人物
ケロン軍の階級は兵長。ケロロ小隊の暗殺兵であり、ケロン軍特殊精鋭部隊「アサシン」のトップである。ニックネームは「トラウマ君」。
ドロロは「ゼロロ」という旧名から改名している(ドロロの過去を参照)。これについてはケロロ小隊・地球人(冬樹、夏美など)やアニメ版のチュートン(および、アニメ版のアサシン業界の人々)・シュララ軍団・ジララしか知らずケロン軍本部や母親にも知らせていなかったが、アニメ版のゾルルとプルルは認識した模様である。
家族は両親と弟がいるが、父親と弟は本編中に登場していない(ドロロの話のみ)。母もマスクをしている。
パートナーは東谷小雪。
外見
体色は青色で、目は水色。忍者を意識してか頭巾と口当て(頭巾はケロン星ですでにつけていた)をしている。頭巾とおなかにそれぞれ赤と黄色の手裏剣マーク。東谷小雪(下記参照)に出会うまでは口にガスマスクのようなものを装備していた。なぜか口当ての上からでも食べ物を食べられる(しかしアニメ第162話ではマスクをしていたために海苔巻きが食べられず、第197話Bパートでも同様に宇宙恵方巻が、第238話Aパートでは飲み物(何かは不明)が飲めなかった)。今は絶対に口当てをはずした顔を見せることはない(口当てが外れたこともあったが、ドロロがうつ伏せに倒れていたため見えない)。アフロカラーは水色(体の色よりも明るい)。
常に小刀を装備しているが、峰打ちのみで実際に人や動物を斬ったことはない(しかし巨大ロボを一発で斬りつけたり、ビームを跳ね返したりと性能は高い)。アニメ第54話(2ndシーズン初登場時)は長い刀を2本クロスするように背負っている。大木や岩などを斬るとなぜか彫刻になる。この小刀で相手を異次元の狭間に落として消失させると言う強力な必殺技「零次元斬」を放つことができる。
幼年期は頭巾ではなくケロロ達と同じ帽子をかぶり、口にはマスクをしていた。
ドロロの過去
前述のとおり、地球に来て改名するまでは「ゼロロ」という名前だった。
実家はかなり裕福であり、地球(主に日本製)の玩具を持っている。また裕福だが弁当はキャベツの芯とゴボウの皮の炒め物といった質素なおかずだった(母親の教育の可能性もあるがゼロロ自身も「勿体無い」と発言している。小雪曰く、「お金持ちの人ほど物を大切にする」からだという)。
幼少期は内気な性格で、いつもマスクをしていたことからわかるとおり病弱で周りからいつも遅れをとっていた。かつては自然だけが友達だったらしい(アニメ第57話の次回予告より)。ケロロやギロロとは、幼少時から一緒に遊んだ幼馴染の間柄。ゼロロはケロロの学校の転校生であり、ケロロが初めてゼロロに呼びかけたことから親しくなった(原作第140話より)。だがケロロはドロロをいじめることがあり、ドロロは今でも当時のことに関して多くのトラウマを抱えている(過去にケロロにされたいじめなどの行為一覧を参照)。内気な性格ゆえに友達は少なかったようで、ケロロの「友達じゃないか」という言葉に弱い部分があり、当時「友達」という名目でさせられた過酷な遊び(イジメ?)によって鍛えられた結果体もすっかり良くなり、当時二等兵にして(原作第140話より)「アサシン」のトップに上り詰めた。アサシンになったのは、幼少期にゼロロがブランコで1回転しそうになったときにブランコから手を離してしまったが、その時に地上に見事に着地できたためケロロに「絶対アサシンになれる」と言われたことがきっかけである。
なお、訓練所時代にジョリリに出会った体験は今でもドロロに影響を与えており、深読みをしすぎることがあるという性格がそれの表れである(アニメ第162話より。だがこれはケロロの推測であり、ジョリリに出会う前から深読みする部分はあった)。
アニメではケロン軍隠密特殊任務班「X1」(別名:吸血部隊)に所属し、「共食い」と呼ばれる恐ろしい訓練を受けていた時期もある(第189話にて判明。元ネタは『装甲騎兵ボトムズ』に登場する特殊部隊「レッドショルダー」である)。
地球に侵入しケロロ小隊が分裂した際に忍野村の「土呂呂の森」という場所(森の名前は原作のみ)で罠にかかってしまい(この罠はアサシンのトップであるゼロロでさえ見抜けないほどのものだった)、そこで東谷小雪(アニメでは小雪と零夜叉)に出会った。なお、初めて会った時は河童だと思われていた。[1]彼女から忍術と地球を愛する心を学び、その際に新たな自分として再出発をするためにドロロと改名し、原作ではこの時点から「ポコペン」という言葉の使用をやめている(ただし稀に使っている。アニメでは改名後も「ペコポン」という言葉を使っているが、地球を愛する気持ちは原作と変わりは無い)。地球を「ポコペン」と言わないのは今のところドロロだけである。このことから完全に地球側に回ったことは間違いないとみられる。事実、原作第123話でガルル小隊がケロロ達の個別での侵略ポイントを計測した所、彼は5人の中で一番ポイントが低かった。
