息子とシーナ

1月8日　息子は2週間の冬休みが終わり今日から新学期がスタート
いきなり午後からも授業があり、放課後もクラブ活動
正月気分はあっという間に抜けるだろな

元旦にはお節を前にオヤジらしい年頭のコトバを掛けた　　　...一応ね（笑）
それを覚えているかどうかは定かではないが
眠気まなこをこすりつつ、冬休みの宿題をカバンに詰め
登校する学生服姿を見るにつけ
自分にもこういう時代があったのだなあ...と感慨に耽る朝でした


昨年末に息子が出先の書店で
「お父さん　面白そうな本　何か無い？
　　読み易いのがいい...」

...読み易い... 息子らしいな（笑）



聞くと学校で15分読書ってのがあり、漫画以外ならＯＫなんだそうだ

間髪入れずひらめいた作家が　椎名誠
しかも短編エッセイで読み切り具合もすこぶる良し
この”赤マントシリーズ”を選んでおけば間違いないのである（笑）



早速その15分読書でこの本を手にした彼は
頁をめくるにつれ、あまりの面白さに授業中もコッソリ読んでいたというのだ（苦笑）

2日ほどで読んでしまい
「お父さん　面白かったわ！！」

「な！せやろ！」と満面のドヤ顔を息子に向けつつ
このまま椎名誠にドップリハマッテくれやしないかほくそ笑んでいるのである


数年前　蔵書の単行本を一切合財処分してしまったのがなんとも悔やまれるが
また息子から「お奨めは？」と聞かれたら
”岳物語”を推してみようと思う

多感な時期にもっともっといい本に出会って欲しいと願わずには居られないオヤジなのです（笑）