のほほん主婦のきまま生活

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お仏壇の開眼法要

2016年01月17日 | 日記
昨年暮れにお仏壇が届いていました。

10日に「大日如来」の本柘植の像と「弘法大師」「不動明王」のお軸や経机が届きました。
仏具は届いていたのですが、これでやっとお仏壇らしくなりました。

16日のお昼下がりお寺さんに来ていただき、開眼法要と娘の厄除けをしていただきました。
これで、お仏壇に魂が宿り、お位牌はありませんが夫と私の先祖もお祭りしたことになるそうです。

最近はお葬式もされない方が多くなってきたとおっしゃっておられました。
亡くなった後すぐ火葬されるそうです。

それがお寺さんとのおつきあいが大変ということが背景にあるようです。
枕経・通夜・葬儀・初七日と来ていただき、戒名をお願いすると100万もかかるようになってきた為、したくてもできないみたいです。

お寺さんからしたら、檀家が減っていくということ。
お寺を維持していくのも大変なところもあるようです。

そこで関西の僧侶が会を作り、そうした方でも可能なお布施で弔いをして下さるようになったそうです。
お話ししていると、私の実家のお寺でアルバイトをされていたことがおありとか。
何かのご縁を感じました。

別に「般若心経」をあげなくても、お仏壇をお寺と考え、朝扉を開けてお茶湯し、炊き立てのご飯をお供えし、お花のお水を替え、手を合わせ、夕方扉を閉めて休ませてあげてくださいと言われました。

本来分家でも、家を建てたりしたらお仏壇を用意するのが普通だったそうです。

お正月は神社に参拝して、亡くなったらお寺さんのお世話になるのが日本の宗教。
海外で無宗教というと人でなしと思われるようです。
なぜか、お仏壇に手を合わせることが心の拠り所になったように思います。

キリスト教では毎週日曜日にお話を聞きに行きますが、仏教では法要の時しか法話を聞く機会がありません。
最近御朱印張をもってお寺巡りをされる方や、四国八十八か所を少しずつ歩かれる方も増えてはきている様子。
心の拠り所を求めておられる方が増えてきたのかもしれませんね。

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