ケロロ達と再会した後、忘れられていたせいと侵略者である彼らを敵とみなしたことで一時は絶縁するも、ヴァイパーに囚われた際彼らに助けられ、その後町中を花だらけにする「ケロン軍式花博大作戦」を通じ、ケロロ小隊に見事復帰した。なお、原作では第55話とかなり遅かったが、アニメでは第13話で初登場と早く再会した。
小隊の常識人
優しく生真面目な性格でケロロ小隊唯一の常識人として、ケロロたちのせいでバラバラに崩れていく漫画の展開をまとめる役割をする。小隊の中では地球人に最も信頼されており、お仕置きを受けることはほとんどない(ただし18巻で珍しく包帯ぐるぐるの大けがを負った。これでケロロ小隊は全員なんらかの理由で包帯を巻いたことになる)。また弱者や子供に寛大なところがあり、カララとチロロ(アニメではカララとタルル)が誤って地球を消去しそうになってしまった時も、悪意のない存在を怒ることは出来ないとコメントするほど出来た人。それゆえタママに「いなくなってしまったら、このマンガはどうなってしまうんだろう」と危惧されてしまう。
前述のように地球を愛する心を持つため、小隊の地球侵略作戦にはほとんど参加せず、ドロロの絵が描かれた板を作戦会議の席に置いていることもある(ただし「平和的だ」と判断したものには参加している)。またケロロたちの作戦やケロロ個人の行いで地球が滅亡しかけたとき、ドロロによって阻止されたことがしばしば。そしてケロロ小隊や地球がピンチに見舞われた時に駆けつけることが多く、ある意味物語の収集をつけるキャラクターである。
侵略作戦会議に参加しない一方で、小雪と共に町のパトロール、基地内での無農薬野菜の栽培、ゴミ拾いなどを真面目にいつも行っている。また敵性宇宙人による地球及び地球人に対する悪行を食い止め続けている。
しかし、話が盛り上がっているところでいきなり登場しクドクドと説教を始めたり、(単なる夏バテではあるが)寝込んでいるケロロの横で湿っぽい昔話を始め周りをどんよりとさせたりと、クルル曰く「ギロロ以上に空気は読めない」。
また他の主要メンバーと比べると忍野村での若干偏った知識を得ているためかケロロたちに比べると日本のことに詳しい。しかし、やはり地球人と考え方の根本的な違いがある。古めかしい言葉を使うだけあって漢字に詳しく、非常に達筆。
戦闘力
単騎での戦闘力はギロロ伍長をはるかに上回り、アサシン時代に会得した暗殺兵術(アサシン・マジック)の一つ「護法陣・閃光返し」でケロロ小隊の最終兵器をあっさりはね返すことができるなど、ケロロ小隊で最強の戦士である(ただしギロロが東谷家の武力制圧を試みた際はギロロがキレていたせいか互角の戦いだった)。更に地球に来てから忍野村での修行の結果、ドロロ忍法を編み出している。
また宇宙一武闘会で優勝した実績(ドロロが持つ記録の一覧を参照)もあり、他宇宙人からも名前が知られている程有名。暗殺兵術やドロロ忍法、零次元斬などの技を使える(零次元斬はゾルルも使用)。どれも強力な技である。ドロロのアンチバリアはアサシン仕様に改良されている。敵の正体を見極める鑑定眼力と言う能力を持つ。アニメでも第48話・第125話・第133話・第161話・第185話で使われた。ただしアリサ=サザンクロスは鑑定不能(鑑定結果は「不明瞭」)であった。特殊活動兵としての訓練を受けているので、有毒ガスが充満した空間などにいても平気である。しかし味方に対しては警戒を完全に解いているのか、背後からクルルにマスク越しに睡眠薬を嗅がされるなどして気を失うことがよくある。
またロボット(ドロロロボ)に乗ると性格が熱血化し、鬼に金棒と言わんばかりの実力を発揮する。
しかし最近のアニメでは第82話Bパートの「プラモケロロ」戦、第133話のアリサ戦・第143話のメカヴァイパーR戦・第148話Bパートの婆胃歯亜 痔用乃助戦のようにドロロが負ける戦いや、第161話のメケケ戦のようにかなり苦戦させられている戦いも増えてきており、原作ではクルルに「平和ボケで弱くなった」と指摘されたこともある(第110話)。アニメ第153話では自走式ちゃぶ台との戦いで大事な刀を折り、自分を鍛えなおすため小雪とともにコンロン山脈で修行をしたこともある。
トラウマ多き男
ちょっとしたきっかけでいじめられっ子としての忌まわしい過去を思い出したり、「自分が仲間はずれになっている」と感じたりすることがあり、その時に暗くなり体育座りをし、過去のトラウマの対象(ほぼ全部がケロロ)の所業を口にしてしまう状態を「トラウマスイッチが入る」といい、そうなると途端に使い物にならなくなる。そのギャップが彼のキャラクターになっている。またドロロのトラウマに便乗して、ケロロのトラウマスイッチも入ることがあり、自分の所業を口走り『ゼロロ君ごめんよ』と謝り続ける。
思い出の殆どがトラウマなので、零夜叉との思い出話を語った際にはタママに『ドロロ兵長にもトラウマ以外の思い出があったんですね』と言われてしまう。
アニメではトラウマスイッチが入ると通常一晩は元に戻らないとされ、トラウマスイッチはLv7までありLv7までいくと元に戻れなくなる(第64話Bパートより。宮部みゆきの小説『レベル7』が元ネタか)。ヒドくなるとドス黒いオーラを発する。幼少期にいじめられっ子だった点やよくトラウマスイッチが入る点から、アニメ第96話Bパートでケロロに「不幸に耐性がある」と言われたことがある。トラウマを思い出す際にケロロに何かされるが、それが追加されているのかは不明。
