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お山にお宮がたちました

お山の神様と神社仏閣めぐり

四万十川源流点

2021-05-31 06:23:00 | 田舎の神様のこと

一番上の姉がどうしてもお詣りしたいと姪っ子と一緒に帰ってきた。どうしてもというと連れて行ってあげたくなる。

そしたら、この間天井画を描いてくれた素敵な女性が私もお詣りに行きたいというので、コロナのこともあるから事情も説明し姉もいるけど構わないかと聴くと気にしないというので総出でお詣りに行くことになった。人もいないし、密にもならないから大丈夫。もうちょっとで到着というところで白鷺のお出迎え。




もう少しでお宮が建つよと言ったけど、建つ前も見たいし、あげるところも見たいし、手作りの道も見たいし、草刈りでも何でもして一緒に長靴履いてでも綺麗にしたいと言ってくれた方。美人だし性格も可愛いくてありがたいと思った。

今まで誰もお詣りに行かなくなってたんだから、私が出来ることは行きたいという人は皆んな連れて行ってあげること。望む人がいれば何度でも連れて行きます。というか、自分もしょっちゅうお詣りしたくて行っています。笑

今回一緒にお詣りに行った天井画を描いてくれた方は石川県出身の方で、高知に住んで長いのだけれど、白山比咩神社に行く前に金釼宮の事を教えてくれた方。

金釼宮には金刀比羅神社、恵比寿神社、天の眞名井がお祀りされていて、教えていただいていたからお祀りできて本当に良かったと思う。既にお遍路もまわっていて、お遍路の事も色々教えてくれた素敵な女性。

その方はしまなみ海道の大山祇神社が大好きのようで、大山祇神社はお父さんみたいな感じがするって言うので、お山の神様との魂のご縁が深いのかもしれないと思った。

快晴で金刀比羅神社は御神氣に溢れていた。まるで鳳凰が飛び立ったかのような感じ。




恵比寿様の御神木のところも美しくて、皆んなとても喜んでくれた。




耳の神様のところでは磐笛を見せてあげ荒神様のお話をしてあげた。河内五社神社にも行きたいというので連れて行って御神木のお話をした。雷が鳴って御神木が倒れかかりお宮を倒しそうになったから御神木を切ったらしいと話をすると、逆だよねと話してくれた。同じ感性だと思った。

それから龍神様がいらっしゃる稲葉洞にお詣りに行った。御神氣が凄い。






稲葉洞の龍神様も喜んでくれたのかしら。

稲葉洞から車で上に上がり、さらに徒歩で25分山を登り、四万十川源流点に向かった。私もはじめてのこと。幻想的な世界がそこにあった。大きな磐座に美しい木、川の水の優しい音に身心丸ごと癒された。






今は辛いなとか悲しいなとかいった悩みはあまりなくて私はとても幸せだけど、もし人生に行き詰まって辛いと感じることがあったら、ここに来れば、全てが小さい事のように感じられるんじゃないかと思った。何があっても水は流れ神々は万物のために恵みを与えてくださっている。






自然は優しく癒してくれる。自然の中で神々が恵みを与え続けてくれ私は生かされているんだと思った。愛そのものが神様。ありがとうございます。




伊弉諾神宮

2021-05-30 07:53:00 | 神社仏閣詣り

先週の金曜日に愛媛県で仕事があり、そこから足を伸ばして熊さんの家に泊まりに行くことにしました。県外で仕事があるとよく泊まりに行っています!

夜に話をしていたら、明日、伊弉諾神宮に行こうよと誘われたので二人でお詣りに行くことにしました。

伊弉諾神宮はずっとお詣りしたかったけど、本州の神社にお詣りに行く時は、早朝か夜中に淡路島を車で走る事になっていたのでなかなか寄れなかったのでとても嬉しかったです。

5月は仕事がハードだったけど、やっと目処がついたので久々のお詣りができ心がはずみました。

御祭神は伊弉諾大神、伊奘冉大神であり淡路國一の宮。

鳥居を入るとすぐにさざれ石があり敬神生活の綱領という石碑があり心に沁みました。


一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと

一、世のため人のために奉仕して、神のみこともちとして世をつくり固めなおすこと

一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共榮とを祈ること


境内には大きな夫婦の楠の木の御神木がありました。元は二本の楠がいつしか根を合わせて一株になったとあり、御神霊が宿り給う御神木と信仰されていると説明されていて、こちらの御神木がある岩楠神社は蛭子(ひるこ)大神を祀ってありました。


