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KATO 西武101系 低運

2012-11-30 21:09:25 | 西武-模型
実車が引退後、まさかのKATOからの発売となった西武101系低運車。

多摩川線ユーザーでもありますので、引退直前までお世話になった車両でした。

出来がいいのは試作品の段階で十分承知していましたが、ようやく届いたので、はたして「素材」としていいか悪いかを見てみました。

まず全面のバランス。




文句ない造形です。

この西武顔の造形を大幅に外してきたメーカーは無いので、作りやすい形状なのかもしれませんが、それにしてもまさに101系の顔です。
ちなみにGMの顔もライトを移設すればらしく見えます。


貫通扉周り。


まぁ妻面はいつものKATO仕様です。非常にアッサリ作ってあります。


101系のパンタ台は特徴ある形状でしたが、一体成形でらしく作ってあります。


ただしN101系でちゃんと浮いていたパンタ横のランボードは一体成形となっています。


ヒューズボックスも一体成形です。ヒューズボックスと言うか型抜き勾配がガッツリ付いた台形の箱です。
この辺はわざとN101系に合わせているのかと。


ただし避雷器だけは別パーツで側面の穴もちゃんと再現されています。
この避雷器のAssyは設定されていないのですが、他の形式でも使われているとすれば、探せば見つかるかも?


ちなみにN101系の避雷器は屋根板と一体成形です。



パンタ周辺はいじり甲斐がありそうです。


床下周りでは基本セットの先頭車に搭載されているカプラーの出来がなかなかよろしい。


これはAssy設定もあるので、西武ファンは買っておいて損は無いと思います。

ちょっと加工すればN101系にもフィット。
TNカプラーにする場合でもステップと逆台形の部品(正式名称は??)は切り取ってそのまま使えます。


さらに地味に部品としての価値が高いのがこちら↓↓


AK-3です。奥行き方向にも多少作ってありますので、切り取って使用すれば西武や国鉄車にも使えます。
101系はCPを載せ替えた車両も結構いたので、AK-3を撤去しHB-2000にすれば、わざわざAssyを買わなくても載せ替えられます。




完成度が高いこの101系も私にとっては素材。
調子に乗って・・・


基本セット×6、増結セット×1。
ワンマン対応車×5本と175F+191Fに化ける予定。

最後に実車画像。
多摩川線からの引退がささやかれ始めた頃の101系。








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