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ホイッスルバード あいざわぶん

社会のあらゆる事象にホイッスルを吹く

薄気味が悪いキュートアグレッション

2025-01-26 17:04:21 | 日記
昭和4年から昭和20年まで日本陸軍が毒ガス兵器を造る
ため地図から消していた大久野島(広島県・竹原市)だが、
今では兎の島として有名になっている。
私も島を訪問した際に毒ガス資料館で目にしたことなどを
当ブログに書いているので、ご記憶の方もいらっしゃること
だろう。

島で暮らしている兎は人間を恐れないどころか餌を求めて
駆け寄ってくる。そもそも可愛い顔をしている動物だから、
若い女性たちは頭の天辺から声を出して喜んでいるので、
私なんかはむしろ恥ずかしくなり、本当は兎を撫で回したい
のに、我慢したりして・・・(笑)

そんな可愛い兎を77頭も蹴り殺した会社員(25歳・男)が
逮捕された。
島の兎を撮り続けている御夫婦が残虐な現場に遭遇して
警察に突き出したようである(天晴れ!)

その犯人だが、理由を問われて次のように言っている。
「兎が可愛いくてやった。可愛いと思う反面、苛めた時に
どんな反応を示すか、気になった」

「可愛いと思うのに、何故?」と思ってしまうが、医学的には
「キュートアグレッション」という精神症状とされている。
この症状の厄介な点は、その先に「人間(幼児など)にそう
した感情が向く可能性がある」ことだ。
もしかしたら、「食べちゃいたいぐらい可愛い」という感情も
軽いキュートアグレッションの一つなのかもしれない。

先月、私が暮らす松山市の大きな公園でも、そこに暮らす
野良猫が数匹、残酷な殺され方をして犯人が捕まった。
23歳男性の愛媛大学生である。何頭も殺すうちに段々と
猟奇的な殺し方をしているので将来が危ぶまれる。
既に殺すことに快感を得ていたのでは、と思えるからだ。
(これもキュートアグレッションなのかしら)と頭を掠めたが、
私は学者ではないので全くわからないまま、ただただ薄気味が
悪い。

兎殺しの犯人も猫殺しの犯人も、実名で報道されている。
警察は、(その必要性がある事案)と思ったのだろう。
私は判断ができないので名前は伏せることにしたが、明日に
でも雷に打たれて死んちまえ、と思っている。

ところで昨夜Xを見ていたら、棋士・羽生善治君が「大久野島の
兎に寄せる思い」を投稿していたので驚いた。
初めて羽生君の投稿を見たし、それが「兎愛」だったから。
よっぽどショックだったに違いない。

【追記】
長野駅前で起きた殺人事件の容疑者が捕まった。
ホッとしたのと同時に(本物かな)という思いもよぎった。
何しろ、あんなに粗い画像だから・・・。
とは言え、事件に携わった警察の皆さん、お疲れ様でした。
皆さんの頑張り、今後も応援します。

どれどれ、相撲、相撲!


フジ再生の鍵は元官僚の追放

2025-01-25 16:50:10 | 日記
「五体不満足」の著者・乙武洋匡君が、週刊文春に対して
「文春はこれで『してやったり』なのかね。淡々と次の
標的を探してるんだろうな」と毒づいている。
かつて女性問題をほじくられた件が言わせてるんだろうが、
ほじくった週刊誌が悪いのか、ほじくられるようなことを
していた乙武君が悪いのか・・・。う~ん、笑っちゃうなぁ。

週刊文春の記者たちは仕事が面白くてやりがいを感じて
いるに違いない。
本来なら新聞やテレビの記者たちがやるべきことを格下と
言われている自分たちがやっているのだから。
で、週刊誌の記者たちは下半身のことも記事にできるから、
取材範囲が広くて読者を引き付けられる記事も書けるわけ。
松本君のことや中居君のことも・・・ね。

でも、忘れちゃいけないのは、文春の記者たちは政治の
ネタもちゃんと調べて書いていることだ。それには触れず、
自分がネタにされたことを恨むのは、如何なものか。

安倍内閣で初の女性秘書官に抜擢された山田真貴子君。
その後、菅義偉内閣で内閣広報官に就任し、菅君の長男が
勤務していた放送事業社「東北新社」から高額な接待を
受けていた件をすっぱ抜いたのは週刊文春である。

で、大きな批判を浴びて山田真貴子君は辞任したのだが、
その後フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビの
社外取締役に天下りし、年収3.000万円を得ていることを
すっぱ抜いたのも週刊文春である。

山田君は総務省のテレビ放送担当のトップだった役人だ。
だからフジテレビは三顧の礼で迎え入れたそうである。
何故なら、今回のような問題が起きた際に、裏で総務省や
政府とやり取りをする任務があるからに他ならない。
何しろ山田真紀子君は自分で、「飲み会を断らない女」と
自負していた人だから、裏でやり取りするのは得意な筈。

