いつもご無沙汰失礼を重ねておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?
55歳を超えてから著しい体力そして全身の機能の低下に、自信をますます喪失する月日でしたが、昨年のX'masの日の未明にに起きた心筋梗塞により、精神的にも先の見えない不安の日々を送っています。
今までにも増して、本気で後継者を探さなければ、学校がこの先何年も続けていけるように運営資金捻出の手立てを考えなければ、、-と思う。 . . . 本文を読む
皆さんのご声援にもかかわらず、NTPAの運営はなかなか思うように行きません。
(理想が高すぎて、そう簡単に行くわけないとも言えますが。)
私自身の病気と、急激な体力・気力の低下もあり、今年2月1日でKAKUTOの学校を出、
MASAKA市で隠居・療養生活を送っていますが、その後の学校運営は日本人抜きで
なかなか難しいものがあります。日常の会計はSYLVIA校長がやっているわけですが、
やはりUGA . . . 本文を読む
川向こうの火事。転じて、自分にはまったく関係のない出来事で、少しも痛痒を感じない
物事のたとえ。 (広辞苑)
矢張りAFRICA は日本からあまりに遠い。地理的にも、そして何よりもその人々の
文化、思考、道徳、さらに生活慣習・ペースの違いは、「同じ地球上に生きる人間だから」と
簡単に括ってしまえない大きな違いとギャップを感じざるを得ない。
かつて長くKENYAに住んでいた時、友人・旅人とよ . . . 本文を読む
2003年が閉じようとする12月、ケニア最大の日刊紙デイリー・ネイションが大変悲しい衝撃的なニュースを報じました。最新の国連機関の発表では、「アフリカの多くの国で平均寿命が大幅に下落している」というのです。それによると、1998年の調査から5年経った2003年、ケニアの平均寿命は52歳から46歳に6歳も下降しているのです。主な原因は、今アフリカ諸国を席巻しているエイズ禍の拡大です。
他の南部アフ . . . 本文を読む
あたかも暗黒の世のベールを取りのぞいたかのように明けた2003年です。
昨年12月27日に行われた総選挙の結果、独立以来39年間ほとんど専制政治を布いてきたKANU党が大敗し、レインボー国民連合(NARC・ナック)党が新政権を樹立しました。
1963年に英国の植民地支配から独立を勝ち取った際の中心人物であったジョモ・ケニヤッタ初代大統領の死去の後をついだ、二代目モイ大統領(78)。
その24年 . . . 本文を読む
AFRICAでの私の一つ目のプロジェクト”MAJUMAINI CHILDREN'S HOME”は、1986年に自己資金600万円で建物を立ち上げ、そこで2人の孤児と寝起きを共にすることから細々とスタート。その後マスコミに取り上げられたこともあり、二年目以降は多くの日本人の方々から支援を受け、資金繰りにはさほど苦しまなかった。
二つ目のウガンダでのエイズ孤児の為の職業訓練学校と、三つ目のストリート・ . . . 本文を読む
やっと、ついに買った自転車!
去年5月シランガ村に引っ越して以来、ずっとその必要性を思っていたが、高額な事と、そしてそれをもっているために強盗に襲われる危険性の故に考えあぐねていた自転車をついに買った。
丁度スーパーマーケットで値は張るが定評のある中国製を特売していて、3995シリング也(約6000円)であった。
この村で自転車を持つというのは余所で自転車を所有するのに等しい一財産だ。
決して時間 . . . 本文を読む
悲しいことに今月に入って、村で二人の知友を亡くした。(ウガンダに居た頃1991年から1996年は、毎月数名の知己がエイズやマラリア等できえていった。私は、自分の番が来る前に逃げ出したようなものだ。)
1人は去年、保育所造りに一緒に汗を流した仲間の奥さん。
その一週間前に出会って「元気?」って確認しあったとこなのに、あっという間のマラリア死だった。
もう1人はうちの保護者の甥。
彼の居住地は久しく水 . . . 本文を読む
先週、2人しか居ない私の日本人の友人の1人があまりの生活環境の悪化に耐え切れず日本へ帰国した。
ケニアの首都ナイロビ市には、1,000人近くの日本人がいて、その多くは市西部の丘陵地にある高級住宅地に住んでいる。
無計画な悪政を襲うかんばつの結果、今ケニア全土で節電・給水制限が行われている。
が、政府要人や金持ちが多く住む西側住宅地はもちろん例外で、24時間水も電気も供給されている。
現在のところ節 . . . 本文を読む