パソコンの不具合でブログから遠ざかっている間に夏が終わってしまった。
今日もありさのぶろぐに78人の訪問者があるというのに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
でもこうゆういい加減さが長続きのコツと誰かが教えてくれたっけ。
もう秋がそこまでやって来ている。今年も同窓会の案内が来た。
どうも今ひとつ気乗りがしない。行けば行ったで大はしゃぎのする方なのに
この後ろ向き気分には自分ながら合点が行かぬ。青春の思い出は思い出の中だけに
仕舞って置きたいのかもしれない。
青春の痛みことりと音を立て郵便受けに同窓会通知
幹事は昔仲良くしていた友なので欠席ハガキだけでは悪いと思い電話を入れる。
立板に水、いや流れやまぬ滝の水といった感じで言葉がどどっと押し寄せてくる。
数々の不幸が友を襲ったようであるがこのほとばしる言葉の勢いはなんなのであろう。
負けずにありさも応戦するも到底及ぶところではない。
二人の不幸の差異が余りにも大きい。少々ありさの不幸に上乗せしても追いつかない。
只、友の悲しみを聞いて上げるだけでよかったのに自己反省しきりである。
電話は「文芸春愁」9月号の配達のクロネコ便のチャイムで終わりとなった。
毎年芥川賞はこの「文芸春愁」で読むのだ。たとえ芥川賞作品にがっかりしても他にも記事が一杯
あるというのがその主な理由である。評判高き作品にがっかりすること位腹の立つことは
ないからである。今年は二人受賞なので儲けたような気になっているが果たしてどうであろうか。
ありさ・ささきのりこ
HP「萌黄の鳥」
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