SS540

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まるまどを比べる

2013-05-01 20:27:17 | 上田電鉄-模型
鉄コレで上田のまるまどが発売になったので、試しに買ってみました。


と言うのも、まるまどはクロポをベースに制作中・・・

ただしここ2年間熟成中です。



屋根上の作り込みでは鉄コレに負けるはずはありませんが、車体のディテールと印象把握はぱっと見鉄コレもなかなか頑張っている様子。

まずは屋根上から。


っま、ここで負けていたら、何のためにフルパイピングしたのか分かりませんね。
つづいて全面の印象。

ディテールの繊細さではクロポの圧勝・・・
ですが、おでこのテールライト部が開口していたり、車体裾のボルトが再現されていたりと、鉄コレもなかなか頑張っています。
正直手すりとかは別パーツにするのでどぉ~でもいいのですが、テールライトとかは四角に開けるのが困難な大きさなので、ここは僅差で鉄コレに軍配が上がります。

しかし鉄コレの屋根上の隙間は設計ミスですか?ってくらい間隔が空いています。


車体側面。

ぱっと見はクロポが繊細な表現の様に見えますが・・・

拡大すると・・・



鉄コレの方が被写界深度外でピントが来ていませんが、車体側面から屋根にかけてのコルゲートの本数が鉄コレは4本、クロポは2本で違っています。

実物はこうなっています↓↓(実車の写真2枚は禁転載です)



車体上部、屋根との接続部分のコルゲートの数など細部を見てみると鉄コレの方が実物のディテールを忠実に再現していることが分かります。
また乗務員室ドア上側の水切りも鉄コレではモールドされていますが、クロポでは再現されていません。

車体裾のは実物は↓↓


細いコルゲートは12本です。
この部分は鉄コレも、クロポもちゃんと再現されています。
さらに鉄コレの場合はコルゲート端部の部分、コルゲートの山がつぶれていく部分も再現さています。

いいことずくめの鉄コレのように見えますが、ランボードについては、脚がちゃんと抜けているクロポの方が見栄えが断然良いです。
鉄コレのランボードは脚は抜けていないわ、グネグネだわ・・・いっそのこと一体成形で良かったのでは?と思います。

また鉄コレは塗装で損をしているので、カッチとしたモデルが欲しい場合はエッジのヤスリがけと再塗装は必須です。

7200系の場合、鉄コレもクロポもそれぞれ一長一短がありますが、造形自体は良く実車の特徴を再現できているため、どちらのモデルでも作り込めばいい作品が出来ると思います。
鉄コレは売り切れる前にもう1セット購入しておこうかと思っています。

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