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としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

安達太良山(=乳首山)

2014-09-17 23:30:02 | 山歩き

午前9時10分安達太良エキスプレスで山頂駅を目指す朝早いので?ボックスひとり占 料金は950円のところをJAF会員割引で850円と得した気分これで抜けるような空だったら「最高~~」って叫びたいところ。

でもそうは問屋はおろさずド~ンヨリした雲いっぱいの空、風がないからマッいいか~(前回の雨風霧あれより悪いことはないだろう)。

山頂駅から木道を薬師岳へここまで200m一般客も多数見受けられたのでシャターをお願い(私の左上にポッコリ写っているのが安達太良山山頂乳首に見えるでしょうか?側まで行ったらトンデモナイ乳首?ニヤツイテなんかいられませんゾ)。

いよいよ登山開始背丈くらいのハイマツやナナカマドなど登山道しばらくは木道、鼻歌混じりで闊歩しかし木道が切れると何時もの段差と岩ゴロゴロの悪路。

でもこの辺りは沢山のリンドウやツルリンドウそしてアキノキリンソウなどの花が見られ思わず「こりゃ~凄い」って独り言。

 

 

これ線香花火のように目ませんか私には見えたので写したのですヨ「御覧なさい」

 

そして表登山口分岐の先ハイマツの原を抜けたところで埼玉県から日帰り登山に来た親子(男子お父さん74歳息子さん30歳代救急隊員さん)と出会う、山頂は目の前しばらく同行させてもらうことに。

も~すぐ山頂この後姿がこれからお世話になるお父さんで~すヨ。

直下での記念撮影最後の10mちょっとがコースの選択を誤ると大変、ここから見るととても乳首なんて想像できませんヨね~ただの大岩でしかありません。

最初に呼んだ人がいやらしいのかそれとも私もいやらしいのか幾つになってもしょうがない年寄りなんでしょうかネ~。

そして11時山頂に到着相変わらずドンヨリした空遠くの方は今一つ展望がないでも近場はそこそこ見えるので感激。

山頂祠の横で記念写真撮りましたが山頂標識の写真撮り忘れ(また来なくっちゃ~)。

 

これから向かう尾根筋の牛ノ背と斜面の馬ノ背そして先端が尖った鉄山(これは予定していなかったのですが二人に付いて行くことにしました)写真で分かります?

 

ここも磐梯山の山頂同様羽蟻がものすご~くノンビリ山頂を楽しむどころではなく山頂滞在時間約10分で下山開始写真の撮り忘れの原因はこれでした。

(遥々神奈川県から出かけた苦労も忘れ滞在時間10分後から考えると自分でも呆れてしまいました?)

牛ノ背途中から火口跡方向を望む

牛の背を進むに従い立ち入り禁止の沼ノ平が足下に明治33年の爆発によって出来た直径500mの噴火口跡が覗き込めるのです、荒々しい山肌乳首山よりも年甲斐もなくいささか興奮してしまいました(この時少し足がすくんでしまいましたもちろん噴火口跡は立ち入り禁止です)。

 

牛の背分岐から先馬ノ背を上り始めると左下に火口跡夢中でバチバチ写真映してしまいました。

鉄山の南斜面は急登のガレ場で上りにいささか苦労してしまいましたが山頂へは北側に回り込み午前11時50分に到着、ここから火口跡を覗き込むのを楽しみにしていましたが山頂の突端へは近づくことは出来ずちょっとガッカリ(でも事故防止のためには仕方ないのでしょうネ)。

鉄山の山頂は何処多分ここだろうってパチリ

 

12時鉄山から下山開始下りながら

 

 

牛ノ背分岐でゆっくり昼食を済ませ峰の辻からくろがね小屋この辺りは下りとは言え石や岩がゴロゴロのガレ場歩きにくいの何の遥か先行く息子さんの背を見ながら年寄りふたり転ばないように大苦戦。

そしてガレ場の終点付近は強烈な硫黄臭ロープの向こうは岳温泉の源泉と言う事でした「へぇ~ここから温泉街まで送ってるんだ~」って

 

くろがね小屋横で立休みここからはおおむね下り途中至勢平の分岐の先で旧道と新道に道が分かれていたがここでは歩きやすい車の走行可能な新道へそして奥岳温泉登山口へ15時に到着。

登山口付近ではドンヨリシタ曇り空が嘘のように晴れあがっていました、秋もそこまで来ているのでしょうかこん~な写真が撮れました。

 

そして15時30分ず~っと面倒をみてもらって楽しく過ごしたお父さんと息子さんの車を見送りひとり裏磐梯を目指したのでした~。

 

