ふるきをたずねて 🌸

遊びをせんとや生まれけん 戯れせんとや生まれけん 梁塵秘抄

女子プロレス 農業と格闘 コロナなんかに負けない🌺讃えたい女子プロレスラー達の挑戦 「農姫米プロジェクト」

2020-05-06 17:27:47 | 日記

And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you--ask what you can do for your country.The 35th President  John F.Kennedy
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コロナに絶望する前に、社会や政府に当たりわめく前に
「まず自分たちが国や地域社会のために何ができるかを考え実践」しています🌺 
すばらしいと思います😊

農姫米プロジェクト



以下、新聞報道抜粋
トランプ大統領が日本時間3月14日に感染拡大に対処する国家非常事態を宣言すると、危機感を覚えて即日センダイガールズプロレスリングのスポンサーを務める仙台市の農機具販売会社「五十嵐商会」に電話し、選手が働ける農家の紹介を依頼。4月、5月の2か月間、宮城県と福島県の計5軒の農家で、花の栽培や野菜を育てるビニールハウス内の草取りなどを担うことが決まった。2018年から五十嵐商会と協力し、東日本大震災の津波で塩害を受けた宮城県沿岸部でコメを作り、「農姫米」の商品名でインターネットなどで通信販売している。代表の里村明衣子さん(40)は「選手は経験もスタミナもあり、今回も農家さんに褒められている」と胸を張る。
先が見えない状況が続くが、里村さんは悲観的ではない。「震災の時は所属選手の半分が辞めた。今は当時の新人がベテランになり、チームの地固めができている。みんなの意識が前向きだ」
 以上、抜粋おわり。

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国は各事業主にお願いして事業を初めてもらったのではないし、感染リスクがあるなら従業員と顧客を守るために、政府や自治体に言われるまでもなく営業を自粛するか、設備投資の在り方を変化させ従業員の安全と雇用を守るべきなのではないでしょうか。

世の中には、このコロナ災禍だからこそ必要とされている職種がある筈
物事は簡単に言うほどいかないとは思いますが、仙台の若い女子プレスラーたちが、持てる力で必死に地域や社会を支えようとしている姿になにかを学ぶことはできないでしょうか?

彼女たちの汗を見倣いたい。未来を絶望する前に、政府や社会を非難する前に、いま自分がもっている力で何ができるのかを考えて頂きたいものです。


あなたの国があなたのために何ができるかを問うのではなく あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい  米国35代ケネディ大統領



太宰治に学ぶ「ジャーナリストの醜聞」  ✒️芸能人のジャーナリスト化

2020-05-06 04:27:02 | 日記
  ジャーナリストは、
  人に革命やら破壊やらを
  そそのかして置きながら
  いつも自分はするりと
  そこから逃げて汗などを
  拭いている
  実に奇怪な生き物である
  現代の悪魔である
      
   太宰治著
        「おさん」より




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冷静に考えたいのは、岡村隆史さんの発言で「誰の権利が害されたのか?」ということ

なにがこの報道で一番の問題か?
それは、岡村さんの一言を許せない
  「日本社会の不寛容さ」
だと思います。

ジャーナリストが扇動したビジネスコンプライアンスという「お化け」が独り歩きし、日本社会を苦しめ、今はブーメランのようにメディアを呪縛している。
なんとも浅ましい。

太宰の言う「自分はするりとそこから逃げて汗などを拭いていた」ところにブーメランが飛んできたという構図。

話は岡村発言に戻るが、
ビートたけし、和田アキ子など、本来岡村さんに寛容さを示すべき芸能人の宰相というべき人間が、岡村さんを弁護しない。どころか世の中と一緒になって批判する重鎮もいます😵

彼らは、「大衆迎合」という言葉をもっとも憎み、世の中の矛盾にエンターテイメントというアイテム(武器)を使って真向から立ち向かうべき徒弟集団の親方とも言えます。

この親方衆が、そして相方までも不寛容な現代日本の世論に押されて、恥と外聞を気にして流されていく。
それこそ、「ボーッと生きてんじゃないよ!」とチコちゃんに叱られるのでは😡

こう見てくると、最近のエンターテイメントに昭和時代のような凄みや迫力を感じないのは致し方ないのかもしれません。




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通勤時間は貴重なウォーキングの時間
わざと遠回りして、道端の春の花々が咲くお庭を拝見しながら目を楽しませています。

またウォーキングのときは、NHKラジオ番組の「朗読の時間」で、最近は
  太宰治の女性短編集
  永井荷風の『フランス物語』
  夏目漱石の『三四郎』
を聞いて、こころの洗濯をしています。

夏目漱石「三四郎」から抜粋
「下駄を買おうと思って、下駄屋をのぞきこんだら、白熱ガスの下に、まっ白に塗り立てた娘が、石膏せっこうの化物のようにすわっていたので、急にいやになってやめた。」

これは下駄屋に務める丁稚奉公の少女への階級的蔑視とも、とられかねない一文である。
ビジネスコンプライアンスを言っていたら、あらゆる名作は、およそ世の中に残らなかったでしょう。

なんとも、不寛容で人間の生きづらい世の中になったものか・・・

ブーメランをうけるマスコミはともかく、失われた物は二度と戻ってこないことを真剣に考え、それこそ言葉をチョイスして報道してもらいたい。

ジャーナリズムとは、なにか?
このコロナ災禍で日本人は見直すべき時期にきているのかもしれません。