NEWTOPIA

ウガンダの孤児スクールの記録

大道芸人がニュートピアにやって来た!!!

2012-07-23 21:19:35 | NEWTOPIA通信



「わ~!」「キャ~!!」「あはははっ」
目をキラキラさせながら、子供たちが大道芸人の動きをくい入るように見ている。
先生たちのくいつきも半端でない(笑)。

写真を担当していたクリントン先生もすっかり撮るのを忘れ、enjoyしまくっているように感じた。
*写真の数が少ないのはこの為です(笑)。
 
数日間は大道芸人の余韻が学校の中にあったように思う。
まさかウガンダの田舎でこんな機会が巡ってくるとは思っていなかった。
 

「カリバリオに大道芸人がいるらしい」

シルビアさんが言った何げない一言から、ここに呼んで子供たちに見せてやろうっという話になった。
用意したお金は25000シル。子供たちから一人300シルずつ、
スタッフが2000シル、足りない5000シルはシルビアさんが出してくれた。
300シルを持って来られなかった子供には見せないことにしていた。

保育所の小さい子たちは、大道芸人がなんなのかわかってなく、
すんなり帰ったものの、小学生組でお金を用意できなかった子が泣きながら帰っていく姿に、
どうしても見せてあげたくなり、2人分のお金を出すことにした。

「ア・ア・アンティ ありがとう!!」

と泣きながら2人は言ってくれた。
300シル×2=600シル(20円くらい)がとても大金に感じた。
 
大道芸人は色々な芸を用意していた。






ワイヤーを張ってその上を歩いたり、顎の上に物を乗せたバランス芸を見せてくれたり、
卵の中から飴を出したり、輪くぐりをしたり、身体に火を近づけてなんでもないふりをしたり・・・
やること、やること、子供たちには新鮮で、身を乗り出して目をまん丸くさせた。



 
最後に長い棒の上に立ち、足長大男になって歩いてくれた。
顔にはすっぽり布を被り、奇妙な顔をして歩いてくる大男に子供たちは悲鳴にも聞こえる歓声をあげた。
私も怖がっているふりをして、子供たちと逃げまわった。

日本にいたら、こういうこと見ても、
しれ~と見る私なのだが、子供たちと一緒に楽しみたかった。
初めて見ました!みたいなふりをしてはしゃぎまわった。
大の大人が逃げ回っていることに子供たちは大笑いしてくれた。
 
一芸、一芸にかける時間は少なく、
もう少し長くやればいいのに(輪くぐりとか一回しかやらなかったし・・・自信がないのかな??)
と思ったが、期待以上のことをしてくれたと思う。


又、このような楽しい機会が子供たちに訪れたらいいなと大道芸人が残していったゴミくずを拾いながら思った。


                       (7月22日 身和子 記)





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