15.「気張る男」(城山三郎著)
久々に城山三郎の本を読みました。これも文庫ですね。主人公の松本重太郎は、西の渋沢栄一と言われた関西の財界帝王。すざましい勢いで事業を拡大・多角化していきますが、晩年は倒産で私財放出の憂き目にあいます。この本も面白かったですが、確か学生の頃に読んだ同著の「雄気堂々」を読んだときとは随分と感激度合いが違う気がします。若さゆえ?ですかねえ。まあ、いづれにしても、著者の文体はどの著書も読みやすく、味わいがあって好きですね。
久々に城山三郎の本を読みました。これも文庫ですね。主人公の松本重太郎は、西の渋沢栄一と言われた関西の財界帝王。すざましい勢いで事業を拡大・多角化していきますが、晩年は倒産で私財放出の憂き目にあいます。この本も面白かったですが、確か学生の頃に読んだ同著の「雄気堂々」を読んだときとは随分と感激度合いが違う気がします。若さゆえ?ですかねえ。まあ、いづれにしても、著者の文体はどの著書も読みやすく、味わいがあって好きですね。