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花日和

映像翻訳の仕事を一時休業して、ただいま育児に奮闘中。
08年12月に誕生した娘・花の成長の記録です。

旅日記⑨ ミラノ(友人宅)編

2010年11月10日 | 日記
4日間滞在させてもらった友人夫婦宅に別れを告げ、
アムステルダムのスキポール空港へ。(Acoちゃん、Tomoくんありがとう!)
ここから2時間弱のフライトでミラノへ向かいます。



上空から見たアルプス山脈。すごい眺めです。


到着したマルペンサ空港には、私の友人AleのダンナさんRoberto氏が、
平日にも関わらず、仕事を早く切り上げてわざわざ迎えに来てくれました。

引っ越したばかりという彼らのマンションの豪華さにビックリ。
写真はないけれどリビングは20畳くらいありました。
 
 

アメリカ留学時に知り合ったAleが、ダンナ様を連れて日本に遊びに
来てくれたのは4年前。たった4年会わない間に、彼女は2児の、
私も1児の母になっていることが何だか不思議な感じでした。
しかし、子供たち3人(3歳、2歳、1歳)が一緒になると
騒々しくてゆっくり感慨に浸る暇もありません(苦笑)
着いたのが夕方だったため、彼女と私と子供たちは散歩がてら
夕飯の食材を買いに、近所のマーケットを見に行きました。

その間、Roberto氏は夫をバイクの後ろに乗せてミラノ中心部の
主要な観光スポットをひと通り案内しに出かけてくれました。

そして夕飯。花も子供たち専用のテーブルにつき、持ってきた
My箸でパスタをいただいております。
子供って何の違和感もなく溶け込めるから不思議。。

(左)Silvia3歳(右)Andrea2歳

イタリアでの初パスタ、大人はジェノベーゼ、子供たちはトマトソースを
ごちそうになりました。おいしかったなぁ。
花も食べたことがないくらいの量を夢中でたいらげていました

⑩につづく。

旅日記⑧ アムステルダム編

2010年11月09日 | 日記
(⑦にディック・ブルーナハウスの写真を数枚追加しました。)
オランダ4日目。翌日はイタリアへの移動日だったため、
ゆっくり観光ができるのは、この日が最後です。

ところで、ここまで書くのを忘れていましたが、オランダに
着いてからというもの、毎日必ず一度は小雨に降られました。
この季節はそれが当たり前のようで、一日中晴れている日は
まずほとんどないそうです。
まあ小雨くらいなら仕方ないか、と思っていたら、よりによって
アムステルダムを回ったこの日は朝から夕方までずーーーっと雨。
しかも時折どしゃ降りに近い雨。ツイてないですね


さて、せっかく大都市に来たのですが、今回は子連れ旅のため
優雅にショッピングor美術館巡りというコースは断念。
主な史跡をいくつかと、夫の希望で有名な最新建築物の数々を
見に行くことにしました。

まず、東京駅のモデルになったと言われるアムステルダム中央駅。1889年築。

一部改修中なのが残念でしたが、赤レンガ造りのステキな建物でした。


駅前から続く大通りを歩いて、王宮の建つダム広場へ向かいます。
ところが、なぜかこの日は広場全体が移動遊園地になっていました。
しかも観覧車やジェットコースター的なものまである本格的なやつ。
うーん、普段の広場の雰囲気が全く分からず残念。

謎のキャラ

そしてダム広場奥に建つ王宮は、まさかの全面改修中
天辺の塔のような所しか見えません



…気を取り直して、再び街の中を歩きます。


歴史を感じさせる建物の数々。


運河をゆっくりと下るクルーズ船。これで街を巡るのも良さそうです。


1631年に建てられたという西教会。
レンブラントもここに埋葬されているそうです。


西教会前にひっそりと建つアンネ・フランク像。


この教会の裏に、アンネ・フランクが2年間身を隠していたという隠れ家があり
今はアンネ・フランクハウスという記念館としてその部屋の中が公開されています。

アンネ・フランクハウスは、私がアムステルダムで訪ねたい所の
一つだったのですが、子連れで静かに見るのが難しそうなこと、
常時長蛇の列ができていることから今回は諦めました。(恐らく数時間待ち)


そろそろお腹も空いてきたので、どこかでお昼を食べようとお店を探していると
ふと古めかしいカフェを発見。中をのぞいて見るとなかなか雰囲気が良く
しかもあまり観光客向けでない感じが気に入ったので入ってみることにしました。

頼んだのは自家製ミートボールがのったパン。花も気に入ってパクパク。


後で知ったのですが、1690年に酒屋として創業したカフェだそうで、
地元の人たちの間ではわりと有名なお店のようです。1690年って…。
こんなふうに、大都市でさえ数百年の歴史とごく自然に共生できている
ところがヨーロッパの素晴らしさだなぁとつくづく感じます。

雨がちょっと小降りになったので、花もプラプラ。


自転車レンタルのお店。ユニークな自転車がたくさん置いてありました。
晴れていたら乗りたかったなぁ。


この後、トラムに乗って移動し、東港湾地区と呼ばれる再開発地区へ
建造物を見に行きました。ここには有名建築家たちが手がけた集合住宅や
オフィスビルがいくつも建ち並んでいて、日本でもよく雑誌などで特集されています。
この頃には雨もかなり激しくなっていたうえ、どちらかというとマニアックなスポットのため
私たち以外の観光客はほとんどいませんでした(ちなみに花はベビーカーで爆睡中)
 
