碧光老師の着想学

着想学:主に着眼点+想定力から取っています
老害発生の原理 を書いています

第参章1話 「ブラック企業が存続できる理由 1」

2021-05-04 07:07:07 | 哲学・思想

私の知っている同族会社は上場企業にもかかわらず勤務時間が毎日最低14時間で残業無し有給不可で、入社時に週休2日を建前としていながら平社員から1つ出世すると月に6回の休みになって2つ出世すると週休1以下(労働基準法に週によっては抵触)両方とも課長職ってわけではないので(主任みたいな立場)役職だから残業付かないとかの説明は意味をなさない筈です ⇒ ひたすら洗脳しようとしてきます

まぁ今でいうBLACKですね

でもBLACKの社長は大概がBLACK企業の概念すら知らない場合が多かったのです(ちなみに小さい会社は労働基準法を知らない社長もいまだに大勢います⇒知らないふりしてブラックを放置している様な人もいるかもしれませんが、うんざりする位に最低基準を解ってないです)家族経営の延長です

この段階で既に能力とか関係なく根性論的な経営なので、コンサルタントとしてまともな意見を言うと普通に反論しかもらわないです

大きくなる前に気が付くことは多分ないのだろうな~

当然、たまに新人が入っても長続きしないか潰されるかです

それでも会社としての存続は運悪く就職してしまった新人さん達の労働によって維持されちゃっているのです

なので、会社が潰れる迄は永続的に経営能力とか管理能力とかと関係なしに企業としては維持されていきます

勿論、経営者が変わらない ⇒ 経営方法が悪いとすら思わない

短いですが、要はBLACK企業の経営者は初期段階の入社時に説明した内容を守らず労働基準法を解ってもいない経営者(確信犯も当然含みます)であり、現在も物凄く多いという事だけ知っておきましょう

(労働基準法では週一回休みがあればクリアです)

(ネットで叩かれるのは有名な企業だけですからね)

何故BLACK経営するのかは愚問です ⇒ 働く側(雇用される側)の生活とかを考えたりする事も継続性を考える事もなく自分が楽をして稼ぎたいだけの経営者だからです

こういう経営者が最低賃金を一生懸命抑える様に色々と活動しているのです