
エリーゼの暑さネタばかりが続いていますので、ちょっとは楽しい話題を・・と思い、夏休みのミニドライブ
を敢行しました。
今回は以前から気になっていた「ヤビツ峠」へ出かけてみました。ここは雑誌やネットでも時々紹介される峠道ですが、タイトだという以外になかなか情報がない。また起点が東名高速「秦野中井」という、埼玉南部の我が家からみれば中途半端な場所にあることも、これまで足が向かなかった要因でした。
ところが先日、中央道から関越道の間を圏央道が開通
したことから、東名 秦野中井からヤビツ峠、宮が瀬~相模湖へ抜け、そのまま中央道~圏央道~関越道 所沢・・・というルートが可能になったのです
。
東名が若干渋滞し、秦野中井ICに着いたのは昼過ぎでした。一般道を左へ出てからは「落合」の信号を1度右折するだけで、ヤビツ峠のエントリーロードまで1本道。しかもその入口(R246交差点)には僕愛用のシェルGSがあって至れり尽くせりです
。ただし、落合から先にはコンビニすらありませんからご注意ください。
さて、民家エリアを抜けて山道に入るとすぐに道が狭くなります。でも木漏れ日が美しく気持ちいいです(タイトル写真)。タイトな山間道をハイペースで走っていると、あらためてeliseのハンドリングと足のよさを感じます。コーナーを極めて正確にトレースしていきます。
長年FFに乗ってきた僕にとっては、この曲がり方はとっても新鮮で気持ちがいい。アンダーステア分を織り込んでハンドルを切ったり、アクセルを踏み込むタイミングをかなり我慢するFFとは違った、リアルなステア感覚です。スキーやスノボでいうところのスライドターンがFFなら、エリーゼはカービングターンの感覚です。
また、この峠道は路面がかなり荒れているのですが、駆動輪かつ方向蛇である前輪の接地(トラクション)をシビアに意識しながら走らなければならなかったFFと異なり、荒れた路面でもしっかりトラクションがかかるその足の良さは感心します。
またブレーキがよく効くので、ほんのわずかな見通しの良い箇所では思い切って加速できます。タイトな道を、まるで気分はWRCのように(笑)駆け抜けます。
しかし、このヤビツの峠道はそんなに甘いルートではありませんでした
。思い切ってアクセルを踏めるのは全体の5%にも満たないでしょう。特に後半のほとんどは、クルマ1台がやっと通れるような道幅です(下写真)。対向車とすれ違えずにバックすることも数回
。

このルートで一番の恐怖は対向車です。自転車や登山者もあります。つねにコーナーの先から対向車が来るリスクを想定しないと危なくて走れません。そのため、場所によってはツーリング中の原付にも後ろからあおられるほどのペースになります
。
そんな厳しいルートで、僕はだんだん気分が悪くなってきました。そう、運転しながらクルマに酔ってしまったのです
。実は僕はサーファーだったその昔も、波待ちをしながら船酔いしてしまうほどの酔い症。だからこんな道では当然のように車酔いしてしまいます。どこかで休憩しようかと思いつつ、適当な場所も見つけられずに宮が瀬湖に着いてしまいました。
さて、ヤビツ峠を総括すると、ほとんどを最徐行で走らなければならないようなルートであり、リスクも多く、思い切り走れるというコースでは残念ながらありません。仮に対向車がこないと言う保証があるならば、タイトで厳しいけどWRCのような面白いコースと言えるのでしょうが。それでも前半はなかなか楽しかったのですが、途中からは気分が悪いだけでなく頭痛までしてきました。こんなに酔ってしまうなら残念ながら僕には魅力的な道とはいえません。オエ・・。
そんなことを考えつつ、帰途、予定通りの相模湖ICへ向かいました。ところが頭痛はいつまでたっても治りません。でもちょっと冷静に考えると、車酔いで頭痛ってするんでしょうか?この症状って・・・ハッ!熱中症??そういえばこの日もとても暑く、渋滞もあわせて僕は4時間ちかくもこの暑い車内にいたわけです。あわててコンビニに駆け込み水分を補給すると、少し改善しました。
エアコンをずっとつけていたにもかかわらず熱中症になるなんて、やはりeliseの暑さは尋常ではないようです。

今回、身体を張ってeliseの暑さを分析しました。(結局また暑さネタかよっ!
)
どうやらエアコンはそこそこの冷風を維持しています。最大の原因と思っていた天井(幌)の熱も、走っていればそれほどでもないことがわかりました(サンバイザでの断熱も十分奏功しています)。
では何が熱中症になるほどの車内の暑さの原因か?答えはふたつです。
ひとつはフロントウインドウからの太陽熱。eliseの場合、かなりスラントした大きなフロントウインドウの下に広大なダッシュボードがあり、ここが温室のような効果を生み車内の空気を熱します。さらに乗員の足にまで日光があたるほど、車内は日当たり良好です。
もうひとつは、なんと車内の壁部に伝わるエンジンの熱です。クーラントが通るサイドシルだけでなく、エンジンルームと室内の隔壁部分(乗員の背中部)もエンジンからの熱でかなり熱くなっていることがわかりました。この熱は走行開始後30~60分くらいから顕著になってきます。そういえばエアコンが効かないと感じるのも走行30分以降であることからこれは納得がいきます。
この対策については今後検討することにします。
さて、相模湖ICから中央道にのり圏央道に入ると、それはとても気持ちのいい道路でした。決して広くはありませんが、走っている車もまだ少ないのでなかなか走りやすい。トンネルが多いのですが、多摩川を渡る橋(これも半トンネルになってる)などモナコGPを思わせる(?)面白いルートです。相模湖ICから関越道の所沢ICまでは45分程度でした。これで中央道方面へのドライブが大変便利になりました。