存在感が薄い
小隊に合流するまで他の隊員たちから忘れられていたことからも分かるように、ドロロは「忘れられやすいキャラ」である。さらに真面目すぎて空気が読めないと思われたり、仲間外れにされたりすることがあり、たまにナレーターにすら無視されることがある。また話している途中で他の者たちが話し始めたりするため、台詞を言い切れないことが多く、ケロロ小隊の歌ではその様子が顕著に表れる。もっとも、パートナーである東谷小雪に忘れられた事はない(ただし、彼女はドロロが皆に忘れられやすいことを知っており、他のメンバーが別行動を取っていて皆が「誰かいないような」という話になった時に「ドロロならここにいるよ」と差し出されてしまったことがある)。忘れられるとトラウマスイッチが入ることも多い。
ただしアニメ第40話Aパートのように、話によっては忘れられていたことが幸いした場合もある。
また、武者ケロ関連の話では戦国ラン星の空気が合うらしくいつも以上に自分の存在をアピールしておりクルル藪医曰くいつもより影が黒い[2]。
そんなドロロも、ゾルルを「あの…どちら様でござる?」と忘れており、アニメでは今まで間違えられた自分の名前を言っていた。原作では二等兵の頃に心技体の全てにおいてアサシントップの成績を収めるも、トップであるがゆえに記憶にも記録にも残らないアサシンの境地を極めることが出来ない、加えてアサシンにそぐわぬドロロの優し過ぎ性格をジララに突きつけられ、その後は一般の兵士として戦うこととなった。またその際にジララが遠まわしにゾルルのことを覚えているかと問うも、ドロロはやはり覚えてはいなかった。
しかし、アサシントップ及び宇宙一武闘会七場所優勝などの経歴から外部の人間からは知名度は高い。
パートナー・東谷小雪とその他の人物関係
普段は東谷小雪の家に居候しており、彼女は忍としてのドロロのパートナーであり命の恩人でもある。また、二人は「宇宙を超えた心」をもつ。
小雪以外の地球人では、冬樹とは互いに平和主義者という事もあってか、彼の行動に協力する事がある(アニメ20話・75話など)。又、睦実(サブロー)と共に、よく日向家の屋根で将棋をしている。小雪が慕っている夏美とは、二人同士でいる所を邪魔しないようにしている為かその場にいない事が多く、交流は割りと少なめであり、ドロロが地球側であることから彼女からのお叱りを受けることはかなり稀である。
ケロロやギロロとは今でも仲がいいが、ケロロにはいい様に扱われることがある。ケロロは転校して初めて出来た友達でもあるため、その存在意義はドロロの中で大きい。そしていくら彼にイジめられても、やはりケロロとギロロ(厳密にいえば、彼はドロロのことはいじめてはいない)のことは嫌いになれない(しかしPS2の『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』及び『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ』ではケロロのことは嫌いという設定になっている、攻略本には「根に持っている」と解釈された)。クルルとは会話をすることが少ない。
上記の通り、幼い頃から因縁があるらしくゾルルからライバル視されるも、ドロロ自身はまったく覚えていない。ほかにもヴァイパーからは『我が永遠のライバル』と勝手に決め付けられたりしているが、ドロロ本人はブラウン管越しにヴァイパーの姿を見た際に『元気そうでなにより』とコメントするほど交友的。
また強い相手と友情を結ぶことが多い。動物園のベンガルトラの虎男とは一戦交えて互いの力量を認め合い、また忍犬の零夜叉とはドロロの忍術修行の仲間で互いに技を磨きあい、友情を深め合っている。
話し言葉の特徴
普段の一人称は「拙者」で、語尾に「 - でござる」をつけて話す。これは地球に来て忍野村で暮らしてから身に付いたものだが、小雪にも「このご時世そんな言葉使いなんかしないよ」と不思議がられていた。また、呼称には「 - 殿」を使う。(ケロロは「隊長殿」。原作では最初冬樹・夏美のことを「 - 氏(うじ)」と呼んでいたが最近「 - 殿」になった)。なお幼年期の一人称は「僕」であり、ケロロやギロロのことを「君」付けで呼んでいた。
しかし、トラウマスイッチが入った時や動揺したときは口調が元に戻る。この時は幼年期を思い出しているため一人称が「僕」になり、仲間を君付けで呼び語尾も「 - だよ」調になり声質も弱々しくなり、時々目が涙目状態になりながら口当ての中から鼻水を流す事がある。幼年期と、忘れられた時の口癖は「ひどいよ(ケロロ君)」。プライベート度が強い時にもこの傾向がある(声質は弱くならない)。例外として気が狂った時(幽霊少女に怨念をかけられた際など)に「 - でごじゃる」、「 - でごじゃりまする。」となることがごく稀にある。また、アニメでは「俺」と言ったこともある(ラムネ&40のパロディ。詳細は下記)。ちなみにクシャミをする時には「ドロックショッ!!」とクシャミをする(アニメ第159話Bパート)。