 

 

 

 

 

 


会津磐梯山

2014-09-16 23:00:58 | 山歩き

午前9時半過ぎに山頂まで最短距離の八方台登山口到着ガードマンさんの誘導で駐車。

既に40台近くの車ナンバーは関東・東北が中心「オッ我が故郷高崎ナンバーも」。

急遽登山に切り替えたのでパンツ(ブリーフ)以外すべて交換(運転席に座ったままの作業)はちょっと難儀そして入念に準備体操。

登山届を提出後セルフタイマーで記念写真(変わり映えしない写り具合。)

 

道路を横切って登山道へ丁度午前10時登山口の標識の横には『熊注意』素直にクマよけの鈴をザックに装着森の中の道は車が走れそうな幅と緩やかな勾配。

山頂までは上り2時間下り1時間半、お天気も良く余裕しゃくしゃく意識してユックリ歩き始める。

しばらくして森が切れ前方眼下に荒廃した建物が見えてきました、すでに廃止された『中ノ湯跡』 こ~んな感じ

 

 

ここからが本格的な登山道、朝まで降っていた雨のためか?足下が滑りやすくちょっと怖い。

そして間もなく登山道脇の展望が開けた足下ばかり見ていた目に眩しいこの景色(ここでひと息)

火口跡                                

 

左の湖は檜原湖雲に見え隠れは西吾妻連邦

 

そして山頂を目指しトボトボ歩いていたら目の前に女性の4人連れでも前の2人と後ろの2人に離れ気味。

後ろの2人は足は心もとないが口の元気なこと(熊避けには絶好?)後ろからついて行くには退屈はしないでも遅~いんだこれが。

追い越しざまに聞いたら『福島の浜通りから娘さんに誘われて来たとのこと』。

しばらく併歩行会話を楽しみましたが如何せん遅いのでバイバイして先行。

 

この標識見てここって我が故郷群馬県の前橋営林局の管轄なの?(勉強になりました)。

ここは左へ行って花や展望をを満喫(山頂よりはこっちの方が私はイイと思いましたヨ)

 明治22年の噴火の跡も生々しい姿

この先は真っ逆さまの断崖(遠くに檜原湖)

噴火前は磐梯山と一体だった櫛ケ峰

お花畑に咲いていたウメバチソウ

ここから見あげた櫛ケ峰

 

そして午前11時45分冷たくて美味しい水が湧く弘法清水を通過。

山頂まで残りわずか細い道を上り始めると年輩の女性と出くわす、余裕を見せ道を譲ると「何と後か後から降りてくるわ~~~~~~結局30人くらい」大失敗ツアー客だったってこと。

山頂着は12時20分ゆっくり楽しもうって思っていたのにここもツアー客でいっぱい足の踏み場もない状態更に少し雲が湧いてきて展望も???その上羽根蟻か?アブか何故かウヨウヨ気持ち悪~~。

でも未だによく解りません山頂標識と祠それから三等三角点の意味するところ???

 山頂標識(山頂って一番高くなくても良いのでしょうか?ここが山頂って決めれば構わないのでしょうかネ)

祠( ここが一番高いのです )

三等三角点(祠のすぐ脇)

ってな訳で山頂滞在時間約20分12時40分に下山開始、山頂直下で浜通りから来たお母さんと「バイバイ」してすれ違いました。

下りは怪我のないように花の写真を写しながら再度お花畑経由で下山、途中で郡山から来た男性8人組に追いつきましたがここも熊避けにして後ろからついて行きました(職場仲間の40~50歳代くらい)ワイワイガヤガヤ喧しいって言えば喧しいでもとても楽しいおじさん達、退屈することなく14時37分登山口に到着しました。

ミネウスユキソウ                  リンドウ

  

ミヤマアキノキリンソウ

 

本日の山歩き4時間37分贅沢を言えば山頂で雲が湧くのがもう少し待ってくれたら言うことなしだったかもしかし物足りないくらいが次への意欲が湧くもの、今度は紅葉の時期に来て見たいですね。

 

 

 


ビックリしたナ~『木曽御岳山』その2

2014-08-28 15:57:44 | 山歩き

8月24日(日)午前4時半点灯「眩し~~」夕べの20時消灯から長かった闇夜から解放。

とは言っても雨戸なしカーテンなしの窓の外はまだ真っ暗、先ずは朝一番の儀式(・・・)を済ませ着替え。

睡眠は十分でも15年ほど前肉離れを起こしたふくらはぎにシコリ

5時半から朝食起き抜けの所為か食欲がわかない、でも下山まで行動食(飴・せんべい・チョコレートなど)で持たせなくちゃ~ってことで無理やりお替り。

行者小屋の時は再度お替りしたかったのにこの日は体調が余りよくないのかしら?

