長男の嫁が、長年介護で夫の両親に尽くしました。さてこのお嫁さんは介護
で尽くしたことが相続に反映されるでしょうか?
残念ながら相続には、反映されないようです。なぜなら息子の嫁は、そもそも
相続人ではないので、故人にいくら貢献しても寄与分とはならないからです。
ないでしょうが、それにしても長年に渡り義理の親
に尽くしたのであれば、「そんな~」と愕然とした
気持ちになるのも理解できますよね。
さてそれでは、嫁の介護が相続で報われるには
どうしたら良いのでしょうか?
生前に遺言書を書いてもらえたらいいですね。内容は 「嫁は長年わたり
献身的な介護をしてくれたのでOO万円を遺贈する。」と言うような内容です。
遺贈とは遺言によって贈与する事ですが、法定相続に優先するので、長年介護
で義父、義母に貢献したお嫁さんが報われる、1つの方法ではないでしょうか。