キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

岡本太郎さんの 自分の中に毒をもて 読書メモ

2020年10月17日 | 読書メモ
横浜で毒と表現と冠をつけて個展をさせて頂きました。
内なるものをつらつら表現して 嫌われることを恐れずにやってみたいという試みでした。

その展示前に いつも応援してくださる かおるさんから1冊の本をお借りしました。

岡本太郎さんの「自分の中に毒をもて」という著書

岡本太郎さんの言葉は刺さるものがあります。
岡本太郎さんの作品は太陽の塔以外は気味が悪くて好きじゃないのですが、太郎先生の生き様やご著書は大変尊敬します。
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読書メモ

「嫌な感じ」にはもう1つ理由がある。芸術に触れる時、相手の高みにまで踏み込んで行かなければならないからだ。
日常の小賢しい自分のままで、ぬくぬくとすわったまま、つかめるはずがない。
感動するという事は背のびを強要されることだ。
だが、対するものが素晴らしければ、せいいっぱい背のびをしても間に合わない。
その距離は絶望的だ。身体をズタズタに切って伸ばしたって届かない...。
しかし、そのアガキの中にこそ、今までの自分の知らなかった新しい自分が出現してくるのだ。
美しい感動。だが不気味だ。

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刺さります。
感動しているのに、脳が追いつかない妙に焦らされるような時があります。
なるほど...
作者の高度な次元に及ばずにじたばたと私はうろたえていたのです。
それでも アガキ続ける事でしか
自分の成長はないんだよ

岡本太郎さんが優しく諭して下さるような本でした。
おかしくださりありがとうございます😌🙏

笑喜堂さんのワークショップ

2020年10月17日 | 日記
京都市は八瀬にある猫猫寺さん
開運ミュージアムとしてリニューアルオープンされました。
今日はその初日

奉納させて頂いた、天井画も40数名の作家さんの素晴らしい作品に混ぜて頂いています🙏😌
嬉しいです〜🙆‍♂️






「ネコに変身イラスト」を出店させて頂いていたのですが、あいにくの雨で野外では冷えもあり 開店休業状態でしたので、気持ちを切り替えて遊ぶことに😉💖

張り子作品で活躍されている笑喜堂さんのワークショップに参加させて頂きました❣️




手作りのこの白い招き猫に和紙で模様を貼っていきます

作家のご夫婦がとても優しくて、親切で楽しいのです。

作る時に何を招きたいですか?と聞かれ
即答で
「恋愛運」と答えました(笑)

「そしたら色はピンクがいいですねぇ」

こんな風に 作りたいモノから
自分の願いを表現出来るのは嬉しいです

向井秀徳さんに届け❤️

ピンクのハチワレ猫ちゃん出来上がりました


右のクオリティが素晴らしい招き猫ちゃんは笑喜堂さんのお手本です

愛を招く子が出来上がりましたよー

仕上げに耳の中に赤い和紙を貼って下さいました。途端に色っぽく出来たのです。
さすがだなぁ...

猫猫寺さんにお供えしてお祈りします




私の好きな人が幸せでありますよう🙏😌