 

午前5時半小屋の前に集合ガスで展望はゼロ、防寒といつ降ってもいいように上下合羽着用(要らなくなったら脱ぐのは簡単なので)。

コースは賽の河原⇒白竜避難小屋⇒継子岳⇒摩利支天⇒白竜避難小屋⇒賽の河原⇒山小屋

足下にはイワリンドウなど背丈の低い花ばっかり戻る時に写せばイイジャ~ンって爺婆主体の(そうでない人もいましたヨ)。

賽の河原辺りから大粒な雨そして白竜避難小屋から高度を上げるに従い風が吹き付け白山・赤岳に続いて有り難くない大歓迎「ムもう~なんてこっちゃ~」。

おっ綺麗な花

 

右下に三ノ池ってガイドさんが教えてくれるのですがガスの彼方に言われてみれば~う~すらって状態(感激の声は湧かず~)。

岩と灌木の間水たまりの道を進むと所々に小さなコマクサの株を見ることが出来ましたが強まる雨にを取り出す意欲無し唯々継子岳へ。

そして午前7時ちょっと前2858.9mの山頂へ到着、山頂標識の周りを一周周囲の景色はサッパリ証拠写真を撮り

 

次の摩利支天に向かう。

途中で一瞬ガスがきれ眼下に四ノ池を発見この時期水はないってこと「これって池なの~かな?」でも景色が見えたのだから貴重。

 

 

五の池小屋から摩利支天への尾根道へ雨風そして急登やはり3000m近い所為か息があがる「とっても苦しい~」。

そして8時15分過ぎ摩利支天山頂と賽の河原の分岐でガイドさんから上るか下るか?問われ11人中8人は上る、私を含む3人が下る。

ガイドさんが2人いたのでここで二組に分かれ我々は4人で白竜避難小屋へ下る、賽の河原は風も弱く尾根筋とは別世界足元の花を眺めたり  に収めたり山頂挑戦を放棄したが楽しみながら儲かった気分で山小屋へ。

 

9時山小屋に戻りここで冷え切った身体をストーブと熱いコーヒーで温めながら登山中の小休止を楽しみ後半の御嶽山への鋭気を養いました。

 

摩利支天登頂組と合流午前10時御嶽山山頂を目指し出発、空も大分明るくなってきたが風は冷たいので合羽の上着は防寒用に着用。

この日の二ノ池は周囲が明るいためこ~~んな感じでした。

 

 

それから暫く「ハ~ハ~ゼ~ゼ~」時々はれるガスの間から昨日上った模型のような下界と登山道の景色が楽しめました。

健康とガイドさん(バスガイドさんではありません山岳ガイドさんですぞ)に感謝午前11時山頂らしくない頂上(3,067m)に到着しました。

山頂はこ~んな感じでした

 

この日は麓の大滝小学校と山頂折り返しの山岳マラソン大会(御嶽スーパートライアスロン大会)

頂上直下の小屋の屋根は防風対策に現地調達の石が沢山

 

下りはランナーさん達と同じコースを『人の迷惑かえりみず避けもせずホント楽しく下りました』これ途中

これ景色雷鳥にはこの日も会えませんでした

下るに従い昨日の入山から午前中までの寒かったのが嘘のよう着衣も合羽を脱ぎ、長袖シャツをを脱ぎ最後は半袖の赤シャツになってしまいました。

気温の変化夏山とは言っても油断出来ない、いいお勉強になりました。

 

色々の花を見ることが出来ましたが御嶽山の花々については名前を調べたりしながらユックリ楽しみたいと思っています。

因みに白山・赤岳と水浸しになった登山靴は『シューズ用撥水剤』を塗った効果でしょうか?

私の投資の努力を神様が認めてくれたのか?