小隊内の無線では自分のことを「ダート1」と言う(アニメ第104話でのドロロのコピーロボットの発言より)。
周りからの呼ばれ方は、タママが「ドロロ先輩」「ドロロ兵長」(稀に呼び捨てをすることもある)、モアが「ドロロさん」、秋が「ドロちゃん」で、それ以外の人はほとんど呼び捨て(同い年のケロロ・ギロロはともかく、ドロロより年下のクルルにも)にされている。だがたまにケロロからは「ドロロ君」と呼ばれる。因みにアニメ第64話Bパートでケロロのトラウマスイッチが入った時だけ「ゼロロ君」と呼んでいた。小隊の仲間からは階級で呼ばれることもある。またアニメ第41話Bパートで556に一度だけ「テレレ君」と言われたことがある。
アニメ第185話Bパートではギロロ同様、クルルが作った"ある発明品"の効力によってタママと同じ言葉遣いになった事もあった。
その他のエピソード
楽器演奏にも長けており、獅子舞の囃し方を担当したこともあった。
水練にも長けているが、海やプールに行こうとするときは何故か様々なツール(水中ゴーグルやシュノーケル、浮き輪)を身につけていることが多い。
忍び刀を右手でも左手でも扱うことから、両利きと思われる(使用頻度は右手のほうが高い)。
会議のときは椅子の上で正座をする。また、会議中に些細な揉め事で本気で泣いたこともある。
昔はピーマンが嫌いだった。好き嫌いは多いらしい(アニメ第230話Bパート)。
怒ると目が据わり、結構怖い(原作第79話・アニメ第49話Aパート)。
原作では、環境保護の活動を広めるための武呂具(ブログ)を運営したことがある。
お笑いに関するセンスはさっぱりで、よく小雪のくだらないギャグに一人爆笑しているシーンが登場する。また、アニメではごくまれにオヤジギャグを披露することがあるが、その際他の人はしらけていてドロロが一人だけでうけていることが多い(例:三瓶の有名なギャグなど)。
ケロロ小隊で唯一ドロロだけが携帯電話(宇宙とも通信可能な物で、恐らくケロン星から持ってきたと思われる)を所有していない(アニメ第127話Aパートで明らかになった)。そのせいでトラウマになったことも。
アニメ版の担当声優・草尾毅の代表作のネタを披露することも多い。例えば『スラムダンク』のファンならクスリとする「左手は添えるだけ」の台詞(これは原作でも使用されている)や『ラムネ&40』の主人公・ラムネスの台詞である「俺は今、猛烈に熱血してる」、ドロロロボに乗り込む際における『ドラゴンボールZ』のトランクスの台詞である「フュー……ジョン!はっ!!」がある。また小説版でもある事件がきっかけでラムネス(NG騎士ラムネ&40)、ラムネード(『VS騎士ラムネ&40炎』)、トランクス(『ドラゴンボールZ』)、烈火のリョウ(『鎧伝サムライトルーパー』)といった草尾の演じたキャラクターのネタを披露する話がある。ドロロに零次元斬(ゼロジゲンザン)という技があるが、元ネタは『テイルズ オブ ファンタジア』の主人公クレス・アルベインの持ち技・次元斬からである。
趣味は生け花(アニメ第106話Bパートより)。
存在感の薄いキャラであるが、Yahoo! きっずのケロロ軍曹特集における人気投票ではケロロを抜き1位になっている。
木でできたパソコンを使っている。原作14巻で広告バナーがドロロのブログに貼られたことでパソコンが重くなり、ブログが読めなくなっているためかなり性能が低いパソコンと思われる。広告バナーの量にもよるが、128MB以上のメインメモリーと300MHz以上のCPUを搭載していれば普通に動く。
夏美の代わりに悪事を働いたケロロにお仕置きをした事がある。
アニメ第156話Aパートでは忍としてロボット(「ドロロロボ」。ドロロ自身はからくり人形と呼んでいる)に乗るのは不本意だと言っている。だが実際に乗ると(厳密に言えばハンドルを握ると)、一人称が「拙者」から「俺」に変化するなどの性格が変貌してしまい、ケロロ達を唖然とさせる程のやる気満々の熱血漢になってしまう。又、直前までトラウマモードになっていても、ドロロロボに乗ると瞬時にトラウマモードから脱出できるようである(アニメ第202話より)。
冷し中華はゴマだれ味が好みである(アニメ第168話Aパートより)。
アサシンではあるが、相手を死に至らしめるまではしない(せいぜい眠らせるだけ、重くても(?)相手を異次元に落とす位)。しかしアニメ第189話では、(低年齢向けに配慮されているとはいえ)明確な殺害行為を行った(後に説明不足だが相手が生きていたことがわかった)。
お菓子は洋菓子よりも和菓子を好む(アニメ第192話Bパートより)。
好きな食べ物は納豆(アニメ第206話Bパートより)。これをけなされたときにはかなり熱くなっていた。
存在感が薄い故、暗闇の中では自身の影がかなり目立つようになり(アニメ第255話Aパートより)、空間が真っ白になった時は正反対に全く目立たなくなる(アニメ第255話Bパートより)。
