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「嫁の介護」は相続に反映されないの? 

2011-05-30 15:18:51 | 相続

           長男の嫁が、長年介護で夫の両親に尽くしました。さてこのお嫁さんは介護
      で尽くしたことが相続に反映されるでしょうか?

            

           残念ながら相続には、反映されないようです。なぜなら息子の嫁は、そもそも
      相続人ではないので、故人にいくら貢献しても寄与分とはならないからです。

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   ほとんどの女性はお金のために介護を
した訳では

  ないでしょうが、それにしても長年に渡り義理の親

  に尽くしたのであれば、「そんな~」と愕然とした

  気持ちになるのも理解できますよね。
               
       
  さてそれでは、嫁の介護が相続
で報われるには

  どうしたら良いのでしょうか?
    

     

     生前に遺言書を書いてもらえたらいいですね。内容は 「嫁は長年わたり
     
献身的な介護をしてくれたのでOO万円を遺贈する。」と言うような内容です。

     

          遺贈とは遺言によって贈与する事ですが、法定相続に優先するので、長年介護

         で義父、義母に貢献したお嫁さんが報われる、1つの方法ではないでしょうか。

                                    

                        


             


相続を考える  (ある弁護士は言った)

2011-05-14 12:44:41 | 相続

          

         ある弁護士は言った 「相続は主張した者勝ちです。」                                                                            

      またある女性弁護士はこう言った 「相続は、はたから見た第三者が

      ( 良い相続でしたね ) と言ってくれる様なのが一番良いと思いますよ。」

      うーむ!  同じ弁護士という職業でありながら、正反対の言葉!

 Wmn0030002jpg

  

  実はこの女性弁護士は長年調停委員を務め

  て人です。

  

  調停委員というのは家庭裁判所などで当事者

  双方の話合いの中で紛争が解決出来るように、

  アドバイスや説得をする人です。

  数多くの調停の経験から出た言葉なのだと思い

  ます。

          

      

  ところでこの「第三者」というのは、調停委員

  はもちろん、故人とごく親しかった人達も含

  まれるのでしょう。

  

  たとえば故人の兄弟である叔父や叔母など

  が、相続の終わった後に、「ああ、いい相続

  だったね~」と言ってくれるような分け方が、

  できるといいですね。

     

                               

                 

           

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