今回は水浸しになることも有りませんでした。

 

そうそう王滝村でひとふろ浴び16時半過ぎにマイクロバスで出発、夏休みも終盤中央高速が大渋滞?新宿到着は23時もとうに過ぎてしまい浦賀駅に着いたのは月曜日になってしまいました ⇒ 新記録達成かな。

 

 

サア~次は何時何処に行こうかしらネ~  

 

 

    それでは皆様 

 

 

 

 

 


ビックリしたナ~『木曽御岳山』その1

2014-08-26 16:09:28 | 山歩き

8月23日午前1時過ぎ航空機騒音で目覚める、耳栓をして二度寝(今夜は早目に寝たので余裕の再挑戦「ジェット機と国交省のアホメ~」)。

目覚ましの合図で午前4時15分前に起床仕度をしていたら何と雷鳴そして大粒の雨音(絶望的な気持ちで準備?)。

「土砂降りならヤーッメッタ(て心の中で)」・・・準備が出来たので恐る恐る玄関ドア~を開けたら「神様ありがと~」小降り。

途中で捨てても惜しくないようなビニール傘をさして出発(でも捨てずに帰宅しました)。

 

駅まで30分始発電車に間に合った(暑かった~)そして新宿駅へは集合時間の30分も前に到着(余裕をもって移動こう~なっちゃうんですよネ~)。

中央高速道を一路塩尻インターを目指す、車内はアッと言う間に寝室化。

 

多分突然「ガタガタガタガタ」振動 「事故か~」車はユックリと左側によって停止(生まれて初めて高速道路でのパンク体験「ヤッター」運転手さんゴメンナサ~イ)。

ここは何処~~?

談合坂SAの手前3km(え~~~~僕らはどうんるのでしょうか?)

運転手さん大忙し電話連絡の後車は左前輪パンクのままSAまで移動(到着後見たらタイヤはバラバラ瀕死の状態)

ここで代車待ちの為約2時間の休憩、談合坂SAは土曜日の朝なので大混雑。 

そんな中誰はばかることなくトイレに入ってゆ~~くり用を足し、出てきたらトイレの入り口まで行列(男子トイレでもこんなことがあるんだ)。

午前10時過ぎ頃でしょうか?代車のマイクロバス到着、乗り換え出発また寝込む目が覚めたら高速から一般道へ。

大滝口からの予定を遅れを取り戻すために黒沢口へ変更しロープウエイを利用(30分の短縮と言っていました)。

ロープウエイ駅周辺目を覚ましてくれたこの大花壇?と「エ~イ」空中移動15分

 

 

でも御嶽山はガスの中それでも雨が降ってないので少し幸せな気分、14時40分飯森高原駅を出発。

2時間近い遅れちょっと不安、でもガイドさんを信じ滑りそうな木製の階段と泥濘の山道を注意深く進むがブヨだろうか小虫が顔だの剥き出しの腕に(刺されたらコワ~自家製虫除け忘れのを一寸後悔)。

先ずは樹林帯足下だけを見ながらひたすら上る花があるとリーダーから声が飛ぶその都度立ち止まって見るでもカメラを出す余裕はない(マッ先へ進むことを最優先)。

順調にいっても山小屋到着18時とか雨でも降ってきたら赤岳の二の舞(霊山さ~んお助け下さいor御嶽さ~んお助けくださいカナ?)。

足下が不安定で歩きにくいのに登山道脇には重そうな石碑や地蔵さんが沢山10キロないようなザックでフーフー言ってるのに何とも凄いことダ。

まもなく樹林帯を抜け灌木地域にガスは少し薄くはなったが陽ざしがないので展望不良ライチョウを見ることは出来ませんでした。

八合目付近の登山道             これクマ避けに非ずガス発生時の案内用とか

 

 

もうすぐ九合目付近

 

 

こkは九合目、周辺の景色

 

17時59分上り終了すっかり薄暗くなってしまいました右手には雲海と大昔スキーに行った乗鞍岳が眺められました。

ここからは下り気が付けば二ノ池

  

二ノ池越しに御嶽山のテッペン剣ヶ峰(3067m)が夕日を浴び輝いて迎えてくれました。

 

18時20分やっと山小屋に到着、部屋に荷物を置き夕食と汗を流し20時の消灯まで大忙しでした。

ア~~今日も気分よく疲れました。

 

 

 

 

 


赤岳登頂ならず・・・

2014-08-11 15:22:29 | 山歩き

土曜日午前2時飛行機の爆音(迷惑騒音)で目覚める(折角早寝したのに)。

気を取り直し再度寝込んだが午前3時右手人差し指第2関節そばと手の甲を蚊に刺されまたまた目覚める。

軟膏のカユミ止めを塗り午前4時まで籐の椅子でウトウト目覚ましの音を合図に本当に起床。

待望の八ヶ岳の主峰赤岳登山に出かける準備天気予報では台風接近を伝えているので(何処まで行けるかナ~?)。

 