今回は以前から気になっていた「ヤビツ峠」へ出かけてみました。ここは雑誌やネットでも時々紹介される峠道ですが、タイトだという以外になかなか情報がない。また起点が東名高速「秦野中井」という、埼玉南部の我が家からみれば中途半端な場所にあることも、これまで足が向かなかった要因でした。
ところが先日、中央道から関越道の間を圏央道が開通


東名が若干渋滞し、秦野中井ICに着いたのは昼過ぎでした。一般道を左へ出てからは「落合」の信号を1度右折するだけで、ヤビツ峠のエントリーロードまで1本道。しかもその入口(R246交差点)には僕愛用のシェルGSがあって至れり尽くせりです


長年FFに乗ってきた僕にとっては、この曲がり方はとっても新鮮で気持ちがいい。アンダーステア分を織り込んでハンドルを切ったり、アクセルを踏み込むタイミングをかなり我慢するFFとは違った、リアルなステア感覚です。スキーやスノボでいうところのスライドターンがFFなら、エリーゼはカービングターンの感覚です。
また、この峠道は路面がかなり荒れているのですが、駆動輪かつ方向蛇である前輪の接地(トラクション)をシビアに意識しながら走らなければならなかったFFと異なり、荒れた路面でもしっかりトラクションがかかるその足の良さは感心します。
またブレーキがよく効くので、ほんのわずかな見通しの良い箇所では思い切って加速できます。タイトな道を、まるで気分はWRCのように(笑)駆け抜けます。
しかし、このヤビツの峠道はそんなに甘いルートではありませんでした



このルートで一番の恐怖は対向車です。自転車や登山者もあります。つねにコーナーの先から対向車が来るリスクを想定しないと危なくて走れません。そのため、場所によってはツーリング中の原付にも後ろからあおられるほどのペースになります



さて、ヤビツ峠を総括すると、ほとんどを最徐行で走らなければならないようなルートであり、リスクも多く、思い切り走れるというコースでは残念ながらありません。仮に対向車がこないと言う保証があるならば、タイトで厳しいけどWRCのような面白いコースと言えるのでしょうが。それでも前半はなかなか楽しかったのですが、途中からは気分が悪いだけでなく頭痛までしてきました。こんなに酔ってしまうなら残念ながら僕には魅力的な道とはいえません。オエ・・。

そんなことを考えつつ、帰途、予定通りの相模湖ICへ向かいました。ところが頭痛はいつまでたっても治りません。でもちょっと冷静に考えると、車酔いで頭痛ってするんでしょうか?この症状って・・・ハッ!熱中症??そういえばこの日もとても暑く、渋滞もあわせて僕は4時間ちかくもこの暑い車内にいたわけです。あわててコンビニに駆け込み水分を補給すると、少し改善しました。
エアコンをずっとつけていたにもかかわらず熱中症になるなんて、やはりeliseの暑さは尋常ではないようです。



どうやらエアコンはそこそこの冷風を維持しています。最大の原因と思っていた天井(幌)の熱も、走っていればそれほどでもないことがわかりました(サンバイザでの断熱も十分奏功しています)。
では何が熱中症になるほどの車内の暑さの原因か?答えはふたつです。
ひとつはフロントウインドウからの太陽熱。eliseの場合、かなりスラントした大きなフロントウインドウの下に広大なダッシュボードがあり、ここが温室のような効果を生み車内の空気を熱します。さらに乗員の足にまで日光があたるほど、車内は日当たり良好です。
もうひとつは、なんと車内の壁部に伝わるエンジンの熱です。クーラントが通るサイドシルだけでなく、エンジンルームと室内の隔壁部分(乗員の背中部)もエンジンからの熱でかなり熱くなっていることがわかりました。この熱は走行開始後30~60分くらいから顕著になってきます。そういえばエアコンが効かないと感じるのも走行30分以降であることからこれは納得がいきます。
この対策については今後検討することにします。
さて、相模湖ICから中央道にのり圏央道に入ると、それはとても気持ちのいい道路でした。決して広くはありませんが、走っている車もまだ少ないのでなかなか走りやすい。トンネルが多いのですが、多摩川を渡る橋(これも半トンネルになってる)などモナコGPを思わせる(?)面白いルートです。相模湖ICから関越道の所沢ICまでは45分程度でした。これで中央道方面へのドライブが大変便利になりました。


私もあのマンガはファンです!
ヤビツは対向車ありの昼間はキツイですね。
いい情報をありがとうございます。
コメント機能の存在に気づいていませんでした
今後ともよろしくお願いします。
>こる
大丈夫か?まずは身体大事にしろよ~っ。
また走ろ!