⭕ミニスカートの日 (10月18日 記念日)
1967年(昭和42年)のこの日、イギリスから「ミニの女王」と呼ばれる女優・モデルのツイッギー(Twiggy)が来日し、ミニスカートブームが起こった。
「ミニスカート」(miniskirt)は、丈の短いスカートの総称であり、「ミニスカ」あるいは「ミニ」と略称されることがある。
ミニスカートは、1960年代後半に世界的に大流行した。これはイギリス・ロンドンのデザイナーであるマリー・クワント(Mary Quant)が、1958年頃からスカート丈を短くして「ミニスカート」(Miniskirts)として、若者向けに売り出したことで流行するようになったと言われる。ミニ(mini)の名前は、クワント自身が大好きな英国車「Mini」に由来する。
日本では、1965年(昭和40年)8月11日、繊維事業者の帝人が日本初のミニスカート「テイジンエル」を発売した。その後、ツイッギーの来日以外にも、女優・アナウンサーの野際陽子、歌手・女優の美空ひばりなど著名人がミニスカートを着用して話題となった。そして、都市部の若い女性だけにとどまらず、世代を超えて全国津々浦々に広がっていった。
この第一次ミニスカートブームは、交通機関・女性警官・大阪万博(1970年)での多くのパビリオンのコンパニオンなど女性の制服にも影響を与えた。1980年代末から1990年代初頭のバブル期には、ボディ・コンシャス(body-conscious:体を意識した)なスタイルの流行に伴い、「超ミニ」「マイクロミニ」などとも呼ばれるミニスカートが流行した。
その後も極端なミニスカートの流行がたびたび見られ、スカートの丈と経済の好況不況が関連付けて論じられることもある。