伊弉諾神宮ではほかにも境内で

住吉神社と鹿島神社

左右神社

竈神社と根神社

がお祀りされていました。


岩楠神社で蛭子命、左右神社の天照大御神と月読命、根神社の素戔嗚尊。三貴尊神。


関東で姉と二人鹿島神宮、香取神宮もお詣りしましたよ。武甕槌神様、経津主神様。こちらも大好きな神宮です。


住吉神社の御祭神は住吉3神。

住吉大神様も伊弉諾神宮でお祀りされているのですね。

伊弉諾大神が禊を行う時、

上の瀬は流れが速い。下の瀬は流れが弱い。

と言ってはじめて中の瀬に潜ってすすいだといいます。そして多くの神様がお生まれになったようです。

底、中、上と3箇所で禊をして

水の底で身をすすぐとき生まれたのが底綿津見神と底筒男命

中にすすぐときに生まれたのが中綿津見神と中筒男命

上にすすぐ時に生まれたのが上綿津見神と表筒男命

住吉神は綿津見の神である海の神と交互に生まれたから航海を司る神といわれています。


住吉大社で私は都会の中なのに海を感じました。目を閉じると周りは海みたいと思って、その事を姉と友達に話したことがあります。何とも言えないくらい懐かしく感じ、大好きな神社になりました。


実は綿津見神社が津野町の神様の近くにあり祀られているのです。何で山の中なのに海の神社があるのか不思議だなぁと思っていたのですが、そのお宮の正面には白鷺が彫られており、だから稲葉洞や道づくりの時、白鷺が飛んで観に来てくれていたのですね。


もしかして白鷺って長髄彦様が来てくださっていたのかしら?


そして竈神社の興津彦、興津姫の神様。食べ物の神様で火の神、荒神様なんですね。


伊弉諾神宮をお詣りして、そちらでお祀りされてある御祭神を知り、津野町の神様の事、少しだけわかりました。こんなありがたい神様をお山で昔からお祀りしていたところだったんですね。


津野町の山の中にある綿津見神社、今度お詣りしなきゃいけないと思いました。お宮に彫られている白鷺もみてみないと。


神様の事が大好きで求めました。そしたら思いがけず伊弉諾神宮に友達が誘ってくれ、お詣りできました。そして、与えてもらいました。教えてもらいました。ありがとうございます。


私の産土神は石立八幡様。応神天皇と神功皇后が御祭神です。神功皇后には不思議な力があり住吉神が天神の意思を伝えにこられたと言われているのですが、応神天皇がお腹にいる時、新羅への航海を決めたようです。応神天皇は10か月でなく15か月で生まれたので神の子ですよね。


私がここの神社を産土神として生まれたこともお山の神様と縁があるのですね。産土神は3つ社殿があり、3番目には竈戸神、国津神、恵比寿神をお祀りしているのです。お山の神様と同じだとこの間びっくりしました。


伊弉諾神宮から帰って一日寝て朝気付きました。地味に優しくゆっくり神様は導き教えてくれるんです。ありがとうございます。

今日はお山に行ってきます!



四国八十八箇所お遍路 第八番札所 熊谷寺

2021-05-28 07:11:00 | 四国八十八箇所 別格二十箇所

8番札所熊谷寺に着いたのは夕方だった。道を挟んで立派な仁王門があり、駐車場のすぐそばには藤の花が咲いていて、今回描かせていただいた天井画のヒントになった。薄紫の藤の花は何とも言えないくらい美しかった。 




こちらの寺は花の熊谷寺といわれるようで、春は桜、夏は紫陽花など花々を楽しめるお寺のようだ。仁王門の天井には天女様が描かれているようで、藤の花のところで天井画が紹介されていた。




駐車場からすぐ近くにある多宝塔もカラフルでとても美しかった。




御本尊  千手観世音菩薩

本尊真言 おん ばさら たらま きりく

ご詠歌 たきぎとり水熊谷の寺に来て 難行するも後の世のため


寺伝によれば、815年(弘仁6年)空海(弘法大師)がこの閼伽ヶ谷で修行をしていた際、熊野の飛瀧権現(熊野那智大社の別宮飛瀧神社の祭神)が現れて「永く衆生済度の礎とせよ」との宣託をし、18(5.5cm) の金の観音像を授けた。そこで堂宇を建立し、一刀三礼して霊木に等身大の千手観世音菩薩を刻んでその胎内に授けられた観音像を収めて本尊としたという。 Wikipediaより


