うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

あなたの好きな漫画は何ですか?




私は子供の頃、漫画がとても苦手だった。
恥ずかしながら、コマの追い方が
よく分からなかったのだ。

小6の時、クラスで少女雑誌の
「りぼん」が爆発的にはやり始めた。
それを買わなければ話の輪に入って
いけないほどの人気振りだったので、
私もしぶしぶ買っていた。

漫画の中の登場人物の誰某くんが
カッコいいなどと、女子達がワイワイ
騒いでいた。漫画が苦手で、ましてや
恋愛がどうのなんて内容は私には
およびでなかった。

しかし、そんな私に救世主が現れた。
それが、このブログに度々登場する
お父さんは心配症だ。

私は、この漫画のこのコマに釘付けになった。
「フフっやることがこまかいぜ」
たしかに、静電気で掃除機に髪の毛が
つくのだ。それを、敢えて描いた作者の
芸の細かさに感心した。

このコマ然り。
「分からない人は、お母さんに聞こう」
時々、この作者は、小学生相手に
よく分からないものを出してくる。
そして、分からなかったら母親に説明を
委ねてくる。幼心に、すごいなと思った。
私は、この漫画で
「分かる人だけ分かったらエエ」という
世界があることを学んだ。


テンポの良さとギャグセンスが秀逸だった為、
漫画のコマの追い方は自然と分かるように
なった。もう、ページをめくるのが
もったいないやら、でもめくりたいやら
複雑な気持ちが交差する漫画だった。

今でも、事あるごとに読み返す。
古くなったら、わざわざ買い直している。


立ち上がれないほどツライことがあっても、
この漫画を読めば、どんな慰めの
言葉よりも早く立ち直れる。


「買うは一時の恥、買ったら一生の恥」
こんなフレーズを生み出せる作者の
センスが羨ましくて仕方ない。


自らを、半ば自虐的に
「少女マンガ界に咲くドクダミの花」と称する
彼女だが、ドクダミは日本の三大薬草でもある。
岡田あーみん、あなたが描いたマンガは
私の万能薬草となっている。

ではでは、またね。

🍄おまけ画像🍄

北野に怒られる名シーン


押すなよ、絶対押すなよ!押すなって!

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