ケロン軍の階級は兵長。ケロロ小隊の暗殺兵であり、ケロン軍特殊精鋭部隊「アサシン」のトップである。ニックネームは「トラウマ君」。
ドロロは「ゼロロ」という旧名から改名している(ドロロの過去を参照)。これについてはケロロ小隊・地球人(冬樹、夏美など)やアニメ版のチュートン(および、アニメ版のアサシン業界の人々)・シュララ軍団・ジララしか知らずケロン軍本部や母親にも知らせていなかったが、アニメ版のゾルルとプルルは認識した模様である。
家族は両親と弟がいるが、父親と弟は本編中に登場していない(ドロロの話のみ)。母もマスクをしている。
パートナーは東谷小雪。
外見
体色は青色で、目は水色。忍者を意識してか頭巾と口当て(頭巾はケロン星ですでにつけていた)をしている。頭巾とおなかにそれぞれ赤と黄色の手裏剣マーク。東谷小雪(下記参照)に出会うまでは口にガスマスクのようなものを装備していた。なぜか口当ての上からでも食べ物を食べられる(しかしアニメ第162話ではマスクをしていたために海苔巻きが食べられず、第197話Bパートでも同様に宇宙恵方巻が、第238話Aパートでは飲み物(何かは不明)が飲めなかった)。今は絶対に口当てをはずした顔を見せることはない(口当てが外れたこともあったが、ドロロがうつ伏せに倒れていたため見えない)。アフロカラーは水色(体の色よりも明るい)。
常に小刀を装備しているが、峰打ちのみで実際に人や動物を斬ったことはない(しかし巨大ロボを一発で斬りつけたり、ビームを跳ね返したりと性能は高い)。アニメ第54話(2ndシーズン初登場時)は長い刀を2本クロスするように背負っている。大木や岩などを斬るとなぜか彫刻になる。この小刀で相手を異次元の狭間に落として消失させると言う強力な必殺技「零次元斬」を放つことができる。
幼年期は頭巾ではなくケロロ達と同じ帽子をかぶり、口にはマスクをしていた。
ドロロの過去
前述のとおり、地球に来て改名するまでは「ゼロロ」という名前だった。
実家はかなり裕福であり、地球(主に日本製)の玩具を持っている。また裕福だが弁当はキャベツの芯とゴボウの皮の炒め物といった質素なおかずだった(母親の教育の可能性もあるがゼロロ自身も「勿体無い」と発言している。小雪曰く、「お金持ちの人ほど物を大切にする」からだという)。
幼少期は内気な性格で、いつもマスクをしていたことからわかるとおり病弱で周りからいつも遅れをとっていた。かつては自然だけが友達だったらしい(アニメ第57話の次回予告より)。ケロロやギロロとは、幼少時から一緒に遊んだ幼馴染の間柄。ゼロロはケロロの学校の転校生であり、ケロロが初めてゼロロに呼びかけたことから親しくなった(原作第140話より)。だがケロロはドロロをいじめることがあり、ドロロは今でも当時のことに関して多くのトラウマを抱えている(過去にケロロにされたいじめなどの行為一覧を参照)。内気な性格ゆえに友達は少なかったようで、ケロロの「友達じゃないか」という言葉に弱い部分があり、当時「友達」という名目でさせられた過酷な遊び(イジメ?)によって鍛えられた結果体もすっかり良くなり、当時二等兵にして(原作第140話より)「アサシン」のトップに上り詰めた。アサシンになったのは、幼少期にゼロロがブランコで1回転しそうになったときにブランコから手を離してしまったが、その時に地上に見事に着地できたためケロロに「絶対アサシンになれる」と言われたことがきっかけである。
なお、訓練所時代にジョリリに出会った体験は今でもドロロに影響を与えており、深読みをしすぎることがあるという性格がそれの表れである(アニメ第162話より。だがこれはケロロの推測であり、ジョリリに出会う前から深読みする部分はあった)。
アニメではケロン軍隠密特殊任務班「X1」(別名:吸血部隊)に所属し、「共食い」と呼ばれる恐ろしい訓練を受けていた時期もある(第189話にて判明。元ネタは『装甲騎兵ボトムズ』に登場する特殊部隊「レッドショルダー」である)。
地球に侵入しケロロ小隊が分裂した際に忍野村の「土呂呂の森」という場所(森の名前は原作のみ)で罠にかかってしまい(この罠はアサシンのトップであるゼロロでさえ見抜けないほどのものだった)、そこで東谷小雪(アニメでは小雪と零夜叉)に出会った。なお、初めて会った時は河童だと思われていた。[1]彼女から忍術と地球を愛する心を学び、その際に新たな自分として再出発をするためにドロロと改名し、原作ではこの時点から「ポコペン」という言葉の使用をやめている(ただし稀に使っている。アニメでは改名後も「ペコポン」という言葉を使っているが、地球を愛する気持ちは原作と変わりは無い)。地球を「ポコペン」と言わないのは今のところドロロだけである。このことから完全に地球側に回ったことは間違いないとみられる。事実、原作第123話でガルル小隊がケロロ達の個別での侵略ポイントを計測した所、彼は5人の中で一番ポイントが低かった。
