはいけません。
子供のころのイメージは「傘を差して歩いていると、
箱に入った仔犬がキューンキューンと泣いていて、それを家に連れて帰る」というものでした。
実際に目にしたことはありませんが。
姉が連れて帰って、そしてとても悲しいことになりました。
大人になった今は、まぁ「ペットショップのガラス越しの仔犬たち」でしょうか。
でも私はあれがいやでいやで・・・。
犬はいいんですよ・・・。
でもそれにまつわる諸々が・・・。

(可愛いなぁ。あ、あの子は生まれてだいぶ経ってるんだなぁ。いつまでも売れなかったらどうなるのかなぁ?)
(ちっこいのにこんなトコに入れられて・・・)

犬に関してそれほどよく知らなかったのですが、ある時期までは母親や兄弟と一緒に過ごしたほうがいいとか・・・。


保護譲渡犬を飼おうと思ったきっかけは上の娘、海でした。
海は小学三年生の頃、トリマーか盲導犬の訓練士になりたいと言っていました。
そんな関係で、盲導犬に関して調べたいと、図書館でそれ関連の本を掻き集めて借りました。
私も何冊か読んでみました。
その本の中で盲導犬候補の仔犬を一歳まで育てるパピーウォーカーという家庭を知り、
(盲導犬候補なら賢いし、仔犬を育てられるなんていいなぁ)と一瞬思ったのですが、
(一歳で離れるのか。そんなの寂しすぎる!無理!!!)とも思いました。
そんな中で、保健所に保護された(捨てられた)犬を引き取って飼う人たちのことを知りました。
(え。保健所に捨てられた犬なんて人間嫌いになってないの?病気持ちじゃないの?)などいろいろ思いました。
でも心の底に保護譲渡犬のことは深く根を下ろしました。

そしてその後、捨て犬を育てている西原理恵子氏の話や他にもいろんな話を読みました。

去年、子供たちに「そのうち犬を飼おう」と言ったとき、
子供たちは「チワワがいい!」「柴がいい!」といろいろ言いました。
それに対して私は「あのね保健所にいる犬を引き取りたいと思うの。だから種類は決められないよ」と答えました。
子供たちの返事は「うん、そうか。そうだね」でした。



なので家が片付いたときに、私はネットで保健所などの保護犬の情報を探し始めました。(その2に続く)