先日もブログで書きましたが、授業の中で1人1本のリンゴの木を育てています。
前回は、花をつみとる作業でしたが、今回は実をつみとる摘果作業です。
花のつみとりは、ドキドキで、もう私の木にはリンゴがならないのではないかと心配しましたが、なんと!!!なっていました~

でも、私ひとりの力では勿論ありません。
先生や果樹の研究室の先輩方が後から私たちの木をきちんとチェックしていてくれたからなのです、
ありがとうございました
今回の作業には、こんな意味がありました。
着色や食味を良くし糖度をそろえる、品質向上のために・・・
樹勢、樹形の維持のために・・・
そのほかにもありますが、
りんごには手入れをよくした木だと
100年生きる木もあるそうです。
私たちの命より長く、そして一代ではなく次の世代の人にも
同じようにかわいがってもらうことが必要なのですね。
私が今回どんなにかわいがってあげるかで、寿命も決まるのかもしれません。
大事なお仕事です。
さて、1果の果実が発育するためには何枚の葉が必要だと思いますか?
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答えは
中玉品種で40葉
大玉品種で60-70葉
だそうです。
その葉たちの働きが果実への栄養供給へとつながるのです。
ということは、
葉の枚数に果実の数をあわせなくてはなりませんね~
そう、今回はあわせる作業だったのです。
たくさんなっているところでも、色や大きさを比べて
良いものをひとつ選ぶ・・・がんばって育ってきたのに
とられてしまう実もありちょっとかわいそうでした。
心の中ではゴメンね~といいながら、ポロッととる連続・・・
天気が悪く寒い中での作業はつらかったけど、
農家さんも同じ思いをして育てているのだから
がんばらなくてはいけませんね。
次回の授業まで、リンゴがすくすくと育ってくれることを祈ってます