浦賀駅までは土曜日は始発バスがいつもより遅いため重い荷物を背と手に30分ちょっとかかって汗だくで(雨は降っていないのでバンザーイ・でも京急さん土曜休日も平日同様始発バス早く走らせてヨ~「お願い」)。

新宿駅へは7時ちょっと前に到着7時18分の特急あずさで茅野駅まで、最近は電車を利用しての旅を楽しむことも皆無朝も早いことと台風接近の気象庁のPRが行き届いている所為か車内はガラガラ車窓からの景色を眺めたり居眠りをしたりの繰り返しで約2時間半。

駅前からタクシー2台に便乗美濃戸口を目指す駅前は祭りの準備で活気を呈していたが八ヶ岳の方は異様な雲(山容は一面濃い灰色の雲に遮られイヤ~ナ予感)、案の定20分ほど走りそろそろ目的地って辺りからフロントガラスにポツリポツリ(駅を離れ夏本番でかきいれどきの筈の別荘地周辺も多分気象庁のPRの所為でひっそり)。

10時40分美濃戸口登山口を出発標高差約840mの行者小屋へ、雨はほとんど止んでいたので合羽はマダマダでもこの林道のダラダラ長いこといささか閉口の2時間20分でした(美濃戸口から先の林道部分は車の走行が可能そうではあるが我が愛車などでは腹をこすって無事帰ってこられそうもなさそう?)。

登山口付近で

 

林道わきのホタルブクロと

 

北沢の橋を渡っていよいよ本格的な登山道ここから行者小屋までの標高差は約400m沢沿いの昼なお暗い森や時々橋で沢を越え対岸の岩が沢へ下り傾斜の道など気の抜けない道そして間もなく赤岳鉱泉に到着、登山路脇の広場では野営の為のテントの準備中の若者台(風接近で夜は降雨確実なのにって余計な心配?)。

橋から沢を覗く翌日は濁流に変貌してました         チ~サナ花

 

コバナノイチヤクソウ          苔

 

ここでの休憩中ガスが湧きだしてきそうな状態取りあえずザックカバーを付け行者小屋に向け森の中の急登に午後3時過ぎだって言うのに夕方のように暗く険しい道へ。

流石に言葉を発する元気もソロソロなくなって来た頃この日の最高点にしかし周囲はガスって遠くの方は見えず、その先少し下った先に山小屋発見意外に大きく頑丈そうな建物。

 

山小屋到着後リーダーが得た情報によると『台風はまだ四国辺りで明日は平地でも風速20m山頂付近では風速30mとか』これを聞いて「ここまでか~」って実はホッと。

その晩の雨風の凄かったことでも諦めきったせいか夜中にトイレに起きることもなく熟睡。

一泊して知ったこと

 ①見かけた通り風にビクともせず床はきしんだりせずすきま風も気にならない建物でした

 ②夕食も朝食もご飯がとても美味しくみんな腹いっぱい食べたようです勿論小生も(山小屋らしからぬお味と感じました)

 ③山小屋の皆さんには申し訳ありませんが空いていたのが最高に有り難かったです(聞くところによると台風接近の為この日のキャンセル100人以上とか?気象庁のお蔭でしょうかネ~)

 ④下界では暑い暑いって言ってますが山小屋では朝晩石油ヒーターが欠かせないんですね、違和感を感じつつストーブから離れられませんでした

 

日曜日は午前5時前起床美味しい朝食をまたまた腹いっぱい食べ午前6時半に土砂降りのなか山小屋を出発、前日汗水たらして上った道をひたすら美濃戸口へ、この日は高山植物も逆巻く濁流の撮影も封印安全に下ることだけを念頭に必死で歩きました(JRの運休を懸念して)。

林道に入ってからは緊張感を解けドット疲れが出で美濃戸口が遠かったこと林道の途中では一瞬薄日もさしましたが最後まで横殴りの雨さらされました(白山に続いて登山靴の中は水浸し合羽の腕の部分に何故か雨漏れ?いずれも10年近い使用持ち主同様ガタがきたよう ⇒  今週は買い替えを考えてお店に行って情報収集でも?って考えてます)。

午前10時過ぎ茅野駅近くの健康ランド?で朝風呂に浸かり12時ちょっと前の特急あずさで帰京、家には午後4時過ぎに到着『夏山小屋一泊豪華旅』は無事終了したのです 。

急いで帰宅して大成功でした夜には猛烈な雨風今朝も確か強い風雨まったく未練がましい台風、強風で洗濯物が外に干せませんホントに迷惑な台風でした。

 

赤岳はソロでの挑戦は無理そうなので再度連れて行ってもらうことを思案中・・・・・・・・・・。