当ブログではフジテレビに就いては最初に、「そもそも
フジサンケイグループとは・・・」と書いている。
自民党の仲間(子分)なんだから何かあった際に誤魔化す
ための要員として山田真貴子君を取り入れたのである。
実にわかり易くて、記事にした文春は立派だよ!
新聞社・テレビ局の政治部記者は、何をやってんのかね。
(フジテレビに天下りしている総務省の官僚は他にも数名
居ることも記しておく)

最後に元総務省官僚・山田真貴子君の人となりが如何に
酷いものかを書いておかねばなるまい。
山田真貴子君の旧姓は吉田真紀子。離婚をしていないので
今も山田真貴子君の筈だが、フジ・グループに天下りした
途端に旧姓の吉田真紀子を名乗っている。
世間を、騙せるものなら騙したい、と思ってのことだろう。
「銭の為なら何でもやります」と言っているのと同じである。

政・官・民癒着の姿が丸見えなのだ。フジテレビがまともに
近付くには、元総務省官僚も追い払わなければいけない。
総務大臣は先日「天下りはない」と断言したが、この実態が
天下りじゃなきゃ、何を天下りと言うのか。
愛媛県の恥さらし大臣め!


フジテレビへの甘い追及

2025-01-24 16:56:51 | 日記
元フジテレビ社長だった遠藤龍之介君は既に民放連会長
なのだから、変な追及は受けないで済むのだろうと思って
いたのである。だから昨日のニュースで画面に顔が出た時も、
民放連の会長としてインタビュウを受けるものとして見て
いたのだが、テロップに「フジテレビ副会長」とも出ていた
ので、(えっ、そうだったの)と驚いたのだった。
でも、彼は他のフジのお偉いさんたちとは、やっぱり違う。
言葉を選びながらも、真摯に受け答えした、と私は感じた。

特に、今後の改善策に就いて問われると・・・。
「昨今、企業風土というようなことも私どもに対して言われ
ますが、かなり根源的なことだなというふうに思わざるを
得ません」

この「企業風土の根源的なこと」とは、解かる人には瞬時に
解かる婉曲的な言い方である。
つまり何度も言うけれど、そもそもフジサンケイグループの
思想であるとか、そこから生まれる奢りであるとか、薄汚れた
陰の部分、などである。当然にして、人事も然りである。
それを言ったのだから、龍之介君はいつでも副社長を退く
覚悟で居るのだ、と理解できた。
お父さんの顔に泥を塗らない人と、私は安心したのである。

さて、フジテレビの正社員は1.311名なんだそうだ。
そのうち労働組合員は80人だったらしいのだが、今回の
件で一気に500人以上になっているらしい。
これは何を意味するのかというと、40代以下の社員はフジ
サンケイグループがどういう企業なのかも知らないで入社した
可能性が高い「平和ボケ世代」なんだろうな、ということである。
で、急に問題が吾が身に及び、保身に走った、ということ。

なっ、だから日本に必要なのは「日本労働党」なのである。
フジの正社員なんかどうでもいいから、日本中のパートや
アルバイターだけでいいから組合を作れば、悪い企業は
数の論理で生き残れなくなり、政治も良くなるのである。
だから私はフジ社員を見ていると、面白くって、面白くって。

さて、真面目な話に戻ろう。
今朝のモーニングショーを見ていても、やはり追及が甘い。
解任されるべきはロートルどもだけだろうか、という点だ。
その必要な部分に全く触れられないのは何故なのか。
知らないのか、それとも触れられない理由があるのか。
あれだけ実直に物を言う玉川君も触れないのだから、テレビ局
ではタブー視されているのだろうか。

明日は、その真っ暗闇に就いて書くことにしよう。

【補足】社会学者・古市君が今朝のフジテレビの生放送で、
「もうフジテレビに出られなくなる覚悟をして言うけれども、
日枝さんのような古い人が居るから・・・」と発言したようだ。
それで古市君の株が上がっているようだが、古市君の背後には
安倍昭恵君を筆頭に安倍派の生き残り連中が付いているから
怖い者なしなのだ。それに、彼にガス抜き発言をさせている
可能性も否定できない、と私は思うしね。


女性アナウンサーと女子アナの違い パート2

2025-01-23 17:13:41 | 日記
元フジテレビのアナウンサーで現在はフリーになっている
内田恭子君(48歳)が、TV番組「ゴゴスマ」で次のように
言っていた。

「今回の件でフジテレビの人たちと話をしてますが、本当に
詳細を知らないんですよ。知らないままに色々と言われて
いる状態というところがある」

彼ら彼女らが「なんの詳細」を知らないのか分からないが、
いつからか女性アナウンサーが「女子アナ」という商品に
なっていた風潮を感じていなかったわけではあるまい。
もしも、それさえ感じてなかったら単なる間抜け集団だ。
内田君だって「ウッチー」と呼ばれていたではないか。
タレントですか、慰み者ですか、それとも歴(れっき)とした
女性アナウンサーを目指していたんですか。
「私はタレントではなくアナウンサーなので、ウッチーでは
ありません」と言わなかったのは何故なのか。
第一、吉本興業社員の妻なんだから、この件に就いて発言
するのは不適格者ではないのか、とまで私は思っている。

テレビ朝日に丸川珠代君という女性アナウンサーが居た。
どういう考えでテレビ局に入社したのかは知らないけれど、
東大卒で入社したのだから何かしら考えがあってのこと、と
想像する。

