キムラトモミの絵と版画 制作ノート

日常の中の非日常、目に見えない大切なものを
少しでも形にしたくて制作しています。猫のいるこの世界が好きです

今日はセンチメンタル

2014年01月23日 | 作品

巡る季節 時間が奪われていくような いやいや 時間をもてあましているのかもしれない
上手にウソをつくことが 私には出来ない。
そんなふうに 傷つきやすくて それでいて 頑丈な 大人になってしまった。
取り返しのきかない気分だけが うっそうとした森のように茂る

あの時 頬にふいた風は 精霊からの祝福

そう思う事で 乗り切ろう
そう記すことで 今日を過ごそう


明日は百万遍の手づくり市に出店します

2014年01月14日 | 作品
お天気や気温が心配ですが、興味がありましたらどうぞお越しください。

今年の目標は
「低価格より価値あるものづくり」
です。
そして
「銅版画を全身全霊で愉しむ」
です。
欲を言えば、受賞したいですし、これだけで食べていけるほどのお仕事が欲しいですが。

なかなか芽が出ないと愚痴をこぼしていたら
妹に
「そんな簡単に上手くいったら面白くない」と言われました。いい妹です。感謝!

村上隆さんの著書の中に
北大路魯山人の言葉が引用されていて、グッときました
「傑作と凡作との間は紙一重の相違である。
しかもこの紙一重がなかなか破れない
これを突き破って傑作の粋に入るためには
精神の不断の緊張を必要とする」

頭ではこのお言葉、かなり理解できてるハズですが。
なかなか、実践が出来ないのであります。
敵は己に
分かっているのです。
でも自分に甘い私は、誰かの素晴らしい芸術性の中に嫉妬を抱き
泣き寝入りしないように前を見たいのであります。