第二次パープル問題

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19世紀に沈んだ探検船の内部が明らかに <復帰第1回目の日記のジャンルは、やはり歴史です>

2015年10月14日 | 日記

19世紀に北極海に沈んだ探検船の内部が明らかに

ナショナル ジオグラフィック日本版 10月14日(水)7時31分配信





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19世紀に北極海に沈んだ探検船の内部が明らかに


ソナーによる探査で、エレバス号の船体はほぼ無傷と判明。フランクリン探検隊を乗せてテラー号とともに出港したが、1846年に氷に阻まれた。テラー号はまだ見つかっていない。(Photograph by Parks Canada, EPA)


“世紀の大惨事”、フランクリン隊の謎の解明に一歩前進

 晩夏の北極圏。珍しく穏やかな天候と澄んだ水が、カナダの考古学者たちに味方していた。この国で最も有名な沈没船、フランクリン探検隊の「エレバス号」の内部を、これまでで最も鮮明に見ることができたのだ。

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 英国海軍本部が、サー・ジョン・フランクリン率いる探検隊を派遣したのは1845年。大西洋と太平洋を結ぶ「北西航路」開拓のための北極海調査が目的だった。しかし、隊は出航から間もなく失踪。以来150年以上にわたり、数多くの捜索隊がエレバス号とテラー号の2隻を見つけようとカナダの北極圏を探し回ったが、両号の行方は知れなかった。

 カナダのスティーブン・ハーパー首相が昨年、北極圏の水深12メートル未満の海峡で、カナダの研究チームがエレバス号を発見したと発表した。

 今夏、同研究チームはこの地点を再訪し、保存状態の良好な船体やその内部を調査。上甲板や船体の穴からカメラを差し入れ、指揮官フランクリンの船室では粉々になった遺品を間近で確認した。フランクリンの船室があった船尾部分は崩れており、彼の所持品と思われる品々は梁と外板に閉じ込められている。

 カナダの国立公園を管理する政府機関パークス・カナダの上級水中考古学者ジョナサン・ムーア氏は、「フランクリンの船室にあった物は、おそらく大部分が壊れた船室内に封じられているか、海底に沈んでいます」と推測する。

 船尾の損傷が激しいのを除けば、船は驚くほど無傷で残っており、将来は船倉の調査もできるのではないかと考古学者たちは期待を寄せている。実現すれば、探検隊が採取していた科学標本や、場合によっては写真が見つかる可能性もある。

「フランクリン探検隊の運命を語り得るたくさんの遺品が、この船の奥深くに閉じ込められたままになっています」と語るのは、今回の調査を率いたパークス・カナダの水中考古学者、ライアン・ハリス氏だ。「内部に入る前に、どのように船体が形を保っているのか、どんな補強が必要なのかを見極めないといけません」

 8月と9月に行った潜水調査は140時間を超す。沈没地点の詳細を記録するため、ハリス氏らのチームは数百枚の写真を撮影した。破片が散らばった場所からは遺品も数多く回収でき、中には船の舵輪や、英国海軍士官が用いた剣の柄もあった。「今後数年で、ここからさらに多くの遺品が見つかると思います」とハリス氏は話す。
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