ふじのくにのワンコ剣道

愛犬むさし の目線で綴る、趣味の剣道や大好きなワンコの日常ブログ・吹奏楽ネタもあり♪

さりげない一言

2014-09-29 12:35:14 | 剣道
剣道。それは、寒さ 暑さ 臭さ そして青アザとの闘い…。
大して稽古をしていないママも、ドウやコテ打ちが外れた竹刀による打ち身のアザが無い日はない。なぜなら、一度アザになると なかなか消えないオトシゴロだから。

こんなアザまみれの腕を見たら、きっと百年の恋も冷めるに違いない…。

もちろんこれはお互い様だから、下手っぴなママは もっとお相手にアザをこさえてしまっていると思う(ミナサマすみません)。

でも、すんごく痛くてタンコブになっちゃった時は さすがに涙がちょちょぎれるので 後でボクが「いたいのいたいの とぉい お空に とんでけ~」するんだけどね。
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ボク、優しい?
あ、で、本題(?)。

いつも大剣会で大人同士で稽古している時は、よほど酷い打ちで無い限り、打ちドコロを外してもお互い スルー。いちいち過剰反応していたら、稽古が滞ってしまう。

もちろん、ママが女の人だからと言って男の先生が甘くなるわけでもない。例え 打ちが防具以外の所に外れても 気にしないし、先生達の強い体当たりに さすがのママも すっ飛ばされそうになることもある(たまに ママが 飛ばしちゃうこともあるけどね。てへっ)。
もしかしたら、もっと線の細~い、小柄な きゃわゆい感じの女性相手なら、先生たちは も少しソフトな対応になるのかもしれないけど???
(あ、別に ママ、怒ってないよ?うん。これっぽっちも)

が、いちいち外した度に女性だからと言って「大丈夫?」「痛くない?」なんて言われたら、ママもやりにくい。先生たちだって やりにくい。従って、今の状況が楽しいし有難いのだけれど、、、

昨日。参加した。講習会の。地稽古の時に。

ママをみてくださった とある高段者の先生の竹刀がママのヒジの横っちょにバシッと当たってしまった。その瞬間 先生が、

「ご無礼をっ!」

っておっしゃったのだ!

ママ、すんごくビックリした。
普段、オジサマ方に囲まれていて、すっかり 自分もオジサン化しているママ。突然「ご婦人」扱いをして頂き、思わず動きが止まってしまった。

『今、先生、ご無礼をっ!って!武士みたい!紳士!』

真剣な稽古中に そんなことが頭を横切るママ、いけないとは思うんだけど、それくらい衝撃的だったのだ。

しかも、こちらの先生、いたって自然にさりげなく さらっと おっしゃった。明らかに歳も格も下の下の下のママに対しての このお言葉。先生の方がお歳も格も遥かにママより上の上の上なのに これっぽっちも偉ぶった感じがない。

いつも大剣会で サトウ先生が言っている、「相手を敬いましょう。思いやりをもちましょう」って、こういう事だよなぁ。と、しみじみ。
その先生に、稽古後ご挨拶に行ったら、やはり とてもシブかった。

さりげない一言が ひょんな事で相手の心に残ることがある。これは、良くも悪くも、どちらもあり。
今回は、ママ、嬉しかったらしい。

あ、別に このネタ書いたからって、サトウ先生や大剣会の先生たちに、コテやドウを外したら ママに「ご無礼をっ!」って言ってって意味じゃないよ?

もし先生方がそんなこと言ったら、きっとママ、
「センセ、熱あるの?」
って聞いちゃうと思う。

大剣会では、いつも通り、お相手をお願いいたしまする。

いつもながらの 至って個人的な感動ネタ。皆様 ご無礼つかまつりました。

コメント (2)
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