ケロロ達と再会した後、忘れられていたせいと侵略者である彼らを敵とみなしたことで一時は絶縁するも、ヴァイパーに囚われた際彼らに助けられ、その後町中を花だらけにする「ケロン軍式花博大作戦」を通じ、ケロロ小隊に見事復帰した。なお、原作では第55話とかなり遅かったが、アニメでは第13話で初登場と早く再会した。
小隊の常識人
優しく生真面目な性格でケロロ小隊唯一の常識人として、ケロロたちのせいでバラバラに崩れていく漫画の展開をまとめる役割をする。小隊の中では地球人に最も信頼されており、お仕置きを受けることはほとんどない(ただし18巻で珍しく包帯ぐるぐるの大けがを負った。これでケロロ小隊は全員なんらかの理由で包帯を巻いたことになる)。また弱者や子供に寛大なところがあり、カララとチロロ(アニメではカララとタルル)が誤って地球を消去しそうになってしまった時も、悪意のない存在を怒ることは出来ないとコメントするほど出来た人。それゆえタママに「いなくなってしまったら、このマンガはどうなってしまうんだろう」と危惧されてしまう。
前述のように地球を愛する心を持つため、小隊の地球侵略作戦にはほとんど参加せず、ドロロの絵が描かれた板を作戦会議の席に置いていることもある(ただし「平和的だ」と判断したものには参加している)。またケロロたちの作戦やケロロ個人の行いで地球が滅亡しかけたとき、ドロロによって阻止されたことがしばしば。そしてケロロ小隊や地球がピンチに見舞われた時に駆けつけることが多く、ある意味物語の収集をつけるキャラクターである。
侵略作戦会議に参加しない一方で、小雪と共に町のパトロール、基地内での無農薬野菜の栽培、ゴミ拾いなどを真面目にいつも行っている。また敵性宇宙人による地球及び地球人に対する悪行を食い止め続けている。
しかし、話が盛り上がっているところでいきなり登場しクドクドと説教を始めたり、(単なる夏バテではあるが)寝込んでいるケロロの横で湿っぽい昔話を始め周りをどんよりとさせたりと、クルル曰く「ギロロ以上に空気は読めない」。
また他の主要メンバーと比べると忍野村での若干偏った知識を得ているためかケロロたちに比べると日本のことに詳しい。しかし、やはり地球人と考え方の根本的な違いがある。古めかしい言葉を使うだけあって漢字に詳しく、非常に達筆。
戦闘力
単騎での戦闘力はギロロ伍長をはるかに上回り、アサシン時代に会得した暗殺兵術(アサシン・マジック)の一つ「護法陣・閃光返し」でケロロ小隊の最終兵器をあっさりはね返すことができるなど、ケロロ小隊で最強の戦士である(ただしギロロが東谷家の武力制圧を試みた際はギロロがキレていたせいか互角の戦いだった)。更に地球に来てから忍野村での修行の結果、ドロロ忍法を編み出している。
また宇宙一武闘会で優勝した実績(ドロロが持つ記録の一覧を参照)もあり、他宇宙人からも名前が知られている程有名。暗殺兵術やドロロ忍法、零次元斬などの技を使える(零次元斬はゾルルも使用)。どれも強力な技である。ドロロのアンチバリアはアサシン仕様に改良されている。敵の正体を見極める鑑定眼力と言う能力を持つ。アニメでも第48話・第125話・第133話・第161話・第185話で使われた。ただしアリサ=サザンクロスは鑑定不能(鑑定結果は「不明瞭」)であった。特殊活動兵としての訓練を受けているので、有毒ガスが充満した空間などにいても平気である。しかし味方に対しては警戒を完全に解いているのか、背後からクルルにマスク越しに睡眠薬を嗅がされるなどして気を失うことがよくある。
またロボット(ドロロロボ)に乗ると性格が熱血化し、鬼に金棒と言わんばかりの実力を発揮する。
しかし最近のアニメでは第82話Bパートの「プラモケロロ」戦、第133話のアリサ戦・第143話のメカヴァイパーR戦・第148話Bパートの婆胃歯亜 痔用乃助戦のようにドロロが負ける戦いや、第161話のメケケ戦のようにかなり苦戦させられている戦いも増えてきており、原作ではクルルに「平和ボケで弱くなった」と指摘されたこともある(第110話)。アニメ第153話では自走式ちゃぶ台との戦いで大事な刀を折り、自分を鍛えなおすため小雪とともにコンロン山脈で修行をしたこともある。
トラウマ多き男
ちょっとしたきっかけでいじめられっ子としての忌まわしい過去を思い出したり、「自分が仲間はずれになっている」と感じたりすることがあり、その時に暗くなり体育座りをし、過去のトラウマの対象(ほぼ全部がケロロ)の所業を口にしてしまう状態を「トラウマスイッチが入る」といい、そうなると途端に使い物にならなくなる。そのギャップが彼のキャラクターになっている。またドロロのトラウマに便乗して、ケロロのトラウマスイッチも入ることがあり、自分の所業を口走り『ゼロロ君ごめんよ』と謝り続ける。
思い出の殆どがトラウマなので、零夜叉との思い出話を語った際にはタママに『ドロロ兵長にもトラウマ以外の思い出があったんですね』と言われてしまう。
アニメではトラウマスイッチが入ると通常一晩は元に戻らないとされ、トラウマスイッチはLv7までありLv7までいくと元に戻れなくなる(第64話Bパートより。宮部みゆきの小説『レベル7』が元ネタか)。ヒドくなるとドス黒いオーラを発する。幼少期にいじめられっ子だった点やよくトラウマスイッチが入る点から、アニメ第96話Bパートでケロロに「不幸に耐性がある」と言われたことがある。トラウマを思い出す際にケロロに何かされるが、それが追加されているのかは不明。
