森元首相の
「国歌歌わなければ、日本代表じゃない」発言を
朝日新聞が特集していた
この件に関してはまた後で書ければいいなと思ってるけど
その記事の中で某野球評論家(国会議員経験者)が
「選手には国歌の予算がどれだけかかっているんだ。」的な内容のことを書かれていた。
「国の予算」=「国家を歌え」には大いに疑問があるが、
問題は、この「国の予算がかかってるんだ」的迫り方だと思う
ネット時代になる前も
期待されてメダルが取れなかった選手に対して
「税金泥棒!」的な罵声を浴びせる輩がけっこういた。
それが「ごめんなさい!」的な選手の敗戦後の態度に(銀メダルでも)
結びつている
まして、この罵詈雑言OKのネット時代
選手たちは、「負けたらどうしよう。」ってものすごい社会のプレッシャーと
戦っているんだと思う。
そんな時に、スポーツに関係している上の立場の人たちが
「代表だったら、もごもご国家歌うな。」とか
「どんだけ税金かけてると思ってるんだ。」的発言をすること自体
ますますアスリ―トを追い詰めるだけであり、
五輪の「アスリートファースト精神」」に反することである
私の親戚はよく国際試合を観ていて
「北朝鮮の選手たちは、負けると牢屋に入れられるのよね。」と度々言う
それが今も続いているかどうかは定かではないが、
社会という圧力が
負けた選手に
「税金どろぼう!」と罵声を浴びせる雰囲気がまだある日本も
それと大差ないのではないだろうか
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