萌黄の鳥

短歌を通しての交流

フェルメールからのラブレター展

2011-10-05 17:27:04 | Weblog

       
久しぶりに京都市美術館へ出掛けた。
地下鉄東山下車、白川を通る美術館へのこの道が好きだ。
10月5日なのにまだ萩が咲いていた。
清流に萩の花がよく似合う。
この川にかかる小さな橋を渡るカップルに出逢った。
わたしも真似をして1m幅の石橋を渡る。
美術館へのアプローチとなる時間だ。

美術館には9時半到着、予定より30分遅れたがこれがまたよかった。
9時だと空いてはいるが、人が誰もいないのも物足りないし、
適当に人がいて、適当に込み合うのが丁度よい。
音声ガイドに従ってゆっくり鑑賞できたのも今日は一人だったから、、。
なかなか連れがいるとこうはいかない。
フェルメール3点と十七世紀オランダの画家達の絵をゆっくり鑑賞できた。
美術館を出るとなんと100人位だろうか、並んで順を待っていた。

フェルメールの作品 3点

手紙を書く女    公文書など公的なものはあるが手紙を私的に書く習慣はなかった
          らしい。スペインから独立したオランダのプロテスタント教会が
          力を入れた高い教育の恩恵だという。
           

手紙を読む青衣の女 修復後、世界で最初の公開。アフガニスタンから運ぶれてきた
          ラピスラズリーの鉱石を砕いた絵具で青衣が描かれている。
          とても高価なものだったがフエルメールは好んで使っている。               

手紙を読む女と召使 壁にかかっているモーゼの絵とか光とか背景になっているものから
          絵を推理するというのも面白い。


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   生物学者がフェルメールを語る時風のなかより聞こえ来る麦笛
                            アリサ


              アリサ・ささきのりこ



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