存在感が薄い
小隊に合流するまで他の隊員たちから忘れられていたことからも分かるように、ドロロは「忘れられやすいキャラ」である。さらに真面目すぎて空気が読めないと思われたり、仲間外れにされたりすることがあり、たまにナレーターにすら無視されることがある。また話している途中で他の者たちが話し始めたりするため、台詞を言い切れないことが多く、ケロロ小隊の歌ではその様子が顕著に表れる。もっとも、パートナーである東谷小雪に忘れられた事はない(ただし、彼女はドロロが皆に忘れられやすいことを知っており、他のメンバーが別行動を取っていて皆が「誰かいないような」という話になった時に「ドロロならここにいるよ」と差し出されてしまったことがある)。忘れられるとトラウマスイッチが入ることも多い。
ただしアニメ第40話Aパートのように、話によっては忘れられていたことが幸いした場合もある。
また、武者ケロ関連の話では戦国ラン星の空気が合うらしくいつも以上に自分の存在をアピールしておりクルル藪医曰くいつもより影が黒い[2]。
そんなドロロも、ゾルルを「あの…どちら様でござる?」と忘れており、アニメでは今まで間違えられた自分の名前を言っていた。原作では二等兵の頃に心技体の全てにおいてアサシントップの成績を収めるも、トップであるがゆえに記憶にも記録にも残らないアサシンの境地を極めることが出来ない、加えてアサシンにそぐわぬドロロの優し過ぎ性格をジララに突きつけられ、その後は一般の兵士として戦うこととなった。またその際にジララが遠まわしにゾルルのことを覚えているかと問うも、ドロロはやはり覚えてはいなかった。
しかし、アサシントップ及び宇宙一武闘会七場所優勝などの経歴から外部の人間からは知名度は高い。
パートナー・東谷小雪とその他の人物関係
普段は東谷小雪の家に居候しており、彼女は忍としてのドロロのパートナーであり命の恩人でもある。また、二人は「宇宙を超えた心」をもつ。
小雪以外の地球人では、冬樹とは互いに平和主義者という事もあってか、彼の行動に協力する事がある(アニメ20話・75話など)。又、睦実(サブロー)と共に、よく日向家の屋根で将棋をしている。小雪が慕っている夏美とは、二人同士でいる所を邪魔しないようにしている為かその場にいない事が多く、交流は割りと少なめであり、ドロロが地球側であることから彼女からのお叱りを受けることはかなり稀である。
ケロロやギロロとは今でも仲がいいが、ケロロにはいい様に扱われることがある。ケロロは転校して初めて出来た友達でもあるため、その存在意義はドロロの中で大きい。そしていくら彼にイジめられても、やはりケロロとギロロ(厳密にいえば、彼はドロロのことはいじめてはいない)のことは嫌いになれない(しかしPS2の『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』及び『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ』ではケロロのことは嫌いという設定になっている、攻略本には「根に持っている」と解釈された)。クルルとは会話をすることが少ない。
上記の通り、幼い頃から因縁があるらしくゾルルからライバル視されるも、ドロロ自身はまったく覚えていない。ほかにもヴァイパーからは『我が永遠のライバル』と勝手に決め付けられたりしているが、ドロロ本人はブラウン管越しにヴァイパーの姿を見た際に『元気そうでなにより』とコメントするほど交友的。
また強い相手と友情を結ぶことが多い。動物園のベンガルトラの虎男とは一戦交えて互いの力量を認め合い、また忍犬の零夜叉とはドロロの忍術修行の仲間で互いに技を磨きあい、友情を深め合っている。
話し言葉の特徴
普段の一人称は「拙者」で、語尾に「 - でござる」をつけて話す。これは地球に来て忍野村で暮らしてから身に付いたものだが、小雪にも「このご時世そんな言葉使いなんかしないよ」と不思議がられていた。また、呼称には「 - 殿」を使う。(ケロロは「隊長殿」。原作では最初冬樹・夏美のことを「 - 氏(うじ)」と呼んでいたが最近「 - 殿」になった)。なお幼年期の一人称は「僕」であり、ケロロやギロロのことを「君」付けで呼んでいた。
しかし、トラウマスイッチが入った時や動揺したときは口調が元に戻る。この時は幼年期を思い出しているため一人称が「僕」になり、仲間を君付けで呼び語尾も「 - だよ」調になり声質も弱々しくなり、時々目が涙目状態になりながら口当ての中から鼻水を流す事がある。幼年期と、忘れられた時の口癖は「ひどいよ(ケロロ君)」。プライベート度が強い時にもこの傾向がある(声質は弱くならない)。例外として気が狂った時(幽霊少女に怨念をかけられた際など)に「 - でごじゃる」、「 - でごじゃりまする。」となることがごく稀にある。また、アニメでは「俺」と言ったこともある(ラムネ&40のパロディ。詳細は下記)。ちなみにクシャミをする時には「ドロックショッ!!」とクシャミをする(アニメ第159話Bパート)。
