夏、セミが鳴く

2013-07-12 00:43:22 | 日記
いつものさくら並木の坂で、今日はセミがあちらこちらで鳴いている。最初は、あれ、ここで鳴いている、あれ、あっちもだと感じ。そして、少しうるさいくらい…鳴いている。一昨日か、その前か、初めて今年のセミの声を聞いたような気がした。でも、そのとき、もっとその声を聞こうとしたが、気のせいだったか、もう聞こえなかった。今日は、セミが本当によく鳴いている。(セミはたぶん、クマゼミ)夏なんだ。朝、目覚めたときから暑い。キョロキョロして歩いた。見つけたよ、セミのぬけがら。少し背の高い雑草にしがみついているぬけがらを。ふふ、土から出たんだね、どこで今鳴いているの?そして、また見つけたよ、道に落ちてたよ。半分しか胴体がないセミのからだ、アリがもうやってきてたよ。私が今日の朝に出会ったものは、夏の生の喜びだったのか、それとも、儚さ(はかなさ)?死があるから、生は輝く?ならば、死によって輝きを得るものが生(命)ならば、それは残酷なものではないのだろうか。


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