 
 
 
 
 

運河を挟んで向こう岸にはWhaleと呼ばれる巨大な集合住宅が。
確かにクジラのかたちをしています。


この写真ではうまく伝わらないのですが、間近で見ると、どれも迫力があって
かなり面白い建物ばかりでした。まだまだ見たい建物があったのですが
時間が足りず…。(アムステルダムの建築に興味のある方はコチラもどうぞ。)


アムステルダムは思っていた以上に見所が多く、今回はほんの一部しか
見て回ることができませんでした。
ゴッホ美術館や国立博物館、アンネの家にも行きたかったし、
他にも見たい史跡がたくさんありました。
いつかまた、今度はぜひ2,3日かけてゆっくり訪ねてみたいです。

こんな感じで、オランダでの4日間は盛りだくさんで
あっという間に過ぎてしまいました。
次はミラノに移動します。

⑨につづく。


旅日記⑦ ユトレヒト編

2010年11月05日 | 日記
さて、やっと花お待ちかねのユトレヒトに到着。
お昼を食べ、まずは街の中心部を歩きます。
たくさんのレストランやショップが並び、結構にぎやか。

余談ですが、オランダのどこの都市でも3軒に1軒は靴屋さん?
というくらい、靴を売る店が多いことに驚きました。
石畳で擦り減りやすいのかしら。

花はここでもどんどん歩いていきます。


ランチ後だというのに、気になっていたオランダ名物のフライドポテトにトライ。
大量のポテトにフリッツソースと呼ばれるマヨネーズソースがたっぷり。
濃厚なのに、おいしくて軽く食べられてしまいます。危険…。

ミッフィー美術館(ディック・ブルーナハウス)は、中心部からやや外れた所に
ひっそりと建っているらしく、オフィスや住宅が並ぶエリアを抜けていきます。
街の印象としては、デルフトの規模を少し大きくした感じ。
落ち着いていて、暮らしやすそう。


…とその時、花が何かを発見。「あ、あれは!」

「みっふぃーしゃんだ


小さいのによく見つけたね。


というわけで、感動のご対面


入口にドーンと建つ、金のミッフィー像。


壁一面に飾られたディック・ブルーナさんの絵本。


絵本の朗読が数ヵ国の言語で聞けるブース。花は英語を選択。
「フムフム」


イスもこんな感じ。


隣りの部屋には子供たちが遊べるスペースが。
花は右の家に入ってずーっと遊んでいました。
 




2階はミッフィーシリーズ以外の絵本の原画の他、ブルーナさんの
グラフィックデザイナーとしての作品もたくさん展示されていて
小さいながらも見ごたえのある美術館でした。
私も夫も元々ブルーナ作品のファンなので、親子共々幸せな時間を過ごしました。
平日で人が少なかったのも良かったのかも。
最後にミュージアムショップで、花にクレヨンとマグカップを買いました。

ディック・ブルーナハウスを含め、ユトレヒトはいつかまたゆっくり訪れてみたい
都市の一つになりました。


⑧につづく。

旅日記⑥ ゴーダ編

2010年11月04日 | 日記
オランダ3日目。
ようやく花が待ちに待ったミッフィー美術館(inユトレヒト)へ出かける日です。
…がその前に、せっかく通り道なので、チーズで有名なゴーダで途中下車することに。

小さくてかわいらしい街並み。


(裏側から撮っちゃいましたが)市庁舎。
このレプリカがハウステンボスにあるそうです。


市庁舎近くの菓子店。
ここでAcoさんオススメのキャラメルワッフルを買いました。


ハンドメイドのキャンドル屋さん。素朴ながら温かみのあるキャンドルばかり。


メインの通り。見上げるとゴーダチーズのオブジェがいくつも吊るされています。



ゴーダを少し散策した後、再び列車に乗りいよいよユトレヒトへ向かいます。

…⑦につづく。

旅日記⑤ デルフト編

2010年11月04日 | 日記
2日目後半。
夕方ロッテルダムから戻り、Acoさん夫婦とデルフトの中心部で合流しました。
Tomo氏が通う大学があることもあって、普段彼らの活動拠点となっている街です。
ロッテルダムとは打って変わって、どこをとっても静かで落ち着いた雰囲気。
ただし、自転車の通行量の多さには驚かされました。油断していると跳ねられそう。

Tomoくんも自転車で登場。


花はいつもと違う景色が刺激的なのか、
一人でズンズン歩いていきます。

とにかく歩きます。

「わーい、わーい」(←どこで覚えたのか、最近楽しい時は本当にこう言います)


運河にはボートハウスが浮かんでいたり…

白鳥がいたり。

夕日が似合うステキな街です。


東門と呼ばれる古い門。周りの紅葉がきれいでした。


街の中心部に建つ新教会。


広場を挟んで新教会の向かいに建つ市庁舎。


市庁舎裏にある、夫婦オススメのカフェ&ダイニングバーで晩ゴハン。
この日はうちの夫の誕生日だったので、ささやかにお祝いしました。
花はミルクで乾杯。
 
夫が二人からもらったチョコレート(↓発音が難しそう。)


やっぱり今日も疲れたよ。。


⑥につづく。