こちらの寺の鎮守神は熊野権現とのこと、熊野三山とその奥宮の玉置神社はお詣りさせて頂いたことがあるから、熊野大権現と縁があると思うと嬉しくなる。 





こちらでは、その熊野大権現が千手観世音菩薩をお祀りせよと空海さんに告げ虚空はるかにお去りになったという。




石段を上がり中門をくぐると本堂があり、大師堂はさらにそこから階段を36段あがってお詣りに行った。




一番から八番。お遍路1日目のお詣りが終わった。初日最後の締めくくりの熊谷寺は歴史を感じさせる趣あるお寺だった。

3月に相次いでお遍路をまわったという素敵な女性二人からお話を聴き私も来月から始めると断言したので4月からスタートできて良かった。

5月は絵を描いたり、お仕事もバタバタでまだまわれてないけど、6月になったら予習もしっかりして、ゆっくりお詣りしていきます!



日本に生まれて幸せです

2021-05-27 08:45:00 | 田舎の神様のこと

かごめの唄って不思議だなぁってずっと思ってました。


籠目籠目

籠の中のとりは

いついつ出やる

夜明けの晩に

鶴と亀がすべった

後ろの正面だあれ


日本中の人がみんな知ってるけど意味がわからな

いから、怖いとか都市伝説がでたり。


夜明けの晩に

鶴と亀がすべった


亀は元伊勢籠神社かなぁ。

鶴は奥伊勢伊雑宮かなぁ。

すべるとは統べることかなぁ。


昨日はスーパームーン。

大好きな心の美しい知人が天井画に月を描いてくれました。可愛い方でお風呂にお塩を入れて、身を清めてスーパームーンに大好きなお月様を描くと言ってました。その心が嬉しくて、夜中まで描いてくれてたようで、今朝LINEで送られて来た絵に、心があったかくなりました。


太古の人は日本の国祖を敬い全てに神々が宿ると生きて来たんですね。

長い歴史の中で色々あって、人間は神様さえも隠したり名前を変えたり。

そんなことするから、神様を忘れ人間は物質中心になって奪い合ったり、騙しあったり、物を多く持てるものが偉いと勘違いしたり。


統べらなきゃいけないのですねぇ。


大きなお宮が立つことが嬉しくて、天井画も嬉しくて、何もかも嬉しくて。お山の神様の事を考えている時間が幸せで有難くて。


でも、わかりました。神様は、そうやって心を向けている真心、山さんに誠の心で謝りなさいといわれたその誠の心である真心。一点の曇りもない真心をキャッチしてくれているので、こうして神様に心を向けている、このお山の復興にかかわっている人の心を喜んでくださっていると想像します。


日本が大好きで、日本を護ってくださっている神様が大好きです。日本に生まれて良かったなぁと心から思った朝でした。





神様長い間お待たせいたしました。

2021-05-26 07:12:00 | 田舎の神様のこと

久々に琴さんと誠さんのお山の事務所に行くと、お宮に格子の扉がついていました。琴さんのお兄さんが一生懸命作ってくれたらしいです。そして大きな屋根も仕上がっていて本当に凄いことになっていました。

祠をあげる直前のこと、私は何も分からないから、神様の事を教えてくれた山さんに、祠をあげて良いかどうかと、祠の置く向きと日を聞いたことがありました。すると、天照大御神様が全て整えてくれたようだから、いつはじめても大丈夫だと教えてくれ、大きさはどれくらいでも良いと教えてもらっていたけど、こんなことになるなんて思ってもみなかったです。

禊が何たるかも知らず、母と一緒に思い立ったら吉日で、田舎の人に分からないようにこっそりやりはじめたことでした。

山さんには、神様にも準備があるからね、あと禊とかして神事はするもんなんだよと教えてもらい、どうやら神様まであれよあれよと焦らせてしまったようだけど、このお山で起こった不敬を知ってしまった以上は、申し訳なさすぎて、どうしてもそのままにすることができなくて気持ちが急いでしまいました。

神様本当に長いことお待たせしました。

誠さんが、土佐弁で 

神様、もうちょいやきねぇ、待ちよりよぉ!

と親しみ深く言った言葉にも愛を感じました。

この間、誠さんと琴さん夫婦が、淡路島の伊弉諾神宮にお詣りに行っていたらしくて、そこで桃をみて桃をこのお宮の魔除けに貼ろうと早速、誠さんは桃を彫ってくれたようです。




こんな感じになると見せてくれたのが上の写真。何とも味があり愛を感じます。

天井画も仕上がり、神様、本当にもうちょっとだけお待ちくださいというところにきています。6月にはお宮を津野山神界に据え付けてくれるようです。

ありがたくて涙がでてきます。

本当にありがとうございます。