mj加sぢはともかく 珍しい容疑事件の逮捕であります。
やくざ映画などの場面で 何らかの理由があって「指を詰めて不義理などを詫びる」とのイニシエーション(儀式・慣習)が行われる場合があります。自らの意思で刃物で小指の間接を切断するものであります。当然のことながら 痛いし血も出ますしメンソレータムをつけておけば治るものではありません。昔はともかくとして現代では医師の治療を受けることになります。ここで問題が生じるのは・・・過失で指がちょん切れたのなら 国民健康保険を使って治療を受ければよいわけですが 自らの意思で指をちょん切った場合国民健康保険の適用にはならないのです。なるべく治療費を安くおさえたいヤクザ諸氏は「事故で切った」と嘘の申告をして治療を受けたいわけであります。事情を理解してあげたいことはわかりますが これは正当な治療費の支払いを免れた詐欺罪に該当するのであります。岐阜県警は10日までに 同県内に勢力を持つ暴力団・山口組系弘道会幹部 野内正博 容疑者58歳他2名を二項詐欺の容疑で再逮捕したと報じられている。認否に関しての発表はないという。
裏社会での歴史的な隠避で残酷な文化に刑事責任が問われることになる珍しい事件であります。岐阜県警に ハナマルであります。これに似た事件に タトゥーを消す手術に国保が適用されるか?の問題があります。人間はタコではありませんから 一回指をちょん切ると指は生えてきません。