そしたら、ビートたけし君とコメディまでやりだした。
政治家に転身してからは驚くほど他人に罵声を浴びせて
いるのだから、「私はアナウンサーです。コントは私の仕事
ではありません」と言えない筈がない、と誰もが思うだろう。
だから、やはり、女性アナウンサーとしての自覚がそもそも
足りない、最初から欠落していると言われて仕方ない。
でなければ、最初から「女子アナ」という名の腰掛タレント
志望だったのかもしれない。

私の感覚で言えば、世間の女性は今回の件に就いて怒り心頭に
なってもおかしくない案件である。
でも世間の女性は(ふん)と思っているのではなかろうか。
つまり、(何処まで本気で女性アナウンサーになろうとしたの
かしらね)と思われているからだろう、ということ。
だから急に中居ファンクラブの加入者が増えたのが、その
証左であろう。

「女性アナウンサーもジャーナリストの一員である」と考えて
職に就いた人も大勢居るのである。
それなのにテレビ局そのものが勘違いして視聴率ばかりを意識
し過ぎて女性アナウンサーを利用し始めた。
女子大生の中にも、それを利用したがる人が居るからこそ、
男性陣からバナナの如く安く叩かれるのだ。
「今後もそれでいいんですか」と問われているのである。

中居正広君が本日、芸能界引退を表明した。つい先日、
「示談が済んでいるので支障はなく活動を再開します」と
言ったばかりの人である。
でも、巷に流れる彼が行った行為は、変態行為というよりも
常軌を逸した性犯罪・性暴行と感ぜられるものである。
だから引退表明は遅すぎる。自分が犯した行為の酷さ・犯罪性を
理解していないからの遅さでしかない。


女性アナウンサーと女子アナの違い

2025-01-22 17:21:22 | 日記
「報道現場に立ちたい」や「社会問題に向き合うため」など、
真面目にアナウンサーを目指す女子学生だって居る。
私が知る限りのアナウンサーで言えば、大下容子君・八木
麻紗子君・紀真耶君・下村彩里君等。(テレ朝ばかり見ている
ので、すらすら名が浮かぶ人を挙げて申し訳ない)

だが、いつの間にか女子学生に、(玉の輿に乗るには女子アナが
いい)と思われ始めたのではなかろうか。
男子学生が、「女子プロスポーツ選手とお近づきになれるから」
とか、「女性政治家に見染められて結婚できるかも」という
理由でアナウンサーを目指す人は居ないだろうから、女性側の
野心・魂胆みたいなものが表立つと勘違いする男も増えてくる
だろうね。
つまり、金持ち芸人やプロスポーツ選手らが、ちょっかいを
出し易くなってしまう、ということ。

誤解されると困るから書いておくけれど、今回、中井君から
被害を受けた女性アナウンサーの心を私は全く知らないので、
本人に非があるかどうかを、どうこう言うつもりはない。

その上でテレビ局は視聴率欲しさに、いつの間にか女性
アナウンサーを一つの商品にしていたのではないか、と
思っているわけ。
そして、女性の中には、それを承知でテレビ局に自分を
売り込むようになっていたのではないのか、と言いたいわけ。
例えば、「某大学ミスコンから女子アナへ」が多いでしょ。
「魚心あれば水心」の関係が無かったとも言えないでしょ。
だから、慌てて、各テレビ局は自社の実状を調べ始めた。

私は、そうとしか思っていないのだが、どのテレビ局のどの
コメンテーターも、そして元アナウンサーだった現・神奈川
県知事や古舘伊知郎君などが「女性アナウンサーの商品化に
一切触れないのは不思議」と言いたい。
まるで在職中に「女子アナの商品化」について何も感じた
ことがなかった、なんて、おかしいだろ。

はて、いつ頃からなのだろう。女性アナウンサーが「女子
アナ」になってタレント化・芸人化・商品化されたのは・・・。
記憶力が悪い私の頭では思い付かないから、「女性アナウン
サー・女子アナ・商品化」と入力して調べたら、トップで
出てきたのが・・・これ!

  「みんなの憧れ 女子アナ」
  婦人アナウンサーから女子アナ
  女性キャスターへの道  
      国広陽子 元・東京女子大学 教授  

で、やはり、国広君は「放送局は新人女性アナウンサーを
タレントとして扱い、視聴率獲得の有効手段にしている」と
断定している。加えて、アイドル化する風潮があると指摘。
  ・・・ ほらねっ、やっぱりだ! ・・・
女性キャスターや女性アナウンサーを目指すのではなく、
「女子アナ」指向女学生もかなり多くなってしまったのだ。
だから悪い男から痛い目に遭わされることもあるのでは・・・。
(国広君の研究内容は実に鋭いので、詳しくは御自分で
お読み頂きたい。3分もあれば読める文章量です)

各テレビ局は国広教授を招いて話をさせるべきである。
でないと、「テレビ局は変われない」と私は結論する。

【補足】文章が長くなったので、今回はここまでとするが、
女子アナ問題の続きは近い内に・・・。