秋が来たら

朝、起きると外はびっくりするくらい涼しい。なのに、夜中に降った雨のせいか、家の中は何やら蒸し暑い。夕方も、何やら暑い、でもすーと涼しい風が通る。この間、買った冬瓜を食べなくては。店で、珍しく小さい冬瓜をころんと、（切らないで）売っていた。冷蔵庫に入らないので、台所にころがしてある、まだ傷んでないかしら。煮たものを、そのまま台所に出しっぱなしにするには、日中の温度はまだ高い。（今年は冬瓜をよく食べた。4等分位のものを買うと、熱いままを少し食べ、残りは冷蔵庫に入れて、翌日は冷たいのを食べる。）もう、これで夏は終わり、冬瓜もおしまいだ。
隣の庭先を、きーきーきーとヒヨドリが鳴き、飛んでいった。ヒヨドリも庭に帰って来た。南天の実を今年も食べるだろう。実のあるのを確認に来たのだろうか。そうだ、椿の実も今、あるはず。今年こそ、椿の実を拾い土に埋めて、芽がでるのを確かめたいなぁ。
やってみたいことは、いっぱい。なのに実行に移せず、今度はこれ、とか計画を思い描くのみ。秋の木の実をいっぱい拾ってみたい、という私の夢は、実行されるでしょうか。
幼く、無心にドングリなど、袋いっぱい拾った私は、とても得意で幸せだった。もう一度、無心に秋を感じたい。