小隊内の無線では自分のことを「ダート1」と言う(アニメ第104話でのドロロのコピーロボットの発言より)。
周りからの呼ばれ方は、タママが「ドロロ先輩」「ドロロ兵長」(稀に呼び捨てをすることもある)、モアが「ドロロさん」、秋が「ドロちゃん」で、それ以外の人はほとんど呼び捨て(同い年のケロロ・ギロロはともかく、ドロロより年下のクルルにも)にされている。だがたまにケロロからは「ドロロ君」と呼ばれる。因みにアニメ第64話Bパートでケロロのトラウマスイッチが入った時だけ「ゼロロ君」と呼んでいた。小隊の仲間からは階級で呼ばれることもある。またアニメ第41話Bパートで556に一度だけ「テレレ君」と言われたことがある。
アニメ第185話Bパートではギロロ同様、クルルが作った"ある発明品"の効力によってタママと同じ言葉遣いになった事もあった。
その他のエピソード
楽器演奏にも長けており、獅子舞の囃し方を担当したこともあった。
水練にも長けているが、海やプールに行こうとするときは何故か様々なツール(水中ゴーグルやシュノーケル、浮き輪)を身につけていることが多い。
忍び刀を右手でも左手でも扱うことから、両利きと思われる(使用頻度は右手のほうが高い)。
会議のときは椅子の上で正座をする。また、会議中に些細な揉め事で本気で泣いたこともある。
昔はピーマンが嫌いだった。好き嫌いは多いらしい(アニメ第230話Bパート)。
怒ると目が据わり、結構怖い(原作第79話・アニメ第49話Aパート)。
原作では、環境保護の活動を広めるための武呂具(ブログ)を運営したことがある。
お笑いに関するセンスはさっぱりで、よく小雪のくだらないギャグに一人爆笑しているシーンが登場する。また、アニメではごくまれにオヤジギャグを披露することがあるが、その際他の人はしらけていてドロロが一人だけでうけていることが多い(例:三瓶の有名なギャグなど)。
ケロロ小隊で唯一ドロロだけが携帯電話(宇宙とも通信可能な物で、恐らくケロン星から持ってきたと思われる)を所有していない(アニメ第127話Aパートで明らかになった)。そのせいでトラウマになったことも。
アニメ版の担当声優・草尾毅の代表作のネタを披露することも多い。例えば『スラムダンク』のファンならクスリとする「左手は添えるだけ」の台詞(これは原作でも使用されている)や『ラムネ&40』の主人公・ラムネスの台詞である「俺は今、猛烈に熱血してる」、ドロロロボに乗り込む際における『ドラゴンボールZ』のトランクスの台詞である「フュー……ジョン!はっ!!」がある。また小説版でもある事件がきっかけでラムネス(NG騎士ラムネ&40)、ラムネード(『VS騎士ラムネ&40炎』)、トランクス(『ドラゴンボールZ』)、烈火のリョウ(『鎧伝サムライトルーパー』)といった草尾の演じたキャラクターのネタを披露する話がある。ドロロに零次元斬(ゼロジゲンザン)という技があるが、元ネタは『テイルズ オブ ファンタジア』の主人公クレス・アルベインの持ち技・次元斬からである。
趣味は生け花(アニメ第106話Bパートより)。
存在感の薄いキャラであるが、Yahoo! きっずのケロロ軍曹特集における人気投票ではケロロを抜き1位になっている。
木でできたパソコンを使っている。原作14巻で広告バナーがドロロのブログに貼られたことでパソコンが重くなり、ブログが読めなくなっているためかなり性能が低いパソコンと思われる。広告バナーの量にもよるが、128MB以上のメインメモリーと300MHz以上のCPUを搭載していれば普通に動く。
夏美の代わりに悪事を働いたケロロにお仕置きをした事がある。
アニメ第156話Aパートでは忍としてロボット(「ドロロロボ」。ドロロ自身はからくり人形と呼んでいる)に乗るのは不本意だと言っている。だが実際に乗ると(厳密に言えばハンドルを握ると)、一人称が「拙者」から「俺」に変化するなどの性格が変貌してしまい、ケロロ達を唖然とさせる程のやる気満々の熱血漢になってしまう。又、直前までトラウマモードになっていても、ドロロロボに乗ると瞬時にトラウマモードから脱出できるようである(アニメ第202話より)。
冷し中華はゴマだれ味が好みである(アニメ第168話Aパートより)。
アサシンではあるが、相手を死に至らしめるまではしない(せいぜい眠らせるだけ、重くても(?)相手を異次元に落とす位)。しかしアニメ第189話では、(低年齢向けに配慮されているとはいえ)明確な殺害行為を行った(後に説明不足だが相手が生きていたことがわかった)。
お菓子は洋菓子よりも和菓子を好む(アニメ第192話Bパートより)。
好きな食べ物は納豆(アニメ第206話Bパートより)。これをけなされたときにはかなり熱くなっていた。
存在感が薄い故、暗闇の中では自身の影がかなり目立つようになり(アニメ第255話Aパートより)、空間が真っ白になった時は正反対に全く目立たなくなる(アニメ第255話Bパートより)。